- さて、日比谷野音に向かいます (=゚ω゚)ノ posted at 17:56:44
- これからでは、もう中には入れないかな?大丈夫かな? posted at 18:02:43
- 日比谷野音に着いたけど、当然のことながら、すでに満員で中へは入れない pic.twitter.com/BWm6N5ZmY1 posted at 18:18:02
投稿者「GAKU」のアーカイブ
日フィル特別演奏会
本日は、東京オペラシティで、ラザレフ御大が振る日フィル特別演奏会を聴いてきた。
- ショスタコーヴィチ:組曲《馬あぶ》作品97a
- ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
- ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1945年版)
ピアノ独奏は伊藤恵さん。
本日のコンサート、一番はやっぱり「馬あぶ」の実演を聞けたこと。ショスタコーヴィチが作曲した数多くの映画音楽の中で一番有名な作品だと思うのだけど、実演を聴くチャンスは滅多にない。
読響第549回定期演奏会
今日はサントリーホールで、読響の定期演奏会。指揮はユーリ・テミルカーノフ氏
- マーラー:交響曲第3番 ニ短調
テミルカーノフ氏は、これまでショスタコーヴィチを振るのは何度か聴いたことがある。淡々とした雰囲気から、凄まじい演奏がくり広げられてくるので大好きな指揮者。しかし、マーラーは初めて。それも3番という、マーラーの交響曲のなかでも一番長い?曲だ。
『マクベス』読み終わりました
松岡和子さんの訳によるシェイクスピア全集(ちくま文庫)の『マクベス』を読み終わりました。
分かりきっていることだけど、魔女の予言を聞いて、スコットランド王を殺害したマクベスとその妻の関係がテーマ。いろんな解釈があるけれど、やっぱり優柔不断なマクベスを、権力欲に燃えた奥さんが焚きつけたというふうに、僕には読める。しかし、マクベス夫人は気がふれて、マクベスより先に死んでしまう。ということは、やっぱりマクベスが主犯なのか。
ほかにも疑問いろいろ。
バンクフォーの息子フリーアンスはどうなったのか? バンクフォーを殺害する暗殺者が途中で3人になっているが、それはどうして? マクダフはなぜ妻と子どもを置き去りにしたのか、アイルランドに逃げたはずのドナルベインはどうなったのか?などなど。伏線が張られたはずなのに、答えがない…。
『経済学批判』27ページとはどこか?
『資本論』第3部第19章で、マルクスは、「貨幣制度一般が、どのようにして最初、異なる諸共同体間の生産物交換のなかで発展するかについて、私はかつて指摘したことがある」と述べて、そこに注(42)を付して、『経済学批判』(ベルリン、1859年)の27ページを上げている。
新日本出版社版では、ここに訳注がついていて、邦訳該当ページとして、『全集』第13巻(『経済学批判』が収められている)の19ページを指示している。大月書店版では、ヴェルケ版のページで21ページとなっているが、『全集』で確認したらすぐ分かるように、指示した個所は同じだ。
ところが、どうもこのページが違うようなのだ。
そこで、まず『経済学批判』の原書を確認してみた。いまは便利な世の中で、Google Booksを探すと、ちゃんと『経済学批判』のコピーのPDFファイルが見つかるのだ。冒頭の写真はその27ページだ。
資本論第3部第17章「商業利潤」の翻訳について
資本論第3部第17章「商業利潤」を読んでいて、どうしても日本語として意味不明なところにぶつかってしまった。それはヴェルケ版のページで308ページの終わりから309ページにかけて、商人資本が商業労働者の賃金を支払うために前貸しする可変資本部分にたいして、どうして利潤が支払われるのか?という「困難」を考察した部分。
ここは、もともと「『資本論』のなかできわめて難解な個所に属する」(有斐閣『資本論体系』5「利潤・生産価格」、100ページ)と言われている部分。エンゲルスの編集はおおむねマルクスの草稿どおりなのだが、もともと草稿の文章が入り組んでいるため、邦訳を読んでいても、マルクスが何を論じているのか、文意を追うことさえ難しい。
たとえば、新日本出版社の資本論ではこうなっている。ここでマルクスは、純粋に商品資本の形態転換のために必要な追加資本をB、またその過程で消費される不変資本をK、形態転換を遂行するために必要な労働にたいする支払いをbとして、BおよびKについて検討したあと、問題はbについてであるとして、bおよびbにたいする利潤がどのように商人に支払われるのかという問題に考察を加えている。
シェイクスピア『十二夜』を読了
日フィル杉並公会堂シリーズ第1回
昨日は、当日券で、日フィル杉並公会堂シリーズ第1回を聞いてきた。指揮は、阪哲朗氏。
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38 「春」
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
