エクアドル大統領選:現職左派のコレア氏再選

新憲法にもとづくエクアドルの大統領選挙で、左派のコレア大統領が再選されました。おめでとうございます。(^_^)v

反米左派の現職コレア氏が再選、エクアドル大統領選:CNN.co.jp

エクアドルの改革は、こんな感じですすんできました。

2006年11月 大統領選挙で、左派のコレア候補が当選
2007年1月 コレア新大統領が就任
2007年4月 国民投票で、新憲法を決めるための憲法制定議会の設置が可決
2007年10月 憲法制定議会選挙で、与党(左派)勢力が勝利
2008年7月 憲法制定議会、新憲法案を可決
2008年9月 新憲法案、国民投票で承認
2009年4月 新憲法にもとづく大統領選挙と国会議員選挙。コレア大統領再選

今回の大統領選挙は、この新憲法をうけておこなわれたものです。なお、CNNは、大統領の再選は1972年以来と書いていますが、これは旧憲法(1978年)では大統領任期が1期4年に限定されていたため。新憲法で、再選が可能になりました。

反米左派の現職コレア氏が再選、エクアドル大統領選

[2009.04.27 Web posted at: 15:20 JST Updated – CNN]

 キト(CNN) 南米エクアドルで26日、新憲法の制定に伴う大統領選があり、即日開票の結果、反米左派路線を掲げる現職ラファエル・コレア氏(46)の再選が確実となった。社会福祉政策の重視を訴え、貧困層の支持を集めたコレア大統領は同日夜、「貧しい者のためにここにいる」と勝利を宣言した。
 エクアドルで現職大統領が再選されるのは、1972年以来、初めて。コレア氏は米国でも学んだ経済学者で、経済相を務めた経験もある。
 地元テレビ局エクアビサの出口調査によると、コレア氏の獲得票数は55.52%と過半数を超えた。コレア陣営のウェブサイトによれば、54.92%を獲得したとしている。
 一方、対立候補のルシオ・グティエレス前大統領や、アルバロ・ノボア元大統領とは、コレア氏とそれぞれ25ポイント、45ポイントの大差がついたと見られる。

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