1月16日(金)、読響第544回定期演奏会。サントリーホール
- ウェーベルン:パッサカリア 作品1
- シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
- ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲 第1番(管弦楽版)
指揮は準・メルクル、ピアノは金子三勇士。
シェーンベルクの編曲によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、初めて実演で聴く曲で期待して出かけたが、難曲なのだろう、期待通りという部分とイマイチな部分とが半分半分という感じだった。
1曲目のパッサカリアはオケのまとまりがなく、さっぱりな出来。2曲目、シューマンのピアノ協奏曲は、三勇士くんが弱音部分をテンポ落として演奏したのは好みの分かれるところだろう。僕には、流れがよどんでしまったように感じられた。
それにしても、客の入りが悪い。せいぜい6割というところか。メルクルらしい凝ったプログラムなのに残念である。
今月2回目のコンサート。