東京電力 5グループをさらに細分化

東京電力が、計画停電の運用を改善するということで、第1〜第5までの各グループ内をさらにA〜Eに細分化することを発表しました。

プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力

細分化された地域分けの詳細は、こちら↓から確認できます。

グループ別対象地域詳細(PDF 119KB)

今後は、「第1グループの一部で停電を実施する」という代わりに「第1グループのA、C、Dで停電を実施し、B、Eは実施しません」というように、よりきめ細かく発表されることになるようです。

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大震災、犠牲者1万人を超える

今回の大震災・津波で犠牲となった方が、確認されただけで1万人を超えたそうです。毎日、新聞で死者が1000人ずつ増えていくことに愕然とさせられます。

あらためて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべてのみなさんにお見舞い申し上げます。

大震災 死亡確認1万人超える:NHKニュース

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原子力安全委 20〜30km圏に「積極的自主避難」が望ましい

政府が、現在屋内退避となっている福島第1原発20〜30km圏についても、住民に「自主避難」を促しました。

枝野官房長官の発表だと、「必要な物資が届かず日常生活が困難になってきている」というのがその理由のように聞こえますが、原子力安全委員会発表では、「放射性物質の放出が収まる見通しが立っていない」 ((原子力安全委員会「緊急時モニタリング及び防護対策に関する助言について」(2011年3月25日発表、第19回原子力安全委員会第1号)では、次のように指摘されている。
 「今後なお、放射性物質の放出が継続すると考えざるを得ない状況を踏まえると、20〜30kmの屋内退避区域のうち、線量が比較的高いと考えられる区域に居住する住民については、積極的な自主的避難を促すことが望ましい」
 「線量が比較的高いと考えられる区域」とは、23日に原子力安全委員会が発表した「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算について」で、試算された被曝線量の高い地域のことと考えるのが妥当だろう。))ことが主たる理由になっています。

「ただちに健康に影響はない」「いまの水準程度なら大丈夫」という「安心理論」はもはや成り立たなくなってきた、ということです。「放射性物質の放出が収まる見通し」が立たない以上、30km以遠なら絶対安全だということもできない、ことになります。

30キロ圏内も自主避難促す:NHKニュース
“自主避難の促進望ましい”:NHKニュース
被ばくの水、放射性物質の濃度は1万倍:TBS News-i
“3号機原子炉 損傷の可能性”:NHKニュース
【放射能漏れ】原発・北西40キロ飯館村土壌からヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3000ベクレル 文科省:MSN産経ニュース
【放射能漏れ】汚染は数十年続く 避難範囲広がる恐れも指摘 仏原子力当局:MSN産経ニュース

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仙台フィルが被災地で復興コンサート

仙台フィルが6月までのコンサートを中止せざるを得なくなったことは、前にもご紹介しましたが、その仙台フィルが、被災者に直接音楽を届けようと、「復興コンサート」を始めるそうです。

まずは第1回のお知らせが、仙台フィルのホームページに掲載されていました。

ニュース:仙台フィルハーモニー管弦楽団

まだ音楽どころでは…という方もいらっしゃるでしょうが、音楽だからこそ伝わる気持ち、あるいは音楽だからこそ癒されるということもあります。仙台フィルのみなさん、応援しています。