10月11日付の朝日新聞「カオスの深淵」の2面に載っていた話。この記事自体は原発問題の記事なんですが、そのなかで、こんなエピソードが紹介されていました。 2008年11月、イギリスのエリザベス女王が、ロンドン大学経済政治… 続きを読む 英女王「どうして危機が起こることを誰もわからなかったの?」
カテゴリー: 世界経済
超富裕層の隠し財産21兆ドル
英タックス・ジャスティス・ネットワークの調査によると、世界の超富裕層は隠匿した金融資産の総額は21兆?32兆ドルにのぼるという。アメリカと日本のGDPを合わせたより大きいというのだから、どれだけ大きいか想像もつかない。 … 続きを読む 超富裕層の隠し財産21兆ドル
世界の失業者2億人に
ILOが、世界の失業者が2012年末には2億人を超えるとの予測を公表。世界の失業者は、リーマンショック(2008年)をうけて2009年に急増。2010〜11年とちょっと減ったものの、ふたたび増加に向かうという。同時に、深… 続きを読む 世界の失業者2億人に
家計金融資産は111.5兆ドル
投機マネーの続き。さらにいろいろ調べていると、昨年6月21日に「朝日新聞」に「世界の家計の資産1京円」という記事が載ったことが分かりました。さっそく縮刷版で確認しました。 これは、あくまで「家計」が保有する金融資産のみ。… 続きを読む 家計金融資産は111.5兆ドル
世界の投機マネーはいったいいくらあるのか?
世界の投機マネーはいったいいくらあるのか? 以前、水野和夫氏の研究を紹介しましたが、あれから何年もたち、はたしていまはどうなっているのでしょうか? そもそも投機マネーについての公式統計など存在しない ((それは、ヘッジフ… 続きを読む 世界の投機マネーはいったいいくらあるのか?
1ヵ月で6兆ドルが消えました (^_^;)
Twitterでつぶやきっぱなしになってましたが、11月25日の「日本経済新聞」に載っていた記事。そのなかで、10月28日から11月23日までの約1ヵ月のあいだに、世界の株式時価総額が6兆ドルも減った、と指摘されています… 続きを読む 1ヵ月で6兆ドルが消えました (^_^;)
イタリア新政権、富裕層への課税強化
イタリア新政権が富裕層にたいする課税を強化することに。 そのニュースの中に出てきたデータですが、イタリアでは、1%の富裕層が全資産の13%を保有しているそうです。それだけで資産は1兆ユーロほど。ここに0.5%課税するとい… 続きを読む イタリア新政権、富裕層への課税強化
IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ
ヨーロッパの信用不安について。今朝の「日本経済新聞」には、IMFが1兆ドル規模の追加資金枠を設定する案が浮上されている、という記事が出ていました。 1兆ドルといえば約77兆円、日本の政府予算の8割に相当する巨大な額。3年… 続きを読む IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ
ヨーロッパで信用不安が少しずつすすんでいるのか?
ユーロ・ドル建ての短期金融市場で、流動性リスクにたいする警戒感が強まっているらしい。要するに、ゆっくりした形だけれども、信用不安がすすんでいるということなのだろうか。これからどういうふうに展開していくのか、注目しておかな… 続きを読む ヨーロッパで信用不安が少しずつすすんでいるのか?
ユーロ圏の将来はどうなるか?
ギリシャ危機に始まったユーロ圏の金融不安は、イタリア、スペインにとどまらずフランスにまで広がりそうな状況。 そんななかで、こんな論評も流れている。政治家たちはギリシャのユーロ圏離脱はありえないというし、実際、ギリシャがユ… 続きを読む ユーロ圏の将来はどうなるか?
「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカでどう見られているか
ニューヨークの「ウォール街を占拠せよ」運動について、「日本経済新聞」が昨日の夕刊、今朝の朝刊と続けて好意的?な論評を掲載しています。書き手は、どちらもニューヨークの西村博之記者。 なるほどと思ったのは、「過剰な収益追求が… 続きを読む 「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカでどう見られているか
フィナンシャル・タイムズ紙に論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」
こっちは、11月6日付でフィナンシャル・タイムズ紙にのった論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」。マルクスの言ったことは間違いだと言いつつも、マルクスの前提には示唆的なものもあるとして「資本主義は『生産様式の桎… 続きを読む フィナンシャル・タイムズ紙に論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」
英労働党・影の内閣ビジネス・企業大臣 「歴史の教訓がほしいならマルクスに立ち返る必要がある」
イギリスBBC放送で、こんどはこんなニュースが流れています。労働党・影の内閣のビジネス・企業大臣労働大臣?のエドウィナ・ハート女史が「歴史の教訓がほしいなら、マルクスとエンゲルスに立ち返る必要がある」と発言したそうです。
そろそろイタリアの番ですか…ね
ギリシャのパパンドレウ首相が辞任して一段落?したかと思えば、次はイタリアが危ないといわれだした。しかし、フィンランド首相が言っているみたいに、イタリアは公的資金で支援するにはでかすぎる(もちろん、デフォルトしたときにもで… 続きを読む そろそろイタリアの番ですか…ね
BBC “マルクスは資本主義については正しかった”
ちょいと古い話題ですが、イギリスのBBC放送のA Point of View(視点)という番組で、9月3日に、The revolution of capitalism(資本主義の革命)と題してマルクスの資本主義論が取り上… 続きを読む BBC “マルクスは資本主義については正しかった”
新たな破局の始まりか…
アメリカのMFグローバル・ホールディングスが倒産。この会社は先物ブローカーなので、そりゃうまくいくときもあれば失敗するときもある。だから、いわゆる銀行の倒産とはことなるが、しかし、銀行だって出資していたから、その影響はゼ… 続きを読む 新たな破局の始まりか…
文字どおりの一喜一憂?
ギリシャ国債の50%減額などで合意して、これでとりあえずなんとかなる…と報道されたのが、わずか2日前。昨日は、ニューヨークで3ヵ月ぶりの株価回復と言われたのですが、早くもリスク回避の動きが始まっているというニュース。 米… 続きを読む 文字どおりの一喜一憂?
ギリシャ 反対デモ2日目
緊縮政策の押しつけに反対するギリシャの大抗議デモ。2日目も、引き続き大規模なストライキとともに国会周辺はデモ隊が埋め尽くしているらしい。 ところで、先ほどの日本テレビ ニュースZEROによれば、デモ隊のなかで、整然とした… 続きを読む ギリシャ 反対デモ2日目
マルクスに世界経済を救うチャンスを!
今日の綱領講座で、志位さんが紹介していたジョージ・マグナス氏(UBSインベスティメント・バンク上級経済顧問)の論文というのは、こちら↓。ブルームバーグというアメリカの経済誌に載った論評です。 Give Karl Marx… 続きを読む マルクスに世界経済を救うチャンスを!
現在の株価約48兆ドル – 半年で10兆ドル消える
今日の「読売新聞」に載っていたグラフ。今年に入ってからの世界の株式時価総額の推移を表わしたものですが、これによれば、現在の世界の株式時価総額は合計で約48兆ドル。円に直すと、約3600兆円ほど。……見当もつきませんねぇ〜… 続きを読む 現在の株価約48兆ドル – 半年で10兆ドル消える