金曜日、東京交響楽団の川崎定期演奏会へ。ということで、初めて、ミューザ川崎に行ってきました。ホールに入って初めて気づいたのですが、シートが渦巻き状に並んでいるんですね。なかなかおしゃれなホールでした。
プログラムは、以下の通り。お目当ては、2曲目のソリスト、諏訪内晶子さんです。(^_^;)
- シューベルト:付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」序曲
- シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
- 休憩
- ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ということで、諏訪内さんは、背中の大きくあいた淡いブルーのドレスという艶やかなお姿で登場。力強い弓遣いで、シベリウスの曲を弾いてゆかれます。ただ、ホールのせいなのか、音が少し硬いように感じられました。速い指遣いで高音にあがっていくようなところで、それがちょっと気にはなりましたが、それは些細な問題。ただただ、その美々しいお姿に見惚れて、エネルギッシュな演奏を堪能させていただきました。m(_’_)m
さて、ミューザ川崎ですが、通路も広くて、ゆったりとしたホールです。4階席だったのですが、けっこう音がストレートに飛んでくる感じです。正直、もうちょっと反響音があってもいいのではと思ったりもしましたが、ともかくオーチャードの3階席なんかよりは、よっぽど舞台が近く見えました。(^_^;)
しかし、2階、3階に上がっていくエスカレータが狭いうえに、階段も1カ所しかないため、帰りが混み合って、これはちょっとマイナス。
あと、川崎にゆくまでの東海道線がメチャ混み。ちょうど夕方の通勤時間帯だったからかも知れませんが、JRは、なんであんな混む路線に4人掛けボックスシート&3ドアなどという乗りにくい車両を走らせるかなぁ…。品川駅から1区間、10分とはいえ、うんざり。
そして、帰りは帰りで、南武線で約1時間もかかってしまいました。南武線って、田舎を走ってる割には駅が多くて、やたらに止まる。家に帰り着いたら10時半ということで、疲れました。ま、その代わり、長かった『ワーキング・プア』をようやく読み終えることができましたが。(^_^;)
【演奏会情報】東京交響楽団第10回川崎定期演奏会
指揮:ジャナンドレア・ノセダ/ヴァイオリン:諏訪内晶子/ゲスト・コンサートマスター:高木和弘/会場:ミューザ川崎シンフォニーホール/開演:2007年2月23日 午後7時?
GAKUさん、こんばんは。
トラックバックありがとうございました。たぶん諏訪内さんのドレス、こちらにいらっしゃったときと同じものですね。露出度の高さに、ドキドキだったのでは。(笑)
変わった形のホールですね。巻貝の殻のような構造になってそうです。京都コンサートホールも通路は螺旋になっているので、歩いていて、今、建物の(外側から見たときの)どのあたりにいるのかわからなくなります。(^^;
諏訪内さんの演奏あってのことですが、弓の動きが素晴らしかったですね。見とれてしまいました。楽器はあっても弓についての解説は不思議とないですね。
winter-cosmosさん、こんばんは。
>たぶん諏訪内さんのドレス、こちらにいらっしゃったときと同じものですね。露出度の高さに、ドキドキだったのでは。(笑)
図星です。(^_^;)
すばらしい音楽を演奏してくださっているのに、ねぇ。
4階席だったので、諏訪内さんのお姿は遠かったのですが、ホールの特性か、音はストレートに聞こえてくる感じで、迫力ありました。あの力強さがたまりません。
初めまして。私もミューザ川崎へ諏訪内さんを聴きにいって来ました。
素晴らしい演奏でしたね!公演を早めに知ったので、前から4列目という大変よいお席で聴く幸運に恵まれました。
何回か以前聴いたのと比べ、諏訪内さんが艶やかになられたことに驚きました。弾き方も川井郁子ばりのエビゾリが見られ、諏訪内さんが演奏中にみせてくれる弾き方では初めてでした。曲が難曲というのもありますが、スライドしながら重音を弾くテクはすごかったですねーー。
ドレスは確か、淡い紫だったと記憶しています。ライトの関係でブルーにお見えだったのでしょうか。ドレッシーで美しかった!
共感できて嬉しく思い、コメントをさせていただきました。またよろしくお願いします。
hippocampiさん、初めまして
TBありがとうございます。m(_’_)m
僕は、諏訪内さんがチャイコフスキー国際コンクール優勝した直後の帰国コンサートを聴きに行って、あの力強さに魅了されて、すっかりファンになりました。いらいCDも欠かさず買っているのですが、コンサートは久しぶりでした。
4階席からは指遣いまでは見えませんでしたが、久々の“ナマ諏訪内”を堪能させていただきました。(^_^;)