アメリカが中国の環境問題で協力強化へ

アメリカは、ジョンソン環境保護庁長官が訪中し、北京オリンピックに向け中国政府と環境問題で協力関係を強化する方針。

日本には、公害対策技術では世界トップだとの自負があったと思いますが、「政冷経涼」関係が続いている間に、ちゃっかりアメリカが中国市場に食い込もうとしている、ということですね。いくら「日米同盟が大事だ」と言ってみたところで、アメリカは、全然気にしてないようです。(^_^;)

米中が環境面で協力強化を(NHKニュース)
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最近買った本 3月編

また1ヵ月以上立ってしまいました。仕事が忙しいのと、仕事の関係でどちらかというと“理論”の方に関心が移っているので、ちょっとペースが落ちてます。

  • 愛敬浩二『改憲問題』(ちくま新書、4月刊)
  • 向寿一『マネタリー・エコノミクス 国際経済の金融理論』(岩波新書、4月刊)
  • 小林孝輔・芹沢斉編『基本法コンメンタール 憲法<第5版>』(日本評論社、4月刊)
  • 『岩波講座 アジア・太平洋戦争<5> 戦場の諸相』(岩波書店、3月刊)
  • 『ポリティーク<11> 特集「改憲問題の新局面」』(旬報社、3月刊)
  • 大沢真知子『ワークライフバランス社会へ』(岩波書店、3月刊)
  • 今井伸英『私たちの“共産党宣言”』(本の泉社、3月刊)
  • 笠原十九司・吉田裕編『現代歴史学と南京事件』(柏書房、3月刊)
  • 東京新聞社会部編『あの戦争を伝えたい』(岩波書店、3月刊)
  • 尾木直樹『思春期の危機をどう見るか』(岩波新書、3月刊)
  • 最上敏樹『いま平和とは 人権と人道をめぐる9話』(岩波新書、3月刊)
  • 米沢富美子『人物で語る物理入門<下>』(岩波新書、3月刊)
  • 小田部雄次『華族 近代日本貴族の虚像と実像』(中公新書、3月刊)
  • 薩摩秀登『物語 チェコの歴史』(中公新書、3月刊)

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エスカレーターの右側通行

インリンさんが、「インリン・オブ・ジョイトイの日記:東京でイヤなのは」で、エスカレータのスピードが遅いと文句を言っておられます。確かに、最近は「安全」のためエスカレータのスピードを遅くしているところが増えているようです。

そのせいか、ますます右側を空けて、そこを歩いて上るというのが広まっています。しかし、それはそれとして認めたとして、それでも僕には疑問なことがあります。それは
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難しい作品… 映画「マンダレイ」

マンダレイ(プログラム表紙)

デンマークの監督ラース・フォン・トリアーが撮った最新作。ニコール・キッドマンの主演で話題になった「ドッグヴィル」(2003年)の続編です。(ことし3本目の映画)

ドッグヴィルを父とともに脱出したグレースは、アメリカ南部アラバマ州で、農園「マンダレイ」の前を通りかかる。そこでは、黒人たちが、白人の一家族によって奴隷として支配されていた。時代は1933年、すでに奴隷解放から70年たっているにもかかわらず。ドッグヴィルで「力の行使」を学んだグレースは、父の手下たちの「力」を使って、黒人たちを解放する。グレースの発案で、農園は黒人たちの「共同体」とされ、白人家族はそこで雇われて働くことになった。しかし、黒人たちは、グレースの行いに困惑の表情を見せる……。

前作同様、セットはほとんど簡略化され、屋敷の門構えやポイントになる窓、室内のベッドやテーブルを除くと、建物も農園も、みな舞台の上に引かれた線で示されるだけ。それでも、ドアをノックする音や開け閉めする音がおぎなわれているのと、ナレーションが多くなっているので、前作より少しは分かりやすくなっているかも知れません。

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