毎日新聞の調査によって、全国の都道府県立高校だけで、2006年度の授業料・入学金の滞納額が4億6000万円にのぼることが判明。おりしも数日前に、入学金をまだ納めていなかったという理由で、入学式にでられなかった生徒がいたというニュースが流れましたが、毎日新聞の調査結果は、こうした問題がもはや一部の問題にとどまらなくなっていることを示しています。
問題は、個々のケースではなく、授業料・入学金の滞納・未納が全体として増えていること。そこにこそ、いま考えるべき課題があると思います。
授業料・入学金:都道府県立高校の滞納総額、4億6千万円(毎日新聞)
入学金未納 式から排除 千葉の高校 別室で2人待機(東京新聞)
入学金未納 式出られず 佐世保工定時制 納付約束で入学許可(西日本新聞)
入学金未払い・学費未納、悩む現場 退学勧告も(朝日新聞)