米軍都市型戦闘訓練施設での実弾射撃訓練に抗議する沖縄の稲嶺知事の要請にたいし、政府は、「訓練の中止の要請はできない」の回答。いったい、どこの国の政府なのやら…。
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沖縄 米軍都市型訓練施設で実弾演習
米軍が、沖縄・金武町にある米軍キャンプハンセンの都市型戦闘訓練施設で実弾射撃演習を強行したのにたいし、19日、金武町で超党派の県民抗議集会が開かれ、1万人が参加しました。
民家からわずか300メートルのところで実弾をつかった訓練をやるんですよ。ほんとにめちゃくちゃです。本土では、ほとんど取り上げられなかったニュースですが、地元の琉球新報も沖縄タイムズも号外まで発行して取り上げた大きな事件です。僕ら本土の人間は、まずそのことを受け止める必要があると思いました。
【速報】訓練阻止へ怒り結集 金武町で抗議県民集会 米軍都市型訓練施設(琉球新報)
「都市型」に1万人抗議/金武町で県民集会 党派超え撤去要求/政府姿勢を批判(沖縄タイムス)
そして、こっちがQAB琉球朝日放送の、当日のニュース映像です。当時のニュースの概略を活字化してますが、動画を見てもらえれば、当日の集会の様子がもっと生々しく伝わってきます。
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またか…! 沖縄米兵、10歳の女の子に
沖縄の米軍かでなき地所属の空軍二等軍曹が、10歳の女児にTシャツをまくり上げさせ、胸を触るわいせつ行為をはたらき逮捕。
防衛庁や外務省は「あってはならない事件」「遺憾」を繰り返しますが、沖縄市長が語っているように、「抗議のたびに米軍は綱紀粛正というが、らちがあかない」というのが、沖縄県民の正直な気持ちでしょう。
北谷町議会が普天間ヘリ部隊の嘉手納移転反対を決議
普天間基地問題のさしあたり最良の解決策であるかのように、巧妙に事前リークされている海兵隊へリ部隊の嘉手納統合・移転案ですが、地元の北谷町議会が反対を決議。
基地をあっちこっちに移すだけでは問題は解決しない、ということです。
普天間の米海兵隊ヘリ基地、伊計島へ?
米軍普天間基地の海兵隊ヘリ基地を、沖縄東岸の伊計島に移設させる案を、政府が検討していると、「東京新聞」が報じています。
しかし、伊計島には現在米軍施設はなく、まったくの新基地建設になる訳で、沖縄の「負担」軽減どころか新規「負担増」です。
米軍普天間へリ部隊、辺野古沖移設断念か
毎日新聞が、「米軍再編:普天間の海兵隊ヘリ部隊 嘉手納に移設固まる」と報道。
しかし、普天間は都合悪いから嘉手納へというのでは、“たらい回し”の批判は避けられません。
普天間ヘリ部隊、嘉手納へ?
中国新聞によれば、米軍普天間基地について、ヘリ部隊は同じ沖縄の嘉手納空軍基地へ、空中給油機は山口県岩国基地へ移転させることで、米側の最終調整に入るらしい。米軍のP3C哨戒機部隊は、鹿児島県の自衛隊加屋基地に移転させるとのこと。
もともと嘉手納移転は、1996年のSACO合意にいたる過程で一度は浮かび上がって、結局放棄された案。いまなお自民党沖縄県連は、SACO合意にしがみついて辺野古沖移設に固執しているし、ヘリ部隊の移転先となる自治体が受け入れるかどうか不明。なにより、米軍が拒否したら、話が始まらない…。しかし、SACO当初から言われていたように、米軍基地をあっちこっちに動かすだけでは、やっぱり問題は解決しないということです。
辺野古と座間から憲法9条を考える集い
5月26日、「辺野古と座間から憲法9条を考える集い」が開かれます。
- 日時
- 5月26日(木) 午後6時開場 午後6時半開会 (入場無料)
- 場所
- 南大塚ホール(JR山手線大塚駅南口)
- 報告
- 「辺野古勝利への展望」:渡具知裕典さん(元名護市長)
「米軍再編をはねかえそう」:武尾昌子さん(元座間市議)
「国会活動半年の経験から」:糸数慶子さん(参議院議員・沖縄選挙区) - その他
- 琉球舞踊:でいごの会
司会:木瀬慶子さん(呼びかけ人) - 主催
- 糸数慶子さんを支える会
- 協賛団体
- 沖縄などから米軍基地をなくす草の根運動、オルタ・フォーラムQ、基地のない平和な沖縄をめざす会、基地はいらない女たちの全国ネット、9条連、自然と人間、自由法曹団、たんぽぽ舎、地球平和公共ネットワーク、日本国際法律家協会、日本平和委員会、命どぅ宝ネットワーク、一坪反戦地主会関東ブロック
- 連絡先
