昨年度の過労自殺認定は過去最多の66人

厚生労働省が、昨年度の過労による「脳・心臓疾患および精神障害等にかかわる労災補償状況」について発表。

  • いわゆる「過労自殺」(未遂をふくむ)として認定された人は66人で、昨年の42人から1.5倍以上に増加したこと。
  • それをふくむ「精神障害」(うつ病など)での労災申請は819人で、前年度比25%も増えていること。そして、そのうち認定された人は205人で、前年度比61%増にもなっていること。
  • 過労による脳・心臓疾患(脳出血、心筋梗塞など)は、申請が938人にたいし、認定された人は355人。そのうち死亡に至ったケース(いわゆる「過労死」)は147人。「過労死」は前年度より10人減ったとはいえ、脳・心臓疾患の労災認定も過去最多となったこと。

依然として日本の労働者の「働かされ過ぎ」状態はひどくなるばかりです。

過労自殺、過去最多の66人(日刊スポーツ)

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5・16中央決起集会に来ています

国民主権をふみにじる改憲手続き法強行抗議! 憲法闘争の一大強化をめざす5・16中央決起集会(日比谷野音)

昼休みに日比谷野音で開かれている「国民主権をふみにじる改憲手続き法強行抗議! 憲法闘争の一大強化をめざす5・16中央決起集会」に来ています。

東京だけでなく、大阪、京都、千葉、滋賀、福島、富山、山梨、愛知、埼玉、兵庫、山形、新潟などなど、全国から参加者が集まっています。

いま共産党の市田書記局長が、手続き法の強行に断固抗議するとともに、改憲勢力の中心に日本会議、靖国派が躍り出たことで国民との矛盾が広がっていると指摘。今日から一大闘争を強めようと呼びかけています。

NTT東フレッツで通信障害

NTT東でフレッツとIP電話がかかりにくくなる大規模な通信障害が発生。

我が家も1月末からNTT光に切り替わっているのだけれど、はて電話は通じなかったのかな〜 (^_^;) ←電話をかけないし、かかってこないので気がつかない奴

NTT東のフレッツで330万ユーザーの大規模障害、回復に向かうも原因不明:ITpro

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集団的自衛権の見直し不要 62%

14日付「東京新聞」に載った共同通信の世論調査。

安倍政権がすすめようとしている「集団的自衛権」の見直しについて、「今のままでよい」が62.0%を占め、政府見解の見直し、あるいは憲法改正で集団的自衛権を行使できるようにすべきだという意見(合わせて32.4%)を大きく上回りました。

集団的自衛権 解釈見直し不要62% 世論調査(東京新聞)

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靖国供え物 「支持せず」が多数

日本テレビの世論調査。

安倍首相が、靖国神社の例大祭に総理大臣名で供え物をした問題について、「支持する」42.0%にたいし「支持しない」46.8%で、不支持が上回った。また、靖国神社がA級戦犯を「合祀」している問題について、「見直す必要があると思うか」の質問に、「思う」58.5%が「思わない」31.9%の2倍近くになりました。

2007年5月定例世論調査(日本テレビ)

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ロシアン・プログラムならよかった?!

木曜日、金曜日と2晩続けてコンサートを楽しんできました。

木曜日は、日フィルの定期演奏会。プログラムは、以下のとおり。

 モーツァルト:歌劇《魔笛》より「序曲」
 モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》
   <休憩>
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
 チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》

指揮は、アレクサンドル・ドミトリエフ、ピアノ・ソリストは御年70歳を越えたエリック・ハイドシェックでした。

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本当は「謝罪」していなかった安倍首相

従軍慰安婦問題で、訪米した安倍首相がブッシュ大統領にたいして「謝罪」した報道されているが、実は、安倍首相は「謝罪」は表明しなかった。そんな仕掛けを、毎日新聞の金子秀敏・専門編集委員が紹介している。

