公立高校の授業料滞納4億6000万円

毎日新聞の調査によって、全国の都道府県立高校だけで、2006年度の授業料・入学金の滞納額が4億6000万円にのぼることが判明。おりしも数日前に、入学金をまだ納めていなかったという理由で、入学式にでられなかった生徒がいたというニュースが流れましたが、毎日新聞の調査結果は、こうした問題がもはや一部の問題にとどまらなくなっていることを示しています。

問題は、個々のケースではなく、授業料・入学金の滞納・未納が全体として増えていること。そこにこそ、いま考えるべき課題があると思います。

授業料・入学金:都道府県立高校の滞納総額、4億6千万円(毎日新聞)
入学金未納 式から排除 千葉の高校 別室で2人待機(東京新聞)
入学金未納 式出られず 佐世保工定時制 納付約束で入学許可(西日本新聞)
入学金未払い・学費未納、悩む現場 退学勧告も(朝日新聞)

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至福の時間 スクロヴァチェフスキのブル5番

終わりました。やっぱりブルックナーはいいですねぇ〜 (^_^;)

スクロヴァチェフスキの指揮は、彼のいつものテンポ(といっても、第4楽章を除いて、ほかの指揮者に比べると少し早めですが)。管をうまく響かせるあたりはお手のもの。6日のブルックナー2番は、座席の関係か、天上から降り注ぐような響きがあまりなかったのですが、今日は、たっぷり堪能させていただきました。低音弦のリズムと金管のファンファーレが見事な第1楽章、第2楽章のゆったりしたテンポとリズミカルな第3楽章、そして最後、ホントに天上から降り注ぐような第4楽章。最後のコラールには、スクロヴァチェフスキならではの響きがあって、やっぱり5番は鉄板ですね。ヘ(^o^)/

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イラク空自違憲判決で地方紙の社説を読む

昨日の名古屋高裁のイラクへの空自派遣の違憲判決について、地方紙の社説を読んでみました。

それにしても、政府は高裁判決に従うつもりはさらさらないようですが、裁判所の判決を政府が先頭切って無視するようでは、とても国民に向かって法律を守れとは言えなくなります。

社説:イラク空自違憲判決 まだ派遣を継続するのか(北海道新聞)
社説:イラク派遣 「違憲」判断の重大さ(信濃毎日新聞)
社説:空自派遣「違憲」 司法判断の意味は重い(中国新聞)
社説:イラク派遣違憲判断/この重み受け止めなくては(河北新報)
社説:イラク空自違憲 「派兵」への歯止めだ(中日新聞)
社説:イラク空自違憲 高裁判断を無視するのか(新潟日報)
社説:イラク空輸違憲判断/国民に活動の全体像示せ(岐阜新聞)
社説:【イラク派遣】明快な違憲の判断だ(高知新聞)
社説:イラク違憲判決 空自部隊は直ちに撤収を(神奈川新聞)
社説:イラク派遣違憲 撤退を迫る画期的な判断(琉球新報)
社説:「違憲」は国民の不信映す イラク空自活動(西日本新聞)

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