日本の一番長い夜…?

東京電力福島第1原発1号機について、政府は、夜8時20分から容器を海水で満たすこと、ホウ酸を注入する作業を開始したと発表しました。作業の終了まで5時間+アルファだとの説明がありました。

炉心溶融で原子炉に海水を注入するという事態は初めてのこと。作業が無事に完了して、炉心の温度が低下するのかどうか、長い夜が始まっているのかも知れない。

福島第1原発:「爆発は建屋の壁、濃度上昇せず」:毎日新聞
東日本大震災:「海水で炉心冷却」を選択 福島第1原発:毎日新聞
福島第1襲った津波、10メートル超の可能性 東電が記者会見:日本経済新聞
海水注入で炉心冷却開始 東電、1号機廃炉も視野:日本経済新聞

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やはりメモリの不良ではないようです

4日前に起動しなくなった自宅のパソコン。

メモリ異常というエラーメッセージが出ていたので、とりあえず新しいメモリを買って交換してみました。しかし、やっぱり起動しません。メモリ異常というエラーメッセージも変わりません。メモリではなくメモリ回りの基盤がいかれたのかも知れません。

ということで、いよいよ本格的に、新しいパソコンに買い換えるかどうかを考えなければなりません。う〜む、どうしよう……

地震 その後

私の職場の前の道路を、たくさんの人が歩いています。新宿や渋谷、池袋まで歩いていこうということのようですが、今のところ、首都圏のJR、私鉄、地下鉄は全部止まっています。さっきはJR山手線の線路のうえを人が歩いていましたが、これはおそらく止まった電車から降りたお客さんでしょう。

近所のドラッグストアでは、パンやおにぎりはすでに売り切れていました。

いまもまた余震が来ています。相変わらず、長い周期で揺れるので、壁や天井がミシミシといやな音を立てています。

東北沖で大きな地震

先ほど、東京でも大きな地震がありました。

最初、少し揺れ始めたあと、ゆっくりと大きな揺れが数分間続きました。机の上のパソコンが倒れるほどではありませんでしたが、一部本棚の本が落ちたりしました。エレベータは止まっています。

最初小さな揺れがしばらく続いて「あ、地震だ」と思っている間に、だんだんと揺れが大きくなって、それが数分間続きました。これまで何度も地震を体験しましたが、こんなに長い時間揺れたのは初めてです。揺れている最中は、どこまで揺れが大きくなるのか、本当に大丈夫なだろうかと心配になったほどですが、なんとかそのあたりでおさまりました。

いまも余震がきています。震源は遠いので、長い時間揺れるので、気味が悪いです。

日の丸・君が代訴訟、処分取り消し判決!!

東京都教育委員会の、日の丸・君が代強制で懲戒処分を受けた都立学校の先生がたが処分取り消しを求めていた裁判で、東京高裁が、「懲戒権の乱用」として処分取り消しの判決を下しました。

通達そのものは合憲とするなど不満もありますが、処分取り消し、おめでとうございます。m(_’_)m

君が代不起立、処分取り消し=「懲戒権を逸脱」―教職員ら逆転勝訴・東京高裁:時事通信

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年金救済議論で一番大きな問題は25年の加入資格が長すぎること

混迷している主婦の年金救済問題。新救済策では、今後3年間に限って、手続きを忘れていた主婦は、何年でもさかのぼって保険料を納めて年金を満額受け取るか、あるいは、保険料を納めなくても加入期間に参入して、年金は減額されて支払われるという。

そうやって、欠格者が減るのであれば、それはそれでよいことなのかも知れないが、しかし、そうすると新たな「不公平」が生じる。専業主婦以外で、諸般の事情で一時保険料が支払えず、25年の加入期間に足りなかったという人は、相変わらず年金が受け取れないままだ、という問題だ。たとえ24年11ヶ月保険料を納めていても、加入期間不足とされて、1円も年金がもらえない。「公平」をいうなら、こういう人たちも、専業主婦と同じように、減額してもよいから年金を支払うべきだろう。

結局、こうやって考えると、専業主婦の年金救済というけれど、一番大きな問題は、結局、25年間という年金加入期間の長さだということは明らかだ。

日本共産党はかつて、基礎年金部分(5万円)は国庫負担として、それ以上の部分は加入期間にかぎらず、本人が支払った掛け金に応じて上積みするという「最低保障年金制度」案を発表したことがある。そういうやり方をすれば、「加入期間が足りない」という問題は生じないし、みんな、それぞれ納めた保険料分に見合った年金をもらえるのだから、「公平」というならこれ以上公平な年金制度はない。

専業主婦の救済策だけに限らず、25年という加入資格期間を短くすることを含めた、抜本的な議論をしてほしい。

救済策廃止 改善策は法改正で NHKニュース

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ソメイヨシノはやっぱり全部単一クローンだった!!