その仕掛けはこうだ。

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「美しい日本をつくる会」は美しくない…

日本会議の別働隊の1つとして、「美しい日本をつくる会」というのが今年2月に発足している。

この会の特徴は、これが、いわゆる「ジェンダー・フリー」攻撃にとどまらず、自民党なども賛成して成立したはずの男女共同参画社会基本法を攻撃の的にしていること。

設立趣意書(昨年10月)では、「社会や学校の乱れの原因は、共産主義的フェミニズムに根ざした男女共同参画社会基本法」「個人の人格を破綻させ家庭を壊す男女共同参画社会基本法を廃棄しなければ、遠からずわが国は亡国の危機に直面する」などとしている。

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ヤマダ電機、こんどは公取委が「優越的地位の乱用」で調査

ヤマダ電機が、納入業者に「ヘルパー」を派遣させ働かせていたことにたいして、大阪府労働局が偽装請負だとして指導したことは前に紹介しましたが、こんどは公正取引委員会が独占禁止法違反、「優越的地位の乱用」容疑で調査に入りました。

公取委の調査は、本社をふくむもので、会社ぐるみでの独禁法違反とみているということです。

ヤマダ電機に立ち入り 業者に派遣強いた疑いで公取委(朝日新聞)

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『新しい歴史教科書』の継続発行は扶桑社に断られたらしい

「新しい歴史教科書をつくる会」のニュースによると、扶桑社から発行されてきた『新しい歴史教科書』と『新しい公民教科書』の出版継続について、2月26日に同社から回答があったそうだ。

回答の中身は公表されていないが、「この回答に基づき、教科書の継続発行について引き続き協議していく」というのだから、実際のところ断られたということだろう。

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靖国供物問題をメディアはどう論じたか

安倍首相が靖国神社の例大祭に真榊の供え物をしていた問題で、新聞の論説を眺めてみました。

北海道新聞は、「道理のない宗教的行為」だとする社説を掲載。「供え物の奉納も参拝も宗教的行為である」「もし首相が『この程度だったら中国も韓国も反発するまい』と考えているのなら、浅慮である」と批判。さらに、安倍首相が「供物をそなえたかどうかもコメントしない」としたことにたいしても、「不誠実な態度」「首相には説明責任がある」と指摘しています。

中国新聞も社説で、「サカキの鉢植えにつけられた木札には『内閣総理大臣 安倍晋三』と書かれていた。……これで私人の立場だと言えるのか」と批判しています。

毎日新聞は、「否定も肯定もしない」という安倍首相の「あいまい戦略」に中心をおいて批判的な社説を掲載した。外交上の問題とともに、政教分離原則との関係でも疑問を呈しています。社説とは別に、大きな特集記事も掲載(「靖国神社:首相の例大祭供物問題 論争再燃が必至」)していますが、ここでも「あいまい路線」の「是非が内外で問われる」、「『宗教的意義』が焦点」というスタンスは明確です。

朝日新聞の社説は、「靖国神社は、隣国を侵略し、植民地化した戦前の軍国主義のシンボルだ。その歴史はいまもなお神社内の戦争博物館『遊就館』で正当化されている」と指摘。外交、政教分離の問題だけでなく、靖国神社の本質論に踏み込んでいます。ただし、残念ながら“半歩踏み込んだ”という程度で終わっていますが…。

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つじつまが合ってません!!

NHKの職員が酔っぱらって、路上で女性に抱きつき胸を触ったという事件。面白いのは、本人が「よく覚えていない」と言いながら、同時に「言いたくない」と言っていること。しかし、「言いたくない」というのは、何か「言いたくない」ことをやったということを「覚えている」という証拠。

NHKアナ強制わいせつ 逮捕(NHKニュース)

同じようにつじつまが合わないのは、靖国神社の春の大祭に「真榊」を供えていたことが明らかになった安倍首相のコメント。

参拝の場合と同じように「否定も肯定もしない」と答えて終わらせるつもりだったのでしょうが、記者から「供え物には『内閣総理大臣 安倍晋三』とあります。否定のしようがないのではありませんか」と突っ込まれ、しどろもどろの答弁になってしまいました。

 否定はしていません。あの?、否定も肯定もしないということで申し上げているわけだ。(「朝日新聞」2007年5月9日付)

否定はしないが、否定も肯定もしない、とはいったいどういう意味なんでしょうか?

