22時31分頃、静岡県東部を震源とする地震が発生しました。震源の深さは10km、マグニチュードは6.0。
我が家のあたりは震度4でしょうか。ちょっと揺れました。それにしても、東北大地震のあと、新潟でも地震が起きたし、今度は静岡、ということなのでしょうか。震源は内陸部なので、東海地震とかとは違うでしょうが、なんだか不気味です。
22時31分頃、静岡県東部を震源とする地震が発生しました。震源の深さは10km、マグニチュードは6.0。
我が家のあたりは震度4でしょうか。ちょっと揺れました。それにしても、東北大地震のあと、新潟でも地震が起きたし、今度は静岡、ということなのでしょうか。震源は内陸部なので、東海地震とかとは違うでしょうが、なんだか不気味です。
東京電力の計画停電。どうやら我が家は明日、夜6時20分〜10時までのあいだで3時間程度停電することになるようです。(こういうときは、ケーブルテレビの地域情報は便利)
さて、どうしましょうかねぇ〜 今日はJRが混むからと、さっさと帰ってきたのですが、新宿で映画でも見て時間をつぶすか、それとも、あきらめてさっさと寝てしまいましょうか。(^_^;)
フランスだけでなく、在日ロシア大使館も、福島第1原発の放射性物質漏洩の「最悪の事態」を想定して、日本にいるロシア人の退避準備にとりかかった。
「最悪の事態」を回避するために全力をあげるのは当然だけど、そのことと、「最悪の事態」を想定して準備をすることとは別。もし4号機の使用済み核燃料が飛散する事態になったら、20km圏避難、20〜30km圏屋内待機ですまないはず。もし50km圏避難が必要となる事態が想定されるなら、いまのうちから圏内住民に情報伝達し、具体的にどこにどれだけの避難困難者いるかを掌握して、対策を立てるなど、事前にやるべきことはいっぱいある。
残念だが、日本政府がそうした準備にとりかかるべき時期に来ているのではないだろうか。
東京電力福島第1原発。稼働中の1号機、2号機、3号機のコントロールが失われつつあるが、さらに停止中だった4、5、6号機でもトラブル発生。4号機は、使用済み核燃料プールの冷却水が沸騰して失われつつあるもよう。
使用済み核燃料には、炉内で生成したプルトニウムが含まれているので、もし爆発事故が起こって、プルトニウムが飛散することになったら、大変な事態になります。さらに、5号機、6号機についても、使用済み核燃料プールの冷却水の温度も、徐々にではあるけれど、上昇中らしい。5、6号機も4号機と同じように爆発事故を起こすかも知れない。
4号機、使用済み燃料損傷の恐れ 福島第1原発:共同通信
福島第一原発5号機、6号機も温度上昇―官房長官会見:日刊工業新聞
東京電力の停電情報のサイトは、計画停電の状況は反映されていないと、今日になって表示されるようになりました。
ということで、代わりにこちら。都県、市・町名を入力すると、自分の家が計画停電の第何グループになるかを教えてくれます。株式会社ユーザーローカルが試験的に提供しているものです。
なお、東京電力のホームページには、計画停電の実施直前になってからですが、各グループのなかでも、具体的にどこがこれから停電になるかが掲載されています。
在日フランス大使館は、ホームページで東京に滞在するフランス人を対象に「10時間ほどで弱い放射線が東京に到達する恐れがある」として、外出を控えるように勧告しているそうだ。
日本政府や東京都は、「ただちに健康に影響はない」とくり返しているんだけどね。
ドイツの有名な週刊誌「シュピーゲル」が、そのサイトに、14日付で「気象リスク:風が東京に放射性の雲を運ぶ」という記事を掲載しています。
Risiko Wetter: Wind bläst radioaktive Wolke nach Tokio – SPIEGEL ONLINE – Nachrichten – Wissenschaft
オイラのつたないドイツ語力で読んでみると、まずリード。
東京は今日までのところ原子力事故によって広範囲な被害は受けていない。しかし、いまは事態が変わるかもしれない。風が北東に変わり、気象学者は、風が放射能を福島原発から火曜日(15日)には巨大都市に運ぶと信じている。放射線による影響はどれぐらい高くなるだろうか?
