第1章 資本制経済の基礎構造
4、実質賃金率と資本蓄積
b、実質賃金率の一時的決定
ii)商品にたいする需要(82ページ?)
諸商品にたいする需要は、諸部門における生産活動に基本的には依存する。
第1章 資本制経済の基礎構造
4、実質賃金率と資本蓄積
b、実質賃金率の一時的決定
ii)商品にたいする需要(82ページ?)
諸商品にたいする需要は、諸部門における生産活動に基本的には依存する。
朝日新聞が労働調査協議会の調査として報道したところによると、民間企業の若手男性社員の場合、仕事がある日の生活時間は、通勤1時間34分、勤務11時間16分、睡眠6時間37分だったそうです。女性の場合も、勤務時間は10時間3分といいます。民間大企業を中心とした34歳以下の労働組合員を対象にした調査で、この結果。1日の勤務時間が10?11時間! 文字どおり『資本論』的世界が、日本ではいまだに当たり前。「1日8時間」の労働基準法の規定はどこへいってしまったのでしょう?
アルチュセールの『不確定な唯物論のために』(イタリアの哲学者フェルナンダ・ナバロ女史によるインタビュー、原著1988年刊、邦訳=大村書店、1993年刊)を初めて読みましたが、彼のイデオロギー論についての非常に分かりやすい解説になっていると思いました。
1つは、彼の議論が、実はスターリン主義流の哲学――いわゆるヘーゲル主義にたいする批判をねらったものだということが非常によく分かったこと。