民主党、あっさり2次補正の採決に応じたのはなぜ?

国会は、民主党が2008年度第2次補正予算の参議院での採決に応じたのに続いて、衆議院で2009年度本予算も可決されて、あれだけ麻生内閣の失態が続いているにもかかわらず、予算は年度内に通過するという「想定外」の事態に。

そのきっかけは、24日午前の民主党役員会での方針変更。

しかし、なんで民主党は突然あっさりと方針変更したんだろうと思ったら、その前の日(23日)に、日本経団連が25兆円の2009年度補正予算を要求していた。やっぱり財界がそんな要求をしているときに、2008年度の補正予算でうだうだ言っている訳にはいかない、ということなんだろうか。

09年度補正予算で25兆円規模の景気対策を=経団連会長 | Reuters
記者会見における御手洗会長発言要旨 (2009-02-23) : 日本経団連
民主党 定額給付金の財源法案、来週中に参院採決へ(MSN産経ニュース)
補正関連案 来週採決で調整へ(NHKニュース)

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『資本論』第1巻を読む?!

リミニ・プロトコル「カール・マルクス:資本論、第1巻」

マルクス『資本論』を読む劇が上演されるというので、見に行ってきました。

登場人物は、ドイツ+日本の12人。みなさん、演劇のプロではなく、言ってみれば素人さん。その人たちが、自分と『資本論』の係わり合いについて、舞台に登場して「語る」という、実験的というか現代的というか…、そもそも演劇ともいえないような「劇」です。そして、お客さん全員にも『資本論』が配られ、「語り」の合間、合間に、ページを指定して、そこを開いて『資本論』が読み上げられます。

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東フィル×レクイエム×大太鼓…

まだまだ日曜日のチョン・ミョンフン×東フィル×レクイエムの感動を引きずっていますが、あの日の演奏で、もう1つ印象に残ったのが、じつは大太鼓。

NOMA-IGAさんもブログに書かれていますが、もともとベルディ「レクイエム」は大太鼓が印象的な曲。しかも、女性が大太鼓をたたいているというので、僕もじつは気になって眺めておりました。そうすると、本番中に何度も何度も張り具合を調整したり、裏返してみたり、ともかく非常に忙しく演奏の準備をされておりました。

NOMA-IGAオペラ日記 : 東フィル定期演奏会、ヴェルディ「レクイエム」

で、そこまで神経を使うものなのかなぁ、と思っていたら、東フィルの公式ブログに、こんな記事が紹介されていました。

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“共産主義出づる国”

こんどはアメリカのGlobalPostというニュース・サイトが、日本共産党を紹介しています。タイトルは「共産主義が伸びる国」「共産主義出づる国」。23歳の最近共産党に入った若者にインタビューをしています。

Land of rising communism | GlobalPost

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麻生内閣支持率、ついに10%台前半

各種世論調査で、麻生内閣の支持率がついに10%台前半になった。不支持率70%以上というのは、もはや見捨てられているということでしかないだろう。

相変わらず面白いのは「毎日新聞」の「首相にふさわしいのは?」の結果。麻生8%はともかく、小沢一郎氏も25%で前回調査と変わらず。圧倒的多数は「どちらもダメ」61%。

麻生内閣:支持11%…政権運営さらに窮地 本社世論調査(毎日新聞)
「首相は早く辞めて」71% 朝日新聞緊急世論調査(朝日新聞)
政策停滞、政権に不信感 日経世論調査、景気対策「評価せず」40%(NIKKEI NET)
内閣支持13%、下落加速 共同通信世論調査(中国新聞)

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新手のSPAM

新海和明を名のるコメントが2つありました。

1つのコメントには、次のように書かれていて、これだけ読むと、ごくまっとうなコメントのように見えます。(一部伏せ字)

XXXXXX大学XXXXXX工学部XXXXXX工学科在学中の新海和明です。
私も、この金融危機の現政府麻生内閣の対策に不満があります。また、政策に期待できないし政策を信用できないのです。
日本共産党は、その政策に期待できるものを持っていると感じます。そして何よりも、共産党自体が労働者の味方だと思いますので、是非頑張って下さい。

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イタリアの新聞?が日本共産党を取り上げる?!

インターネットを探っていたら、こんな記事が。

どうやらイタリアの新聞?のようです。それともたんなるブログ? 金融関係のサイトのようですが、なんにせ、イタリア語なので、ほとんど皆目分かりませ。(^_^;)

GIAPPONE : FORTUNA COMUNISTA . – Finanza in Chiaro – Editoriali – Notizie – Borsa & Mercati

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東響×飯森範親×マーラー交響曲第7番

東京交響楽団第564回定期演奏会

土曜日、サントリーホールで、東京交響楽団のコンサートを聴いてきました。今回は舞台後ろのP席。プログラムは以下の通り。指揮は飯森範親氏です。

 シューベルト:イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
 リスト:死の舞踊
 マーラー:交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」

オケは第1バイオリンと第2倍オリオンを左右に分けた対抗配置、ただしコントラバスが金管の後ろ、舞台の一番奥に1列に陣取るという独特の配置でした。

おもしろかったのは2番目の「死の舞踊」。ベルリオーズの「幻想交響曲」の第5楽章の有名なモティーフが主題としてもちいられていました。

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コンビニという業態のいかがわしさ―公取委がセブンイレブンを調査

商品が売れ残っても、仕入れ原価はきっちり加盟店に負担させながら、加盟店には自由に値引きして売ることを許さない。そんなわがまま勝手がまかり通る不思議な業態。

他にも、加盟店に仕入商品の原価を教えないなど、コンビニにはまだまだ不思議なことがいっぱいある。

セブンイレブン、加盟店の値引きを制限か 公取委が調査(朝日新聞)
セブン-イレブンを調査 公取委 弁当値引き 不当制限の疑い(東京新聞)

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奨学金の返済が終わりました

今日、ポストに「奨学金返還完了通知」が届いていました。

学部、修士、博士と奨学金を借りたので、返済総額は約550万円。大学院に進学したときは、もちろん研究職に進んで、奨学金は全額免除…と目論んでいたのですが、いろんな巡り合わせで研究職を志す道から離れ、20年賦で返済することになりました。(^^;)

学部の分と修士・博士の分とを合わせて返しているときは、返済額は毎年25万円以上。正直言って、一時金で何とかやっと返還していました。学部の分が終わり、修士の分が終わって、ここ何年かは半分ほどになっていましたが、ようやく返還を完了しました。(^_^)v

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さて、このページどんなふうに活用できるでしょうか?

偶然見つけたこのページ。縦軸、横軸を選ぶと、それぞれの国の数値がプロットされたグラフが表示されます。その上、Playをクリックすると、歴史的な変化をアニメーションで見せてくれます。

Gapminder World

実際に自分で確かめてみたいという方は、こちら↓からどうぞ。
Gapminder World

さて、これ、いろいろ活用できそうですが、どんなふうに使ったらいいんでしょうねぇ。(^^;)

マルクスは彼が予言しなかったことを予言した?!

ロサンゼルス・タイムズ紙のインターネット版に、こんな記事が載っていました。

Karl Marx may have been prescient, but not that prescient | Los Angeles Times

見出しだけだと分かりにくいですが、世界的な経済危機が広がるなかで、マルクスの『資本論』から引用と称して、ある文章が、1カ月ほど前からインターネットを流れているのだそうです。

そのマルクスの文章なるものを、記事から翻訳すると、こんなふうになります。

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ロイターが共産党・志位委員長にインタビュー

ロイターが、「日本共産党、与党ブロックには加わらないと発言」というニュースを配信しています(リンク先はロイター・インド版ですが)。記事を読むと、2月13日に志位和夫委員長にインタビューをおこなったようです。

Japan Communists say wouldn't join ruling bloc | Reuters

内容的には、あまり目新しいところはありませんが、世界から見れば、総選挙で民主党が勝利したときに、共産党が政権に加わるかどうか、注目されているのかもしれません。

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『週刊SPA!』にU30の共産党員・池内さおりさんが登場!!

SPA!2009年2月24日号

今週の『SPA!』(2月24日号)に、日本共産党東京12区青年運動部長の池内さおりさんが登場しています。

いわく、U30世代のための「イマドキ左翼」。U30とは「アンダー30」つまり20歳代という意味です。26歳で衆議院小選挙区候補として元気に駆け回っている池内さんはぴったりですね。(^^;)

池内さおりさんのブログはこちら↓。
池内さおりの活動日誌

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