今日、新国立劇場で、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「エレクトラ」を見てきました。オペラ初体験です。p(T_T)q カンドーした〜
前から2列目のほぼセンターの席で、ピットの指揮者は頭のてっぺんとときどき振り上げる指揮棒しか見えません。(^^;) しかし、舞台のソリストは表情までよく見えて、聴いて楽しむ、見て楽しむ、なるほどオペラは総合芸術だというのを納得しました。しかし、舞台の両袖に表示される字幕を見ると舞台が見えないし、舞台を見ると字幕が見えないし…。悩ましい? それに、字幕もかなり省略してるみたいで、台詞(ドイツ語)が分かったらもっと面白くなったんでしょうね。残念!
あらすじをかいつまんで言えば、母クリテムストラとその情夫エギストに父アガメムノンを謀殺されたエレクトラが、復讐を固く誓い、そこに死んだと言われた弟オレストが登場し、オレストが見事に実母と義父を殺害し復讐を遂げる、というお話。陰惨すぎます…。こんな話に感動するというのも、なにか奇妙な気分でした。
全一幕1時間45分の作品ですが、主人公エレクトラ役のナディーヌ・セクンデ(ソプラノ)は、ほとんど出ずっぱり、歌いっぱなし。お見事でした? あと、弟オレスト役のチェスター・パットン(バス)が良かったですね。王妃クリテヌネストラを演じたカラン・アームストロングも存在感ありました。
オペラは一度みたらはまると言われますが、ホントにはまりそうです。(^^;)
【公演情報】
指揮 ウルフ・シルマー/演出 ハンス=ペーター・レーマン/出演 カラン・アームストロング(クリテヌネストラ)、ナディーヌ・セクンデ(エレクトラ)、ナンシー・グスタフソン(妹・クリソテミス)、リチャード・ブルナー(エギスト)、チェスター・パットン(オレスト) ほか
感動的な舞台でよかったですね。
初体験が「エレクトラ」でよかったかもしれません。
私は、23日は4度目の鑑賞で、2階バルコニーでウルフ・シルマーのエネルギッシュな指揮ぶりを堪能しました。「椿姫」もぜひぜひどうぞ。
コメントありがとうございます。
「椿姫」も見たいですが、「先立つ」ものに先立たれていて…。「エレクトラ」は知り合いの「余り券」のお裾分けだったので何とかなりましたが、オペラのチケットは高すぎます…。(/_;)
相当にお値打ちの「余り券」でしたね。ランク1、21,000円。
当日の朝並ぶと、4階席の1,500円(Z席)が買えます。安い席もありますので、機会がある時にお試しください。
ピンバック: えすどぅあ
こんにちは。
初オペラ、おめでとうございます!
センターの前から2列目なんて羨ましい限りです。
私も見に行こうかと思っていたのですが、結局行けずに終わってしまいました。
yoyogi39様も仰っていますが、新国立劇場は比較的安い価格設定でオペラを上演しています。安チケットで毎月通うのも面白いですよ。
>yoyogi39さん
4階席って、文字通りの天井桟敷ですね。ぜひ来年の「ルル」あたりをねらってみたいと思います。
>はろるど・わーどさん
実はすごい席だったんですね。初心者だから、ピットのオケが見えないなあ?などと不満気に思っていたのですが…。(^^;) なるべく早いうちに、2回目に挑戦したいと思います。