先日のお買い物 ドゥダメル指揮ハルサイ!!

RITA -- Gustavo Dudamel, Symon Bolivar Youth Orchestra of Venezuela

昨日、志位さんの緊急街頭演説を聴いた後、新宿のタワレコで買ってきたもの。グスターヴォ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバール・ユース・オーケストラ演奏の新CD“RITE(祭典)”です。収録されているのは、次の2曲。

  • ストラヴィンスキー:春の祭典
  • レヴエルタス:マヤの夜 La noch de los mayas

しかし、輸入盤なので、詳しいことはさっぱり分かりません。(^_^;)

2曲目の作曲家、ジルヴェストレ・レヴエルタス(Silvestre Revueltas …正確にはなんと発音するのやら…)については、しばしば「ラテンアメリカのストラヴィンスキー」と呼ばれた作曲家だということぐらいしか分かりません。元々映画音楽の作品なので、ちょっとハルサイとは雰囲気が違いますが、非常にリズミックな作品です。

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ベネズエラ 国民投票で大統領の3選制限を撤廃

ベネズエラで、大統領をはじめとする公職者の3選を禁止していた憲法条項の改正をめぐる国民投票が行なわれ、54.4%対45.6%で、3選制限の撤廃が実現した。

ベネズエラ国民投票、改憲案承認 大統領が勝利宣言 : CNN.co.jp

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ラテンのノリだぜ!! ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ来日公演

ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

初来日したベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラの18日の公演(有楽町・東京国際フォーラム)を聴いてきました。指揮はもちろん、グスターヴォ・ドゥダメルです。

この日のプログラムは以下のとおり。ソリストは、ピアノ:マルタ・アルゲリッチ、ヴァイオリン:ルノー・カプソン、チェロ:ゴーティエ・カプソンです。

  • ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ハ長調 op.56
  • マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」

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ボリビア大統領、反政府暴動で米大使に国外退去を命令

ボリビアのエボ・モラレス大統領(AFP 2008/08/10)

ボリビアで反政府暴動が激化しているが、モラレス大統領が、暴動をあおっているとしてアメリカ大使に国外退去を命令。ベネズエラでも、チャベス大統領がアメリカ大使の国外退去を求めた。

さらに、伝統的に親米だといわれているホンジュラスでも、大統領が新しく赴任するアメリカ大使の信任状の受け取りをしばらく延期すると発表した。日本では、「反米左派」政権とアメリカの対立という図式でニュースが流れているが、ラテンアメリカでの受け止めは違うのかもしれない。

中南米に“反米”の波紋 ホンジュラスが米大使の信任状提出延期(MSN産経ニュース)
ボリビアで反政府運動激化、「米大使が扇動」と大統領(読売新聞)
ボリビア政府、米国大使に国外退去命令 暴動の一因と非難 : AFPBB News
ベネズエラも米国大使に国外退去命令、対米けん制発言相次ぐ : AFPBB News
米政府、ボリビア大使に国外退去命令 : AFPBB News

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ラテンのノリだぜ!! ドゥダメル指揮ベネズエラ・ユース・オーケストラ

FIESTA - Simón Bolívar Youth Orchestra of Venezuela - Gustavo Dudamel

以前にも紹介したことのあるベネズエラの若き指揮者グスタヴォ・ドゥダメル率いるシモン・ボリバール・ベネズエラ・ユース・オーケストラの最新CD FIESTAです。

収録されているのはMexicoやVenezuuelaなど、ラテンアメリカの曲ばかりですが、最後にバーンスタインのMambo!が入ってます。こないだ東フィルが生真面目に演奏した曲ですが、YouTubeで見ると、シモン・ボリバール・ベネズエラ・ユース・オーケストラの演奏はノリが普通じゃありません。さすがラテン!!

