吉野家の輸入した米牛肉に、輸入できないはずのBSE危険部位が混入していた問題で、アメリカは、単純な出荷ミスであることを強調。「時々起こること」という米農務省の発言や、「日本が独特な規制をもっている」という米食肉処理業界団体の主張は、開き直りそのものです。
しかし、「日本だけが特別のルールを作っているから、間違うんだ」などというのは、危険部位をちゃんと除去する能力がアメリカ人にはない、と言っているのと同じこと。危険部位除去のルールが本当に守られているか、徹底的な調査が必要です。
ところが、官房長官はさっさと「システムの問題ではない」と発言。日本人の食の安全より、アメリカ企業の御機嫌の方が大事なようだ。
米「故意ではなく、出荷ミス」・BSE危険部位混入(NIKKEI NET)
日本政府に全面協力=発送ミスが原因?米牛肉処理業者(時事通信)
問題の牛肉「誤って出荷」 時々起こると米農務省(中日新聞)
【官房長官会見】「輸入停止必要ない」米国産牛肉危険部位混入で(24日午前)(2/4ページ)(MSN産経ニュース)
「牛肉問題、米側は「単純ミス」強調」(TBS News-i)