安倍「謝罪」発言を海外メディアはどう取り上げたか

「強制はなかった」発言をくり返す一方で、国会の場で「謝罪している」といった安倍首相の発言は、海外ではどんなふうにとりあげられているか、と思って、インターネットを調べてみました。

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日本政府の“ごまかし”が大問題に

安倍内閣が、答弁書で、あらためて従軍慰安婦の「強制はなかった」としたことで、あらためて海外での批判が高まっています。とくに、ワシントンポスト紙が、論説で、日本政府の態度を「ダブル・トーク」(二枚舌)だと批判したことから、産経新聞が大あわてしています。

産経新聞が大あわてしているというのは、「慰安婦問題 異常な反応 日米離間あおる」と題した今日の論説。これは、ネットには公開されていませんが、以下のようなものです。

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安倍首相、従軍慰安婦問題で「謝罪」

従軍慰安婦問題で、相変わらず混迷・迷走する安倍内閣。

今日は、安倍首相が慰安婦のみなさんに謝罪を表明。しかし、河野談話の継承と謝罪を表明すればするほど、「強制はなかった」という発言との矛盾を深めるばかりです。

他方、下村博文副官房長官は、「従軍看護婦と記者はいたが、従軍慰安婦はいなかった」「しかし日本軍が関与したという意味ではない」と発言。さらに「慰安婦がいたことは事実だが、私はその一部は親たちが娘を売ったものとみている」とも発言したそうですが、言うに事欠いてなんという暴言! 元「慰安婦」の女性だけでなく、その親をも侮辱するものです。しかし、日本メディアは、なぜかこの発言は報道せず。…どうして?

安倍首相、従軍慰安婦問題めぐり謝罪(TBS News-i)
慰安婦問題、「軍の関与ない」と下村副長官…野党反発(読売新聞)
日官房副長官「慰安婦一部、親が娘売った」(韓国・中央日報)
慰安婦:下村副長官「一部は親が娘を売った」(朝鮮日報)

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