「革新都政をつくる会」から都知事選出馬を要請されていた共産党の小池晃・前参議院議員の立候補がいよいよ本決まりになったようです。
都知事選というと、誰が立候補するかなど、著名人の動向ばかりが取りざたされていますが、大事なことは、6兆円 ((2011年度の予算額でいうと、一般会計が6兆2,360億円、特別会計が3兆6,390億円、公営企業会計が1兆8,892円。政策的経費である一般歳出だけでも4兆5,839億円にのぼる。「平成23年度 東京都予算案の概要について」(東京都財務局、2月1日発表資料)参照。))の予算規模をもつ都政の舵をどの方向に向けるかです。小池さんの、真っ向正面からの政策論戦で、ほんとうに今後4年間の都政をどうするのかをめぐる大きな論戦を期待します。