阪哲朗氏の指揮を聞くのは初めて。シューマン「春」は非常に華やかで、明るい演奏だった。メリハリが効いているという感じだ。それに比べると、後半は少し演奏に力が入ったか、たとえば4楽章の最後などもう少し陰り、わびしさのようなものが感じられないまま終わってしまった印象。
オケは14編制、対抗配置。ホルン、クラリネット、フルートのトップが良かった。コンサートミストレルは千葉清加さん。アンコールはシューマンの「トロイメライ」弦楽合奏版。
杉並公会堂大ホールは約1,200人のホールだが、残念ながら3分の2程度の入りか。勿体ない限り。このシリーズは杉並公会堂の主催で、日フィル定期会員の割引が効かない。今後のプログラムはさておき、こういうプログラムなら、開始時刻を7時半に繰り下げて、会社帰りでも十分間に合うようにするのも一つの手ではないだろうか。
憲法審査会で「憲法改正は必要なし」と真正面から指摘
今日、衆議院の憲法審査会で、去年末の総選挙後初めての実質的な審議が開かれた。各党が憲法改正に前のめりになるなか、日本共産党の2人の委員は、堂々と真正面から「憲法改正は必要なし」と主張した。
各党いろんな思惑で発言しているが、いまの日本で、憲法の規定があるゆえにできないことがあって困っている、などという問題は1つも存在しない。むしろ、憲法で定められていることが守られていない、きちんと実現されていないことこそが大問題なのであって、そこをきちんと努力して、もう日本国憲法は100%実践した、という段階になって、初めて憲法改正の是非が問われるのだ。
それにしても、先の総選挙で共産党が21議席に躍進したおかげで、衆院憲法審査会の共産党委員が2人になったことは本当に大きな成果だ。国民世論を味方に、ぜひとも大奮闘していただきたい。
2015.5.7 衆院憲法審査会 赤嶺政賢議員の意見表明
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=b1O_yLzRDUs&w=560&h=315]
2015.5.7 衆院憲法審査会 大平喜信議員の発言
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=6zNwc8uzSe0&w=560&h=315]
読売新聞世論調査でも9条改憲は「必要ない」が多数派
「読売新聞」は3月24日の世論調査で憲法問題を取り上げている。で、読売新聞の記事はなかなか認めたがらないのだが、この調査でも、9条を改正する「必要はない」が多数派を占めている。
すなわち、第1項については「改正する必要はない」が84%で、「必要がある」14%を大きく引き離している。第2項についても「改正する必要はない」50%、「必要がある」46%で、やはり「必要はない」が多数になっている。
「内閣・政党支持と関連問題」 2015年1?2月郵送全国世論調査
改憲派が憲法改正の口実にしようとしている「大災害などの緊急事態」での政府の権限についても、「憲法は改正しないで、政府の責務や権限を明記した新たな法律を作る」が52%で多数。国民は、決して改憲派の言動に惑わされず、しっかりと考えていることが分かる。
9条改正「反対」多数は各紙共通の結果
各紙の世論調査を見ても、9条改正は不要・反対は多数を占めている。
たとえば、5/2付の「朝日新聞」では、9条は「変えない方がよい」が63%で、「変える方がよい」の29%を大きく上まわっている。「日本経済新聞」5/3付の世論調査では、憲法改正の是非について、「現在のままでよい」が44%で「改正すべきだ」42%を上回った。
憲法改正不要48%、必要43% 朝日新聞社世論調査
憲法世論調査―質問と回答〈3・4月実施〉
憲法「現状維持」44%、改憲賛成を上回る 日経調査
憲法9条「改正すべきだと思わない」55%
毎日新聞5/4付の世論調査。「憲法9条の改正をすべきだと思いますか」の質問に、「思わない」が55%と過半数を占めた。昨年の調査では51%で、4ポイントのアップ。「改正すべきだと思う」のほうは、昨年の36%から9ポイントダウンして27%に。
そもそも、去年の調査で、「改正すべきだと思う」が46%から36%に10ポイントダウンし、「思わない」が37%から51%に急増していた。
安倍首相と自民党が、憲法改正に前のめりになればなるほど、「9条改正必要なし」の世論が増えていく。安倍首相にとっては皮肉な結果と言える。
hikkosi
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atarashiku toukou surukoto ga dekimasen.
Word Press no Trouble de, atarashiku toukou surukoto ga dekimasen.
Nihon-go mo tourimasen.
Kono kiji ha kako no toukou wo kakikaete hyouji sareteimasu.