1850本の桜のDNAを分析した結果、ソメイヨシノはすべて同一DNAのクローンだったことが判明したというニュース。

ソメイヨシノの樹は、どれも同一の個体だったんですね。だから、同じ環境にあれば、同じ時期に咲いて同じ時期に散るのも当然なわけです。

サクラ:「系譜」DNAで分類 「しだれ」は複数品種――森林総研が図鑑作成へ:毎日新聞

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現在の資本主義世界経済をどうとらえるか

『前衛』2011年4月号

『前衛』2011年4月号

日本共産党の発行する政治理論誌『前衛』4月号に、リーマン・ショック後の現在の資本主義世界経済をどうとらえるか、をめぐる2つの論文が掲載されています。

  • 高田太久吉「世界不況は終わったのか」
  • 大槻久志「金融恐慌後の資本主義をどう把握するか」

それぞれ個性的な論文だけれども、おもしろく読みました。

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パソコンが起動しなくなりました…

自宅のデスクトップパソコン(DELL Dimension 9150)が起動しなくなってしまいました。(/_;)

DELLの「診断ライト」によれば、最初は「拡張ボードに障害が発生」だったのですが、再起動を試みたあとは、ずっと「メモリ障害」の表示です。以前にも起動しなくなったことがありましたが、そのときはメモリを差し替えたり、拡張ボードをあれこれいじくっていたら、何事もなかったように復活したのですが、今回はうまくゆきません。

とりあえずノートパソコンがあるので、メールを読んだり、ブログを更新するのに不自由はありません。とはいえ、デスクトップは4年8ヶ月前に買ったWindows XP マシンで、遅いとか、困ることはありませんでしたが、Windows 7 にするにはスペック不足。そろそろ買い換えるかなぁ〜 と思っていた矢先のことで、さて、いったいどうしたもんでしょう?

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メア米国務省日本部長「沖縄の人はごまかしとゆすりの名人」

アメリカ国務省日本部長のケビン・メア氏が昨年12月、国務省内でおこなった講演の内容を共同通信が暴露した。

アメリカ政府当局者の発想からすれば、政府間で普天間基地の移転について合意をしているにもかかわらず、それが実現する気配もみえない、というのは理解しがたい事態なんだろう。だから、「合意は日本文化」「日本でいう合意とは、ゆすりのこと」という一種の「日本異質論」に行き着いたわけだ。そして、「日本異質論」に行き着けば、「沖縄の人はごまかしとゆすりの名人」「怠惰」という侮蔑的な発言にいたるのは、ある意味当然だろう。

しかし、そもそも彼の認識の根本が間違っている。共同配信記事では省略されているが、メア氏は、もともと普天間は田畑の真ん中だったのに、基地の周辺に住宅を建て、人口が増えるのを沖縄県人が放置したのが悪い、と語っている ((【追記】その後、8日18時13分に配信された共同通信の記事(メア日本部長の発言録要旨:共同通信)では、「普天間はもともと田畑のなかにあった」云々の発言も紹介されている。))。だから、問題解決のために移設で合意したのに、文句をいうのはけしからん、ということになるのだ。

しかし、彼の認識は根本的に間違っている。もともと沖縄の米軍基地は、沖縄占領直後に住民を収容所に強制収用し、その間に県民の土地を勝手に基地にしてしまったのだ。だから、沖縄の人は誰だって、できれば米軍基地はなくなってほしいと思っている。そこで、歴代自民党政権は、何とかカネで「合意」をとりつけてこざるをえなかった。それを「ごまかしとゆすり」というなら、それは、「日本の安全保障のため」といって沖縄に基地を押しつけてきたアメリカ政府と、それに付き従ってきた自民党政権との「ごまかし」が生み出した政治のゆがみといわなければならない。

そこが、沖縄米軍基地の問題と伊丹空港との違うところなのだ。

「沖縄、ゆすりの名人」 メア米日本部長が発言:琉球新報
メア日本部長の発言要旨:共同通信

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エジプトの歴史

山口直彦『エジプト近現代史』(明石書店)

山口直彦『エジプト近現代史』(明石書店)

第2次世界大戦以後のエジプトの歴史を調べようと思ったが、インターネットでエジプトの歴史にかんする文献を探してみると、ほとんどがピラミッドやクレオパトラ、ツタンカーメンのお話ばかり。ようやく見つけたのが、これ。