ということで、オーストリアのウィーン気象・地球力学中央研究所(ZAMG)のモデル計算として、次のような図↓を掲載しています。これは、12日の時点でおこなわれたシュミレーションの結果のようですが、実際、今日、神奈川県などで放射線が検出されているわけですから、まさにこういう事態が起こっているのではないでしょうか。
で、シュピーゲル誌のサイトでは、この↑図をクリックすると、排出された放射性物質がどのように運ばれていくか、3月12日からシミュレーションした動画をみることができます↓。
Risiko Wetter: Wind bläst radioaktive Wolke nach Tokio – SPIEGEL ONLINE – Nachrichten – Wissenschaft
国際原子力機関(IAEA)のホームページを見ると、福島原発の事故を非常に深刻な事態としてとらえて、連日、大きく注目していることがわかります。
International Atomic Energy Agency (IAEA) :: Earthquake in Japan
たとえば、14日の事務局長のブリーフィングでは、「非常に困難な状況のもとで」under extremely difficult circumstances という言葉が使われています。
福島第1原発で、400ミリシーベルトの放射線量を検出したそうです。ミリシーベルトは、これまでのマイクロシーベルトの1000倍の単位。500ミリシーベルトの全身被曝で抹消血中のリンパ球が減少する、1000ミリシーベルトで悪心、嘔吐といわれるレベルです。
福島第1原発の3号機付近で、400ミリシーベルトの放射線量を検出。政府は20〜30km圏内の屋内退避を指示しましたが、屋内退避はあくまで一時的措置。長期的には、ずっと屋内退避し続けることは不可能です。外気に直接さらされている食べ物や水は飲まないように、といわれても、そうなれば野菜、米もダメだし、水道も使えないということですから、長期的には影響を受ける地域から完全に退避するしかないのではないでしょうか。
官房長官「福島原発で400ミリシーベルトの放射線量」:日本経済新聞
菅首相、周辺20〜30キロは屋内退避を=放射能の危険高まる―福島原発:時事通信
2007年に、日本共産党福島県委員会、同党県議団などが、東京電力に、耐震安全性の総点検を求める申し入れを行なっていたことは、先日、このブログにコメントとして情報を寄せていただきました。あらためて紹介しておきます。
あわせて、今回の東北大地震および福島原発の一連の事故に関連して、日本共産党福島県委員会、同県議団等の行なった申し入れを紹介します。
日本共産党福島県委員会: 原発災害申し入れ1
日本共産党福島県委員会: 原発災害申し入れ2
日本共産党福島県委員会: 原発災害申し入れ4
日本共産党福島県委員会: 原発災害申し入れ5
なお、3次が飛んでいますが、口頭で、避難してきた方たちへのスクリーニングの徹底を申し入れたそうです。
東北大地震の救援活動に従事していた米軍は、支援活動をしていたヘリ搭乗員から放射線が検出された ((朝日新聞の記事によれば、「試料の採取は福島第一原発から約100キロ離れたところで行われた」そうだ。))ということで、福島第1原発185キロ圏から退避をしました。
原子力安全・保安院は「ただちに健康に影響はない」と言っていますが、米軍なら20km圏どころか185km圏からだって退避する事態なのです。
東京電力福島第1原発の2号機で、圧力抑制プール(サプレッションチェンバー)が損傷し、放射性物質が相当量、外部へ漏出したもよう。2号機は、ほぼ冷却機能が失われた状態で、こんご最悪の事態にむかう危険性が大きくなっている。
【速報】年間被ばく線量限度の約8倍検出:nikkansports.com
福島第一原子力発電所の職員の移動について:東京電力
同時に、東京電力は、3号機で、使用済み核燃料を水につけて冷やすためのプールの覆いがなくなっているということも発表。使用済み核燃料プールの冷却水も、ほんらいは循環させる必要があるのですが、はたしてどうなっているのか。熱がたまると、ここからも放射性物質が飛散する危険性がある。同様の使用済み核燃料プールは、1号機〜6号機まですべてあるはず。それらがどうなっているのだろうか。