You Tubeで見るなら↓これ。
YouTube – [11] Mambo! – New Year’s Eve Concert 2007 from Caracas

ということで、さっそく楽しみに聴いてます。(^_^;)

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ベネズエラ憲法改正は否決

ベネズエラの憲法改正案は、国民投票の結果、賛成49%、反対51%で否決。

すでにチャベス大統領も「反対派を祝福する」として、投票結果を受け入れる態度を表明。これは、皮肉なことに、ベネズエラの改革が「選挙によって国の進路を決める」という路線ですすんでいることを示す証拠にもなった。「21世紀の社会主義」をめざすベネズエラの挑戦は、新しい展開を見せることになるだろう。

ベネズエラ国民投票、「改憲」を否決(CNN)
ベネズエラで大統領権限強化めぐる国民投票否決、チャベス大統領は敗北宣言(ロイター)
ベネズエラ:国民投票、大統領の憲法改正案を否決(毎日新聞)
憲法改正案の住民投票、チャベス大統領が敗北宣言(AFPBB News)

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シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ アメリカ上陸!

ベネズエラのシモン・ボリーバル・ユース・オーケストラのアメリカ公演の記事。職場の先輩から教えていただきました。m(_’_)m

Simón Rattle leads the Simón Bolívar Youth Orchestra of Venezuela in an encore performance of Mambo!(The N.Y.Times)

Youth orchestra of Venezuela's poor wows the world(The Christian Science Monitor)
Youth Handles the Serving, in Large, Robust Portions(The New York Times)

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買ってきました ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

グスターボ・ドゥダメル指揮/シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ/ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第7番グスターボ・ドゥダメル指揮/シモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ/マーラー:交響曲第5番

この間、NHKの地デジ教育3でみた「オーケストラは人をつくる〜ベネズエラのユース・オーケストラ〜」という番組で紹介されていたベネズエラのシモン・ボリーバル・ユース・オーケストラ(SBYOV)。さっそくそのCDを買ってきました。

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オーケストラは人をつくる

いま、NHKのデジタル教育3で「オーケストラは人をつくる?ベネズエラのユース・オーケストラ?」という番組を見ました。9月2日深夜にNHK-BS2で放送されたものの再放送のようですが、圧倒されました。

ベネズエラには、全国で130のユース・オーケストラ、60の子どもオーケストラがあり、全部で25万人の子どもたちが音楽に参加しているそうです。そして、これは約30年前に始まった、一種の音楽運動だということも紹介されていました。

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ベネズエラ議会が憲法改正案を採択

ベネズエラ議会で審議されていた憲法改正案。提案されていた33項目にくわえて、25項目についても改正することとして、改正案が採択されました。このあと、12月に国民投票がおこなわれます。

ベネズエラ議会が憲法改正案を議決、チャベス体制強まる(AFPBB News)

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ベネズエラ、大統領の多選規制撤廃など憲法改正へ

15日、ベネズエラの首都カラカスで、憲法を手に議会で演説するチャベス大統領(ロイター=共同)
写真:15日、ベネズエラの首都カラカスで、憲法を手に議会で演説するチャベス大統領(ロイター=共同)

ベネズエラでは、現在、「21世紀の社会主義」革命が進行中。国民多数が革命の継続を望むのであれば、革命にとって障害となる諸規定の変更を議会的な手続きをへてすすめるのは当然のこと。大統領の再選規制撤廃ばかりが注目を集めていますが、中央銀行を大統領の支配下に置くという改革こそ、経済改革との関係で注目されます。

ベネズエラ大統領が改憲案を議会に提出、多選規制の撤廃など盛り込む(AFPBB News)

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ベネズエラは社会主義をめざす

雑誌『経済』6月号の新藤通弘さんの論文を読むと、ベネズエラではすでに社会主義の実現をめざす実践が始まっているという感じですね。社会主義をめぐる議論が始まったと思っていたら、事態はもっと先まですすんでいるようです。

とくに、チャベス大統領が呼びかけた「ベネズエラ統一社会主義党」(PSUV)の結成がどうなるか。人口2600万人の国で、すでに530万人が入党申込をすませているのだから、本当にこの党が組織されたら、5人に1人以上が革命に組織されるということになります。しばらくベネズエラから目が離せません。

社会主義新党に530万人申し込み ベネズエラ(しんぶん赤旗)
不要な私財提供を=支持者に呼び掛け?ベネズエラ大統領(時事通信)
ベネズエラチャベス大統領、農村改革へ(IBTimes)

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ラテンアメリカ6カ国、南米銀行、南米基金の設立を確認

先日、ベネズエラがIMF、世界銀行からの脱退を表明しましたが、3日、ラテンアメリカ6カ国の経済・金融相会議が、南米銀行、南米基金の設立を確認。南米銀行は6月に調印、年内に開設される見通しだそうです。