山口直彦『エジプト近現代史』(明石書店、2006年)

全部で350ページ近くある本ですが、第2次世界大戦後となると最後の50ページほど。書かれたのがちょうど5年前、前回の大統領選挙でムバラクが再選された直後。だから、サダト、ムバラクの時代は10ページほどしかなく、詳しいことはほとんど分からない。(^_^;)

それでも、第2次世界大戦あたりからの歴史をメモってみると、おおよそこんなところ。

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代々木公園のカワヅザクラも満開でした (^o^)/

カワヅザクラ 1 (代々木公園、2011年3月5日撮影)

カワヅザクラ 1 (代々木公園)

カワヅザクラ 2 (代々木公園、2011年3月5日撮影)

カワヅザクラ 2 (代々木公園)

代々木公園にもカワヅザクラがあるはず…という話を聞いたので、今日、お昼に出かけてきました。

咲いているのは、中央広場の東側。最近植えられたものもふくめ、5〜6本のカワヅザクラが咲いておりました。まだまだ緑のすくない公園のなかで、この一角だけピンク色に染まっている感じでした。

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『議会と自治体』予算分析特集はここが読みどころ

『議会と自治体』2011年3月号

『議会と自治体』2011年3月号

日本共産党の発行する雑誌『議会と自治体』3月号は、2011年度の国家予算案分析の特集。いまや「まぼろしの予算案分析」になりかねない状況だけれど、巻頭2論文が読みごたえあった。

  • 藤野保史「総論 自民党と同じ道をすすみ、深刻なゆきづまりに直面する予算案」
  • 金子邦彦「地方財政 11年度地方財政計画の特徴と課題」

藤野論文は、それだけでもう答えが分かってしまいそうなタイトルになっているが、読んでみると意外とおもしろかった。

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三枚おろしのアジフライ

本日のメニューはアジフライ

本日のメニューはアジフライ

職場の食堂の、本日のメニューはアジフライでした。でも、食堂に行ってみると、アジが三枚におろされておりました。

ふつうアジフライというと、開きになったのを揚げた、三角形のあれでは……? アジフライが三枚おろしとは、いったいなぜ?

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これまた日本史研究者には必読論文が

またもや、日本史研究者には必読の論文が、『歴史学研究』2011年3月号(第877号)に載っている。安田浩氏の論文「法治主義への無関心と似非実証的論法――伊藤之雄「近代天皇は『魔力』のような権力を持っているのか」(本誌831号)に寄せて――」だ。

サブタイトルにあるとおり、これは、同じく『歴史学研究』2007年9月号に載った伊藤之雄氏の論文「近代天皇は『魔力』のような権力を持っているのか」にたいする反論。伊藤氏の同論文は、同氏の『昭和天皇と立憲君主制の崩壊』(名古屋大学出版会、2005年)の書評(瀬畑源氏執筆、『歴史学研究』2006年10月号掲載)にたいするリプライなのだが、そのなかで、伊藤氏が、安田氏の名前をあげて、「近代天皇は『魔力』的な権力がある」とする見解を主張しているとして批判したことから、安田氏が伊藤氏への反論を書いたというわけだ。

「魔力」というのは、もちろん「」付きで使われているもので、伊藤氏は「天皇の特殊な権力を、ここで便宜的に『魔力』と表す」(17ページ)と断っている。しかし、そもそも正体不明の力のことを魔力というのだから、いくら「便宜的」といってみても、戦前の天皇が実際にもち、行使した権力を「魔力」とくくってしまったのでは、およそ学問研究にはならないだろう。

しかし、安田氏の批判は、そうした言葉上の問題にとどまらない。

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解散・総選挙をめぐる国民世論はまだまだ揺れている

産経新聞による世論調査。「予算や予算関連法案が年度内不成立なら解散すべき」が45%を占める一方で、次の衆議院選挙の時期については、「できるだけ早く」は23%しかなく、「会期末の夏頃」が35%、今年後半以降が37%(「今年後半」11%、「来年中」4%、「任期満了または再来年」22%)と割れている。解散・総選挙をめぐる国民世論はまだまだ揺れているようだ。

【世論調査】内閣支持率、初の20%割れ18% 不支持7割弱 「予算年度内不成立なら解散」45%:MSN産経ニュース
【世論調査】小沢氏、民主党に厳しい視線 小沢系造反劇は不評:MSN産経ニュース
【世論調査】質問と回答(2月26、27日調査):MSN産経ニュース

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