米第8軍司令部のハワイ移転、韓国国防部が確認

先日の、在韓米軍第8軍司令部のハワイ移転を、韓国国防部が確認したようだ。

司令部はハワイに移転させるが、在韓米軍自体は作戦能力を強化する、ということらしい。つまり、再編は、指揮命令系統、部隊編成・運用の方面に限られるのかも知れない。そうなると、いよいよもって在日米軍の司令部機能がどうなるか、あるいは日本に移ってくる米陸軍第1軍団司令部がどう指揮系統のもとで運用されるのか、が問われてくる。

国防部、「米第8軍司令部がハワイ移転」確認(韓国:中央日報)

国防部、「米第8軍司令部がハワイ移転」確認
[中央日報 2008.06.06 07:18:46]

 国防部が5日明らかにしたところによると、韓半島防衛において中核的役割を果たしてきた米第8軍司令部が2012年ごろハワイに移転する予定で、韓国に残る隷下部隊の戦闘力は補強される。
国防部当局者は「米第8軍司令部のハワイへの移転は、米陸軍全体の改革の一環として検討されている」とし「適切な時期になれば具体的な内容を発表するだろう」と述べた。
この当局者は「米第8軍が再編されても、基本的には韓国に残る(第8軍所属部隊の)作戦機能を強化する方向に進む」とし「現在、作戦遂行能力を補強するために韓米両国が緊密に協議中だ」と説明した。
軍関係者は「現在は行政司令部の機能にとどまっている米第8軍司令部をハワイに移す代わりに、戦闘や作戦遂行の能力を強化するため、韓国に仮称“前方戦闘指揮所”(OCPK:OCPK:Operational Command Post?Korea)を設ける方針を決めた」と明らかにした。
OCPKとは、情報と作戦・指揮統制人材をはじめ、実際に作戦を指揮できる組織と人員・機能を補強した戦術的な作戦遂行組織。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください