9日、防衛省が発足。新聞社説はこの問題をどう取り上げたか、眺めてみました。
「戦後一貫して掲げてきた平和主義が揺らがないか」(神戸新聞)、「専守防衛や文民統制(シビリアンコントロール)、非核三原則など平和国家としての機能が今後変更されはしないか」(沖縄タイムス)、「専守防衛に徹する」という「姿勢を忘れては困る」(京都新聞)、「戦争をする『普通の国』」に「なし崩し的に転換することのないよう、今こそ国民論議を深めなければならない」(愛媛新聞)、「文民統制の歯止めは本当にかかるのか」(中国新聞)、「専守防衛政策が変容する心配が募る」(信濃毎日新聞)などなど。同時に、米軍と一体になって「集団的自衛権」の行使に踏み込むことへの危惧、批判も共通しています。
防衛省発足/政治の責任はさらに重く(神戸新聞社)
[「防衛省」発足]憲法こそブレーキ役だ(沖縄タイムス)
社説:防衛省スタート 大きな一歩の先が気になる(毎日新聞)
「防衛省」発足 国民の理解あってこそ(京都新聞)
防衛省発足 文民統制を徹底する必要がある(愛媛新聞)
防衛省発足 歯止めのかかる組織に(中国新聞)
防衛省発足 あくまで専守を忠実に(信濃毎日新聞)