- 保田・河内法律事務所内(03-5978-3784)
米議会、沖縄海兵隊の移転に反対を表明
米議会の調査委員会が、沖縄の米海兵隊司令部のグアム移転案について、「アメリカの国益に多大の危険をもたらす」として懸念を表明。
琉球新報が憲法問題で世論調査
琉球新報が憲法問題で沖縄県内の世論調査を実施。
憲法改正そのものについては「見直した方がよい」が52%を占めましたが、9条については「堅持すべき」56.0%が、「見直すべき」40.4%を大きく上回りました。
結局、たらい回し
日本政府が、米軍普天間基地を伊江島補助飛行場に移転させる案を検討中らしい。
辺野古沖に海上基地をつくって移転させる計画が、住民の反対運動でなかなかすすまないため、アメリカが痺れを切らし、日本政府も新しい移転先を考えざるを得なくなったようですが、所詮、こっちのものをあっちへ移すだけの“たらい回し”にすぎません。しかも、普天間基地は自衛隊に移管し、いざというときは米軍が自由に使えるようにしておこうというのだから、実は“たらい回し”にさえなっていない…。
沖縄・伊良部町、「自衛隊誘致」白紙撤回を決議
25日、沖縄県伊良部町の臨時議会は、下地島空港への自衛隊誘致決議を「白紙撤回」する決議を可決しました。
前夜に開かれた住民説明会には、町民の約半数が参加。自衛隊誘致派の議員が、その場で「白紙撤回」を約束せざるを得なかったそうです。
政府が、自衛隊と米軍との基地共同使用をうちだしているいま、自衛隊基地を誘致すれば、米軍がくっついてくることは火を見るより明らか。沖縄本島の基地被害を身近に知る住民たちが、それに徹底的に反対したのも当然でしょう。
余計なお世話
ライス国務長官が、大野防衛庁長官との会談の中で、沖縄の「負担軽減」問題に関連して、「ドイツでは米軍が撤退して、地域経済に影響が出たという話を紹介したい」と発言したそうな。
そんなこと沖縄の人たちは十分承知の上で、基地の負担を何とかしてほしいと求めているんですけどねぇ…。
だから、まずボーリング作業の中止を!
小泉首相が、米軍普天間基地の辺野古沖移転計画の見直しを事実上認める答弁をしたそうな。
それなら、まず海底掘削工事を中止してほしいものです。せめて、見直し作業の間だけでも中断すべきでしょ。貴重な珊瑚礁をガリンコ、ガリンコやってしまったあとになって、「工事は中止します」って言われても困りまよ、防衛施設庁さ??ん
辺野古沖、海底掘削作業開始へ
防衛施設庁は、辺野古沖で、海底掘削作業のめの足場を設置。
すでに辺野古沖移転の見直し検討の話が出ているのに、なぜ珊瑚礁を破壊する海底掘削作業をなぜ強行するのか。結論が出るまでペンディングにしてもよいのでは、と思うのは僕だけ?
在沖海兵隊、県外移転か?
キャンベル元国防次官補代理が、「沖縄タイムス」のインタビューで、沖縄の海兵隊は「数カ月内に劇的な変化の段階が来る」と指摘。
これって、県外移設の可能性を示唆……したのかな?
辺野古沖移転、見直しになるのか?
毎日新聞が、小泉首相が、米軍普天間基地の辺野古沖移設がなかなか進まないことにたいして、外務省と防衛庁に見直しの検討を指示していたことが明らかになったと報道。
現在、辺野古沖ではボーリング調査などが行われていますが、地元住民が粘り強い反対運動を続けています。再検討するなら、ボーリング調査などさっさと中止して欲しいものです。
辺野古移転方針、変わらず
日米安全保障協議委員会(2+2)は、「SACO最終報告の着実な実施の重要性」を強調。2+2以前には、普天間基地の辺野古沖移設を見直すみたいな話があっちこっちで取沙汰されましたが、結局、移設強硬の方針は変わらず、ということです。
米軍、ヘリ操縦士への事情聴取に回答なし
昨年8月の、沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事件で、警察が米軍に機体の検証や操縦士などの事情聴取を求めて嘱託の手続きをとっているのにたいし、回答がなかったことが明らかになりました。
日米共同の「事故分科委員会」がつくられたとはいえ、日本側による事故の検証や事情聴取はいっさい拒否され、日本側は米軍の言い分を唯々諾々と認めるしかない、というのが実態です。
在沖米軍トップ、兵力削減を否定
在沖米軍トップのロバート・ブラックマン沖縄地域調整官(海兵隊中将)が、イラクに派遣されている沖縄の米軍海兵隊員5000人はイラクの作戦が終わり次第、沖縄の基地に帰還すると発言。
共同通信が12月20日付で配信した記事ですが、見逃してました。(^^;)