ということで、オイラも、いま話題の(!!)新潮文庫版『蟹工船』を買ってきました。
奥付を見たら、2008年5月15日 第97刷となっていました。
できたて、ほやほやで?す。(^_^;)
ところで、『蟹工船』が読まれていると報じた主要紙の記事。まあネタはどれもほぼ同じですが、1つだけ大きく違っているのが、新潮文庫の『蟹工船・党生活者』が今年になって何部増刷されたかという数字。「読売」、「毎日」が増刷部数を2万7000部としているのにたいして、「朝日」、「産経」、「日経」は5万7000部。
例年5000部というのは、何も言及していない「朝日」を除いて、ほぼ共通しているのですが、全体の増刷部数は、なぜか大きく食い違っています。
はたして正しい数字は、どちらなんでしょうか? どなたかご存じの方、あるいは新潮社方面の方、教えてください。(^_^;)
【追記】
このテーマを取材した某記者の話によると、新潮社は、今年になって、7000部、2万部、3万部と増刷したそうです。
つまり、僕が買ってきた5月15日付第97刷というのは、3万部増刷したうちの1冊だったのでしょう。そうすると、5月はじめの「読売」の記事には、その数字が入っていなかったというのも分かります(「毎日」がどうして2万7000部としたのかは分かりませんが)。
ということで、今年に入って『蟹工船』が増刷された部数は5万7000部で間違いありませんでした。ヽ(^。^)ノ