スクロヴァチェフスキのショスタコーヴィチ

先週の金曜日に続いて、24日、スクロヴァチェフスキ&読響の演奏会を聴いてきました。今回のプログラムは、シューマン&ショスタコーヴィチ。スクロヴァチェフスキの振るショスタコーヴィチがどういうものか、楽しみに出かけてきました。

  • シューマン:交響曲第4番 ニ短調 op.120
  •    ≪休憩≫
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93

といっても、前日までの北海道旅行の疲れで、昼間、うちでばったりと寝こけてしまい、目が覚めたのが5時。さすがに6時の開演には間に合わず、シューマンの4番は第2楽章からしか聴けませんでしたが…。(^_^;)

で、お目当てのショスタコーヴィチ第10番ですが、僕が持っているバルシャイのCDとはずいぶんと印象が違いました。バルシャイ盤はけっこうスマートなんですが、それに比べると、泥臭いというか野性味あるというか、もっとドロドロした雰囲気でした。僕は、どちらかといえば、こちらの方が好きかも知れません。オーボエ、クラリネット、フルートなど木管が大奮闘。ホルンの音がやや不安定でしたが、トランペットは堅めの音で雰囲気ぴったり。弦も、ちょっと音が粗いかなと思ったのですが、それもこの曲の雰囲気に合っているように思えました。

シューマンの4番も、けっこうがっちりした演奏でよかったです。ちゃんと、聴きたかった? (^_^;)

ということで、読響はやっぱりうまいなぁ?ということを確認した演奏会でした。(といいつつ、実は、07-08シーズンは読響のチケットとってないんですが…)

もう1つ気がついたのは、今回は東京芸術劇場の3階席最前列で聴いたのですが、ここの3階席というのもなかなかいい席かも知れません。音はけっこう響いてくるし、オケ全体が見渡せるし。最前列はBランク(読響はAから始まるので2ランク目)ですが、前5列あたりから後ろはC(3ランク目)なので、シーズンチケットなら6回で2万円未満。けっこうお買い得かも知れません。

【演奏会情報】 読売日本交響楽団第142回東京芸術劇場名曲シリーズ
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/コンサートマスター:藤原浜雄/会場:東京芸術劇場大ホール/開演:2007年9月24日 午後6時?8時

スクロヴァチェフスキのショスタコーヴィチ」への2件のフィードバック

  1. GAKUさんこんばんは。
    東京芸術劇場。近所なので、もっと通いたいのですが、
    大ホールは、観劇でしか行ったことがありません。

    昔、オーボエを習ったことがあるので、オケも興味があるのですが。GAKUさんのブログで勉強したいと思います。

  2. つるつるさん、こんばんは。

    オーボエをやられるんですか? 羨ましいですね?
    僕はオケは聴きに行きますが、自分では楽器はまったくダメ。譜面も読めません。だから楽器のできる人は無条件で尊敬します。

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