防衛省スタートを社説はどう取り上げたか

発足を前に掛け替えられる「防衛省」の看板=8日、東京・新宿(日本経済新聞)9日、防衛省が発足。新聞社説はこの問題をどう取り上げたか、眺めてみました。

「戦後一貫して掲げてきた平和主義が揺らがないか」(神戸新聞)、「専守防衛や文民統制(シビリアンコントロール)、非核三原則など平和国家としての機能が今後変更されはしないか」(沖縄タイムス)、「専守防衛に徹する」という「姿勢を忘れては困る」(京都新聞)、「戦争をする『普通の国』」に「なし崩し的に転換することのないよう、今こそ国民論議を深めなければならない」(愛媛新聞)、「文民統制の歯止めは本当にかかるのか」(中国新聞)、「専守防衛政策が変容する心配が募る」(信濃毎日新聞)などなど。同時に、米軍と一体になって「集団的自衛権」の行使に踏み込むことへの危惧、批判も共通しています。

防衛省発足/政治の責任はさらに重く(神戸新聞社)
[「防衛省」発足]憲法こそブレーキ役だ(沖縄タイムス)
社説:防衛省スタート 大きな一歩の先が気になる(毎日新聞)
「防衛省」発足  国民の理解あってこそ(京都新聞)
防衛省発足 文民統制を徹底する必要がある(愛媛新聞)
防衛省発足 歯止めのかかる組織に(中国新聞)
防衛省発足 あくまで専守を忠実に(信濃毎日新聞)

続きを読む

マスメディアもとりあげ始めました

いま「赤旗」が面白いで紹介した問題ですが、今日、各種テレビ、新聞もいっせいにとりあげ始めました。

松岡農水相の事務所は、朝日新聞の文書による質問に対し「9日中の回答は時間的に困難」と回答したそうですが、自分のところの事務所経費といういちばん基本の問題で、すぐに回答できない、というのは、一体どういうことなんでしょうねぇ…。

松岡農水相の資金管理団体、家賃ゼロでも事務所費高額(朝日新聞)
農水相団体、家賃ゼロ事務所の経費記載(TBS News-i)
松岡農水相にまた疑惑(日テレNEWS24)

続きを読む

すき家、アルバイト全員に残業代割増分を支給

牛丼チェーン店「すき家」が、アルバイト全員約6000人にたいして、残業代割増分の不払いを是正したことが明らかになりました。

すき家

「すき家」といえば、一方的に解雇されたアルバイト青年6人が「すき家ユニオン」を結成したことで知られていますが、そうした中で、月175時間を超えたときだけ残業代割増分を支払うという違法な支給方法をとっていたことが判明。ゼンショー側は、「手続きミス」「変形労働制の変更」などと言っていますが、残業代は、1日8時間を超えて働かせたときには必ず支払わなくてはなりません。

バイトに残業代割増分支給 牛丼チェーン店「すき家」(東京新聞)

続きを読む