南米銀行 年内にも開設 6カ国確認 IMFに代わり融資(しんぶん赤旗)

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ベネズエラがIMFと世銀からの脱退を表明

ベネズエラがIMFと世銀からの脱退を表明。

う〜む、だれも実行できるとは思ってなかったことかも知れないけれど、通貨の安定さえ守れるなら、確かにIMFや世銀に加盟していなければならない理由はありませんねぇ。しかし、正直、これからどうなっていくのか想像もつきません。いわゆる「成り注」です。

ベネズエラのチャベス大統領、IMFと世銀から脱退表明(CNN)

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ベネズエラ革命、新たな前進に向かって

チャベス大統領の3期目がスタートしたベネズエラ。ベネズエラ革命の新しい前進が始まりつつあるようです。

軍行事に出席するチャベス大統領=12月28日、カラカス(AP)

ベネズエラが電力会社をすべて国有化へ、米企業の保有会社も対象(ロイター)
ベネズエラ、天然ガス事業も国有化へ(NIKKEI NET)
ベネズエラ通信最大手CANTVの国有化、接収はない=財務相(ロイター)
チャベス「社会主義」加速、通信・電力再び国有化へ(読売新聞)
ベネズエラ大統領、国会に大統領権限の拡大要求(ロイター)
超重質油も国家管理強化へ 新任期目前にチャベス氏(西日本新聞)
ベネズエラ大統領、体制批判のメディアに免許更新を認めず(CNN)

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ただいま革命中! 新藤通弘『革命のベネズエラ紀行』

新藤通弘『革命のベネズエラ紀行』(新日本出版社)

新藤通弘氏の『革命のベネズエラ紀行』(新日本出版社)を読み終えました。読み終わった最初の感想は、ともかくおもしろい、ということ。

ベネズエラ革命が進めつつあるさまざまな社会改革については、以前、駐日ベネズエラ大使イシカワ氏の講演を聞いた話を紹介したことがありますが、本書では、そうした紹介にとどまらず、いったいベネズエラで何が進行しているのか、度重なる旧体制派の妨害をどうして打ち破ることができたのかが、著者の、ラテンの人たちに負けないぐらいの情熱を込めて明らかにされています。

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ベネズエラ革命の息吹

今夜は、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)の「ベネズエラ革命と国際連帯」という講演会を聴いてきました。

講師は、駐日ベネズエラ大使のイシカワ・セイコウ氏。ご両親とも日本人で、御本人も外見はまるっきり日本人。といっても、講演はもちろんスペイン語でしたが。

まず驚いたのは、この大使が1972年生まれで、つい先日33歳になったばかりということ。なんという若さ! ベネズエラの大学卒業後、ハーバード大学の大学院でマーケティングなどを勉強し、マネージメントの会社に就職していたところを、2000年8月の大統領選挙でチャベス現大統領が60%の支持で再選されたあと、自らもベネズエラ革命に飛び込み、外交官となり、駐日経済・貿易参事官などを経て、今年8月から駐日大使になったという経歴。司会者の方が「革命をすすめている国ならではの息吹を感じる」と言われていましたが、まったくその通りです。

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ベネズエラ大統領罷免投票、国際監視団も承認

ベネズエラの大統領罷免投票が否決されたことについて、投票を監視した監視団が、反大統領派の「大がかりな不正があった」との主張を退け、罷免不成立を追認しました。

監視団も罷免不成立追認 ベネズエラ、緊張続く(共同通信)
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ベネズエラ大統領罷免投票は否決へ

ベネズエラのチャベス大統領に反対する勢力の要求によって行なわれた大統領罷免の是非を問う国民投票は、選管の発表によれば、開票率約95%の段階で罷免反対票が約499万票(58%強)で賛成票の約358万票(42%弱)を大きく引き離し、否決されることになりました。

問題は反大統領派がこの投票結果を受け入れるかどうかです。すでに、「選挙に不正があり、結果を受け入れられない」と語っており、背景にアメリカがあるだけになお混乱が続く可能性があります。しかし、大統領選挙、憲法改正投票、そしてこんどの国民投票と、チャベス政権が選挙によって政権の正当性を勝ち取ってきたことは非常に重要な意味をもっています。

<ベネズエラ>大統領罷免、国民投票で否決(毎日新聞)

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