ドイツの演劇集団?「リミニ・プロトコル」が先日、東京で上演した「カール・マルクス:資本論、第一巻」(東京バージョン)がNHK教育の芸術劇場で放送されます。
2月に僕も見てきましたが、プロの俳優を使わず、『資本論』に関連する素人が登場し、『資本論』の朗読もしながらすすむ不思議な演劇です。
放送予定は、7月10日(金)午後22時30分からです。
文部科学省が、大学院博士課程の定員削減の方針を発表。
文部科学省はこれまで「科学技術創造立国」をめざすと言って、「大学院重点化」の名のもとに大学院の定員を増やしてきました。予算も増やして、研究条件を充実させるのであればよかったのですが、予算は増やさず定員だけ増やしたもんだから、大学院の教育・研究条件は劣悪化。博士課程を修了して就職先が見つからない、いわゆるポス・ドク問題を深刻化させただけでした。
ポス・ドクをどうするのかと思っていたら、突然、定員削減へ。「大学院重点化」はいったい何だったんでしょうか? あまりに無責任です。