あともう1冊、いま読んでいる本を忘れていました。赤嶺守氏の『琉球王国』(講談社選書メチエ)です。
沖縄の歴史というと、第二次世界大戦末期の沖縄戦の話や、戦後の米軍基地問題を取り上げたものはいろいろありますが、それ以前の沖縄の歴史となると、なかなか手軽に読める本がありません。そういうなかで、本書は、11〜12世紀に始まる「グスク時代」から説き起こして、琉球処分にいたるまでの琉球王国の歴史を通史的に描いた貴重な一冊です。
あともう1冊、いま読んでいる本を忘れていました。赤嶺守氏の『琉球王国』(講談社選書メチエ)です。
沖縄の歴史というと、第二次世界大戦末期の沖縄戦の話や、戦後の米軍基地問題を取り上げたものはいろいろありますが、それ以前の沖縄の歴史となると、なかなか手軽に読める本がありません。そういうなかで、本書は、11〜12世紀に始まる「グスク時代」から説き起こして、琉球処分にいたるまでの琉球王国の歴史を通史的に描いた貴重な一冊です。
左から、村岡俊三『グローバリゼーションをマルクスの目で読み解く』(新日本出版社、2010年9月)、小林賢齊『マルクス「信用論」の解明』(八朔社、2010年7月)、安西徹雄『英文翻訳術』(ちくま学芸文庫、1995年)
村岡俊三氏の著作については、ここでも2冊(『マルクス世界市場論』、『資本輸出入と国際金融』)紹介しましたが、本書は、今月刊行されたばかりの新刊書。「グローバリゼーション」(あるいはグローバリズム)の実態や現状分析にかんする本は数あれど、この本はそうした実態を分析した本ではありません。
金曜日、こんどは都響の定期演奏会ということで、サントリーホールへ行ってきました。今回は、アレクサンドル・ドミトリエフの指揮による、オール・ロシアン・プログラムです。
ロシアン(アルメニアをロシアに含めて良ければ、の話だが)プログラムを貫くテーマは、リズム? と思えるような曲ばかりでした。指揮者のアレクサンドル・ドミトリエフは、実は、こうしたリズム変化の多い曲を楽しんでいたのでしょうか。みるからにロシア人っぽい、いかつい外見とは裏腹に、実に楽しそうに振っておられました。(^_^;)