ちょいちょいコンサートへ

読響特別演奏会日フィル第650回定期演奏会

先週は金・土とコンサートを連荘してきました。

まず24日(金)は、ユーリ・テミルカーノフ&読響の特別演奏会。

  • チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
  • ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

25日は、高関健さんを迎えての日フィル定期演奏会。

  • モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551 “ジュピター”
  • ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 “英雄”

続きを読む

常人にも分かる?! 「ツァラトゥストラ」

日フィルから、3月、震災で聴きに行けなかった3月定期演奏会の代わりにとチケットをいただき、10日、サントリーホールで名曲コンサートを聴いてきました。

  • ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
  • R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 op.30

当初は、地震当日に果敢にも演奏会を予定通りおこなったラザレフ氏が振る予定でしたが、腰の手術で静養を余儀なくされ、残念ながら来日を断念。当日のプログラムには、「東日本大震災という深刻な大災害の後に、人間の身体の脆弱さというちっぽけな理由のために……東京へ赴くことができないとは、何と残酷で皮肉な巡り合わせなのでしょうか」という、いかにもラザレフらしいメッセージが載せられていました。

ということで指揮者は高関健さんに交代。ヴァイオリンは堀米ゆず子さん。

続きを読む

本日も聴いて参りました

日フィル第625回定期演奏会(2010年11月13日)

昨日でかけた高関健×日フィル×ブルックナー交響曲第8番。あれいらい、頭の中でブルックナーが鳴り続けております。

ということで、本日、当日券でもう一度、高関健×日フィル×ブルックナー交響曲第8番を聴いて参りました。(*^_^*)

続きを読む

ああなんと見事な演奏か 高関健×日フィル×ブル8

日フィル第625回定期演奏会(2010年11月12日)

高関健氏が、約20年ぶりの日フィル定期演奏会でブルックナー交響曲第8番を振る、ということで、仕事が終わると一目散にサントリーホールへ。

会場に入ってみると、オケは対抗配置で、左手にコントラバスが陣取り、ホルンは右側へ。しかし演奏が始まってみると、これが作品にぴったりに思えてきました。

プログラムに載っていた高関氏へのインタビューによれば、ブルックナーは、作曲するさい、「先に曲の構成を決め、和声進行もほぼ決定、フレーズの長さを表す小節数まで書き込んだのちに五線譜に音符を書き始めた」そうな。音楽は聴くばっかりで、楽器の演奏もできなければ譜面も読めないオイラにはさっぱり分かりませんが、それでも、まず曲の構成、和声、フレーズの長さが決まって、そのあと音階を決めていくなんていうことが可能なのかと思ってしまいますが、あのがっちりした構造を考えると、なるほどと思いました。

本日の高関さんの指揮では、この構造がしっかりと再構築されていました。テンポは抑えめなのですが、それで曲が重くなることはなく、さらにこれまた抑え気味ながら金管楽器の華やかなコラールと、これが日フィルかと思うほどの繊細かつ力強い弦。スクロヴァチェフスキよりも、はるかにがっちりしたブルックナーで、もうただただ聞き惚れるばかりの見事な演奏でした。

続きを読む

横浜まで出かけた甲斐がありました

日フィル第256回横浜定期演奏会(2010年4月24日)

日フィル第256回横浜定期演奏会(2010年4月24日)

高関健さんがショスタコーヴィチを振るというので、横浜まで足を伸ばして、当日券で日フィル横浜定期演奏会を聴いてきました。

  • ハイドン:交響曲第100番 ト長調 《軍隊》 Hov.I-100
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93

弦が非常に鮮明な音を響かせていて、弱音部の微妙な表情が伝わってきました。さらにホルンをはじめとして金管の音が見事。フォルテシモの部分でも、かつての日フィルのようにともかく鳴り響かせるのではなく、こんな演奏ができるようになったんだと、あらためて日フィルの変化を実感しました。

とくに期待した第2楽章は4分ちょいという、私好みの速めのテンポで、10番のもつ独特の緊迫感を堪能させていただきました。

続きを読む

東フィル 第746回サントリー定期演奏会

東京フィルハーモニー交響楽団第746回サントリー定期演奏会

昨日は、職場の後輩から譲ってもらったチケットで、東京フィルハーモニー交響楽団のサントリー定期に行ってきました。(今年2回目)

この日のプログラムは以下のとおり。指揮は高関健氏。日曜日のオーチャード定期とあわせて、ブラームスのチクルスになっています。

 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73

続きを読む

オーケストラで聴く「デブ、デブ、百貫デブ」 都響第639回定期演奏会

都響第639回定期演奏会

一昨日の読響に続けて、今夜は都響の定期演奏会。「日本管弦楽の名曲とその源流<4>」と題するプログラム。指揮は高関健氏です。

  • 間宮芳生:合唱のためのコンポジション第4番「子供の領分」
  • 小倉朗:管弦楽のための舞踏組曲
  •   休憩
  • バルトーク:2台のピアノと打楽器と管弦楽のための協奏曲
  • バルトーク:舞踏組曲

続きを読む