米政府が、今年の「年次改革要望書」を公表。
日別アーカイブ: 2006-12-06
いまさら大混乱になると言われても…
米上院軍事委員会公聴会で、新国防長官に指名されたゲーツ氏が証言。
同氏は、「米軍は勝利しつつあるか」という質問に「ノー」と回答。さらに、「今後1、2年でイラクの状況に改善が見られなければ中東地域に大混乱を招く恐れがある」と述べたそうです。でも、その原因をつくったのはアメリカ自身でしょ。
「ゲーツ国防長官」承認 イラク政策、再検討へ(東京新聞)
ゲーツ国防長官誕生へ 段階的撤退の是非明言せず(東京新聞)
短期の改善なければ大混乱 イラク新提案を歓迎の意向(東京新聞)
ゲーツ米次期国防長官、米上院委員会が承認(CNN.co.jp)
米軍機の衝撃波でガラス戸が割れ、赤ちゃんが怪我
北海道江差町で、昨年9月に、米軍F16戦闘機の訓練飛行の衝撃波で、住宅のガラス戸が割れ、生後3カ月の赤ちゃんが顔に1週間の怪我をする事故があったことが明らかに。
「沖縄の負担軽減」と称して、在日米軍の訓練の本土移転がすすめられていますが、それにともなって、こうした事件も広がってゆくに違いありません。米軍基地そのものをなくしていかないと、本当の意味での「負担軽減」にはならないと思います。また、自治体は、確固とした姿勢で、どんな小さな事件であっても、米軍基地の被害から住民の生命・安全・財産を断固まもりぬくという姿勢を貫いてほしいと思います。
米軍機:訓練の衝撃波で男児けが 札幌防衛施設局公表せず(毎日新聞)
↓やっぱり地元の新聞では、もっと大きな問題として取り上げられています。
米軍機訓練で乳児けが 江差の民家、窓割れる 昨年9月 道など発表せず(北海道新聞)
社説 米軍機被害*住民の安全に責任持て(北海道新聞)
東京新聞が「ホワイトカラー・イグゼンプション制度」で特集
最近の財界戦略
労働者教育協会の『季刊 労働者教育』で、金田豊氏が「財界の職場支配の再編」という論文を書かれています。そこで、人事・雇用管理・労資関係にについての財界の一連の提言・報告がとりあげられています。今後の財界の職場戦略を知る材料になるので、とりあえずリストアップ。
憲法問題学習講座
「九条の会・中野」の主催する憲法問題学習講座のご案内です。
テーマ:安倍晋三首相の歴史認識と日本の戦争
講 師:山田朗さん(明治大学教授)
日 時:2006年12月17日(日) 午後1時30分?
場 所:中野勤労福祉会館 3階大会議室
参加費:500円
主 催:九条の会・中野
しいの木法律事務所「業務日誌」からの転載です。
それにしても、安倍首相は、就任前は「あの戦争は正しかった」とする戦争観を公言していたのに、首相になったとたん、まったく口にしなくなりましたねぇ。それぐらい、世間では通用しないようなことを言っていた、ということを自分で認めたに等しいことです。
山田朗先生は、『護憲派のための軍事入門』(花伝社)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(校倉書房)、『歴史修正主義の克服 ゆがめられた〈戦争論〉を問う』(高文研)などの本があり、きちんとした実証に裏づけられながら、鋭い論点を分かりやすく書ける気鋭の研究者。僕も聞いてみたいテーマです。