Word Press 4.2.1 de Trouble ni kidukimashita ga, itsu kara konoyouna joutai ni natteita noka, wakarimasen.
地方新聞の世論調査でも、9条改正「必要なし」が多数派
この間、資本論について呟いたものをまとめておきます
この間、資本論について呟いたものをまとめて貼り付けておきます。
- MEW395頁注93、オランダ1万2千台の風車の総馬力が6千馬力となっているが、これは6万馬力が正しい。資本論は初版以来すべて6千になっているが、叙述のもとにした『諸国民の産業』252-253ページは6万馬力。『資本論草稿集』(9)155頁上段に引用あり。 #資本論 posted at 08:29:22
- MEW451頁注194、オランダでバントミューレが初めて使用された年は初版以来1629年になっているが、1621年が正しい。1625年に禁止令が出ているのだから1629年では辻褄が合わない。ベックマンが1621年と書いている。 #資本論 posted at 08:35:31
ベックマンの記述は岩波文庫『西洋事物起源』を参照のこと。
新国立劇場 オペレッタ「こうもり」
前日に続いて、29日、またまた新国立劇場で、こんどはヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」を鑑賞。
「こうもり」は、主人公アイゼンシュタインに恥をかかされた友人ファルケが仕返しをするドタバタ喜劇。総譜に記されたセリフは限られており、上演のたびにアドリブでセリフを足して観客を笑わせるようになっている。去年、芸劇で見た「こうもり」は舞台を現代に移し、主人公もIT産業で成功を収めた男と今どきの設定に変更されていたが、今回はオーソドックスな演出ながら、招聘された俳優たちが片言の日本語を交えて、お客さんたちは盛り上がった。
新国立劇場 ワーグナー「さまよえるオランダ人」
今年から新国立劇場・芸術監督に就任した飯守泰次郎氏の最初の公演、ワーグナー「さまよえるオランダ人」を28日に見てきた。ナマで見るのは初めだが、4階バルコニー最後列なので、せっかくの醍醐味は半分も味わえなかったかも。それでも十分楽しめたが。
それにしても、「さまよえるオランダ人」のテーマといいゼンタの救済のテーマといい、実に演歌調。運命に翻弄され、愛する男性のために最後は女性が命を落とす…。内容的にも、まったくの演歌だった。(笑)しかし、ストーリー的には、なぜゼンタがあそこまでオランダ人に憧れるのか、そこがさっぱり分からないまま終わってしまった。
ソリストたちはみなさんさすがの好演。とくにダーランド、ゼンタは格別でした。合唱も見事だった。ただ、オケのほうは、4階席だったからか、バランスや鳴りが悪く聞こえるときもあって残念だった。
【公演情報】
指揮:飯守泰次郎/演出:マティアス・フォン・シュテークマン/ダーランド:ラファウ・シヴェク/ゼンタ:リカルダ・メルベート/エリック:ダニエル・キルヒ/マリー:竹本節子/舵手:望月哲也/オランダ人:トーマス・ヨハネス・マイヤー/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京交響楽団
読響第544回定期演奏会
1月16日(金)、読響第544回定期演奏会。サントリーホール
- ウェーベルン:パッサカリア 作品1
- シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
- ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲 第1番(管弦楽版)
指揮は準・メルクル、ピアノは金子三勇士。
シェーンベルクの編曲によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、初めて実演で聴く曲で期待して出かけたが、難曲なのだろう、期待通りという部分とイマイチな部分とが半分半分という感じだった。
1曲目のパッサカリアはオケのまとまりがなく、さっぱりな出来。2曲目、シューマンのピアノ協奏曲は、三勇士くんが弱音部分をテンポ落として演奏したのは好みの分かれるところだろう。僕には、流れがよどんでしまったように感じられた。
それにしても、客の入りが悪い。せいぜい6割というところか。メルクルらしい凝ったプログラムなのに残念である。
今月2回目のコンサート。
都響第782回定期演奏会
冷たい雨が降る中、東京文化会館で都響第782回定期演奏会を聞いてきた。指揮は下野竜也氏。
- 川島素晴:室内管弦楽のためのエチュード
- シュネーベル:シューベルト・ファンタジー
- カーゲル:ブロークン・コード
一柳慧プロデュース「日本管弦楽の名曲とその源流」シリーズ第19回。長く続いたこのシリーズも、今回と23日のB定期で最後となる。しかしいずれも苦手な現代曲で、どう聞いていいのかさえ分からないまま。ここしばらく肩・首の痛みで睡眠が浅く寝不足であることもあって、今年最初のコンサートは3曲ともほぼ爆睡状態。申し訳ない。