コバケンさん、読響特別客演指揮者に

読響・真夏のコバケンスペシャル(2011年8月24日)

昨日、「真夏のコバケンスペシャル」と銘打たれた読響のコンサートを聴いて参りました。前半リスト、後半マーラーという豪華なプログラムです。ピアノは、22歳の金子三勇士くん。

  • リスト:交響詩「前奏曲」
  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  • マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」

コバケンこと小林研一郎氏は、この8月から、読響の特別客演指揮者に。いわば、その記念コンサートといった感じで、お客さんもいっぱいでした。

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楽しさと迫力に圧倒されました

都響第719回定期演奏会(2011年6月20日)

今週はコンサートが目白押し。今日は、上野の東京文化会館で都響の定期演奏会。いつもはサントリーホールの定期なのですが、小泉和裕氏が振るというので聴いてきました。生誕200年のオール・リスト・プログラムです。

  • リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125
  • リスト:ファウスト交響曲 S.108

ピアノ・ソロのマルクス・グローはえらく若く見えましたが、1970年生まれというから、41歳。ピアノを弾くのが楽しくて仕方がない、という雰囲気があふれまくってました。

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ハンガリアン・プログラムでコバケン奮い立つ

日本フィルハーモニー交響楽団第630回定期演奏会

3月の定期演奏会は震災当日で聴けず、4月の定期演奏会はお休みしたので、日フィルの定期演奏会は1月以来。ほんとに久しぶりになってしまいました。コバケンこと小林研一郎氏の指揮で、こんなプログラム。

  • バルトーク:管弦楽のための協奏曲
  •  休憩
  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  • コダーイ:ガランタ舞曲
  • リスト:交響詩《レ・プレリュード》

ドイツ、オーストリアで活躍したリストも出身地はハンガリー。ということで、本日はハンガリー大使館の後援付きのオール・ハンガリアン・プログラムでした。

見事だったのは、コバケンがいつものようにコバケン・ワールドを爆裂されていたのに、日フィルの音がひび割れたり濁ったりせず、完成度の高い音を響かせ続けたこと。そして、リストのPf協にしても、プレリュードにしても、低音がしっかりと音楽全体を支える骨太の演奏を聴かせてくれたこと。日フィルが腕を上げたことを実感させる演奏会でした。

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読響定期演奏会500回、おめでとうございます

読響第500回定期演奏会(2011年1月22日)

先週の土曜日、サントリーホールで読響の定期演奏会を聞いてきました。今回で読響定期演奏会は500回ということで、それを記念する特別小冊子をいただきました。

  • 池辺晋一郎:多年生のプレリュード―オーケストラのために
  • リスト:ファウスト交響曲

指揮は、読響正指揮者の下野竜也氏。

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年の初めの試しとて…

東京交響楽団第585回定期演奏会(2011年1月6日)

本日は、アリス=紗良・オットさんが東京交響楽団と競演するということで、サントリーホールへ行ってきました。

  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  • マーラー:交響曲第1番 ニ長調 op.92 「巨人」

今年最初のコンサートです。まず前半、真っ赤なロングドレスに身を包んで裸足のアリス=紗良・オットさんが登場。

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東響×飯森範親×マーラー交響曲第7番

東京交響楽団第564回定期演奏会

土曜日、サントリーホールで、東京交響楽団のコンサートを聴いてきました。今回は舞台後ろのP席。プログラムは以下の通り。指揮は飯森範親氏です。

 シューベルト:イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
 リスト:死の舞踊
 マーラー:交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」

オケは第1バイオリンと第2倍オリオンを左右に分けた対抗配置、ただしコントラバスが金管の後ろ、舞台の一番奥に1列に陣取るという独特の配置でした。

おもしろかったのは2番目の「死の舞踊」。ベルリオーズの「幻想交響曲」の第5楽章の有名なモティーフが主題としてもちいられていました。

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ラザレフ降臨!!

日フィル・アレクサンドル・ラザレフ首席指揮者就任披露演奏会

今月の日フィルは、新首席指揮者アレクサンドル・ラザレフの就任披露演奏会。当日券を買って、池袋の東京芸術劇場で聞いてきました。

ラザレフは、定期演奏会では、プロコフィエフの交響曲をシリーズで演奏しますが、今日は、リストとチャイコフスキーというプログラムです。ピアノは小山実稚恵さん。

  • リスト:交響詩《プレリュード》
  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  •   休憩
  • チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調

ラザレフはご機嫌でのりのりの演奏。弦がきれいな音を響かせて、チャイコもチャーミングなだけでなく、非常にメリハリのきいた演奏でした。(^_^)v

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小泉和裕 都響レジデント・コンダクター就任披露公演

東京都交響楽団第663回定期演奏会

小泉和裕氏のレジデント・コンダクター就任披露公演ということで、月曜日、上野の東京文化会館で都響の定期演奏会を聴いてきました(今年19回目のコンサート)。

  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
  • ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 “ワーグナー” 1888/89ノヴァーク版第3稿

ソリストは、ドイツ生まれのアリス=紗良・オットさん。

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