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update-todayのバナーをgifに変えてみました

Mac IEではPNGは見えないということでしたので、update-today Pluginのバナーをgifファイルに変えてみました。

gifだと著作権がどーたらこーたら……という問題があってPNGの使用が推奨されているのですが、見えなければ仕方ありません。はたして、うまく見えますでしょうか?

第2次アーミテージ報告を読んでみた

第2次アーミテージ報告の翻訳が、憲法改悪反対共同センターの「憲法をめぐる動き」コーナーに【翻訳資料】として紹介されています。

URLは以下のとおり。

http://www.kyodo-center.jp/ugoki/kiji/070216armitage.htm

で、あらためて読んでみて気がついたのだけれども、「アーミテージ報告」というのは、日本のために出されたものではなく、あくまでアメリカの利益をめざして、そのために日米同盟をどうしたらよいかという立場から書かれている、ということ。

たとえば、冒頭からこう書かれている。

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靖国神社にかんするニュースあれこれ

安倍首相が、靖国神社の春の例大祭に供物。ポケットマネーとはいえ、「内閣総理大臣」の肩書きは如何。そして、遺族会の勉強会で過半数がA級戦犯の分祀容認と、毎日新聞がスクープ。

首相が靖国神社に供物 先月、春季例大祭に合わせ(東京新聞)
日本遺族会:A級戦犯分祀、勉強会の過半数が容認(毎日新聞)

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ただただ圧倒されました… 「ブラッド・ダイアモンド」

映画「ブラッド・ダイアモンド」

シエラレオネというと、国民1人当たりのGNI(国民総所得)が年間220ドル、人口の50%以上が1日1ドル未満で生活する世界最貧国の1つ。1991年から約10年間にわたる激しい内戦がたたかわれ、多くの犠牲者とそれ以上にたくさんの難民を生み出しましたが、その紛争の原因となったのが、ダイアモンド。

そういう大雑把な知識はあったものの、実際に映画が始まると、エンタテイメントとして楽しむ余裕などまったくありませんでした。ダイアモンドの密輸にかかわるダニー・アーチャー(レオナルド・デカプリオ)と、反政府軍RUFに捕まって働かされていたダイアモンド発掘現場から逃げ出してきたソロモン・バーディー(ジャイモン・フンスー)とが、あっという間に市街戦に巻き込まれてゆくあたりから、ただただ圧倒されながら見ておりました。

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東京都現代美術館 デュマス展&岡本太郎「明日の神話」

東京都現代美術館 マルレーネ・デュマス展

ちっとは連休らしいことをしようと、こどもの日、東京都現代美術館に行ってきました。お目当ては、南ア出身の現代女性アーティスト、マルレーネ・デュマの展覧会。

で、実際に見た感想ですが、う〜む、ちょっと期待が過ぎたのかなぁ…、という感じ。「エロスと死」というテーマも分からなくはありませんが(たとえば、「レザーブーツ」などは、何かあふれ出るエネルギーのようなものがあって、よかったのですが)、それよりも、ポスターにもなっている女性の絵(「邪悪は凡庸である」というタイトルは凡庸ですが)や、「マグダレーナ」と題された油彩画の方が面白いと思いました。

なんにせよ、写真を見ながら絵を描く、という方法に、いま一つピンと来ないものがあって、困ってしまいました。(^_^;)

公式サイト:
MarleneDumas

で、「ついでに」と思って立ち寄ったのが、特別常設展の岡本太郎「明日の神話」

岡本太郎「明日の神話」(中央部分)

↑岡本太郎「明日の神話」の中央部分。クリックすると大きな画像を表示します。

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