GAKU について

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

鳩山内閣支持率20%台前半へ さらに大幅減

日経新聞・テレビ東京の世論調査では、鳩山内閣の支持率は24%、不支持率68%。支持率が12ポイント下がって、不支持率が11ポイント上がっているから、支持が減った分がまるまるそのまま不支持に回っている、ということだろう。

産経新聞・FNNの調査でも、内閣支持率は22.2%で、不支持率66.5%と、ほぼ同じ結果。いずれも、一本調子で支持率が下がり、不支持率が上昇している。

内閣支持24%に、12ポイント下落:日本経済新聞
世論調査、詳細:日本経済新聞
【産経・FNN合同世論調査】内閣支持率、さらに下落22.2%:MSN産経ニュース

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沖縄市長選 東門市長が再選

本日投票の沖縄市長選挙で、現職で共産党、社民党、沖縄社大党が推す東門みつこ候補が再選を果たしました。おめでとうございます。ヽ(^o^)/

沖縄市選挙管理委員会のホームページで開票結果が出ていました。

東門みつこ     23,013 当選
キヤン満      21,546
エス真吉       4,459

投票率は51.03%。

憲法改正「賛成」大幅減 読売憲法世論調査

ちょいと見逃しておりましたが、読売新聞が毎年実施している憲法問題での世論調査。4月9日付で報じられていました。今年は、改正「賛成」が大幅に減少して、なんでもいいからともかく「改正する方がよい」43%にたいして、「改正しない方がよい」42%とほぼ同水準に並びました。

とくに憲法9条については、第1項(戦争放棄)は改正が「必要」15%にたいして「必要ない」80%、第2項(戦力不保持)は「必要」37%、「必要ない」56%と、どちらも改正「必要なし」が過半数を超えています。ちなみに昨年の調査では、第1項について「改正必要」が17.7%、「必要なし」が77.5%、第2項では「改正必要」42.0%、「必要なし」50.9%で、どちらも「改正必要」が減り、「必要なし」が増えています。

昨年、読売新聞は、次のように書いていました。

 1981年から実施している「憲法」世論調査では、93?2007年は改正賛成が多数派だった。ただ、04年の65.0%をピークに賛成派が減り始め、昨年は反対派を下回った。それが今回は増加に転じた。(「読売新聞」2009年4月3日付)

これでいえば、昨年、増加に転じた賛成派は、ふたたび減少に転じたわけで、みずから憲法改正案までつくって改憲論議を誘導してきた読売新聞の目論見は、いよいよ破綻したと言えます。みなさん、おめでとうございます。m(_’_)m

憲法改正「賛成」減少43%、「反対」と拮抗:読売新聞
「憲法」2010年3月面接全国世論調査:読売新聞

集団的自衛権にかんする質問と答えは、いちばんの見もの。

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もはや「県内移設」はあり得ない

普天間飛行場の県内移設に反対する沖縄県民らで埋まった会場(読売新聞)

普天間飛行場の県内移設に反対する沖縄県民らで埋まった会場(読売新聞)

沖縄の県民大会が9万人の参加で始まりました。

今日の集会は、普天間基地の県内移設反対をかかげ超党派で開催。自民党県連や公明党県本部も参加。さらに、仲井真弘多・県知事をはじめ、沖縄の41市町村の全首長も出席し、文字通りの県民大会となっています。

これまで辺野古沖移設案を受け入れていた仲井真知事も参加しているということは、もはや県も県内移設は認めない、ということ。先日、共産党の志位和夫委員長が、ルース米大使と会見したさいに、「沖縄の情勢は決して後戻りすることはない限界点をこえた」と指摘しましたが、まったくその通りで、もはや辺野古案などへの後戻りはあり得ない、ということです。

鳩山政権はもちろん、アメリカもこの沖縄の声を受け入れ、沖縄の米海兵隊基地は無条件撤去するところから、あらためて交渉を出発させるべきです。

「普天間」最低でも県外に…沖縄県民大会:読売新聞
県内移設反対、大会に9万人=「必ず日米を動かす」と仲井真知事?普天間問題・沖縄:時事通信
志位委員長、ルース米大使と会談:しんぶん赤旗

首相、外相、防衛相、沖縄担当相、官房長官、駐日米国大使に送付される大会決議は、以下のとおりです。

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横浜まで出かけた甲斐がありました

日フィル第256回横浜定期演奏会(2010年4月24日)

日フィル第256回横浜定期演奏会(2010年4月24日)

高関健さんがショスタコーヴィチを振るというので、横浜まで足を伸ばして、当日券で日フィル横浜定期演奏会を聴いてきました。

  • ハイドン:交響曲第100番 ト長調 《軍隊》 Hov.I-100
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93

弦が非常に鮮明な音を響かせていて、弱音部の微妙な表情が伝わってきました。さらにホルンをはじめとして金管の音が見事。フォルテシモの部分でも、かつての日フィルのようにともかく鳴り響かせるのではなく、こんな演奏ができるようになったんだと、あらためて日フィルの変化を実感しました。

とくに期待した第2楽章は4分ちょいという、私好みの速めのテンポで、10番のもつ独特の緊迫感を堪能させていただきました。

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広上氏は今日も指揮台で踊っていた (^_^;)

東フィル第53回オペラシティ定期シリーズ

東フィル第53回オペラシティ定期シリーズ

先日のサントリー定期に続いて、本日も東フィルのコンサートでオペラシティへ。指揮は先日と同じ広上淳一氏。

  • モーツァルト:交響曲第32番 ト長調 K.318
  • ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
  • シューマン:交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 作品97

「名曲コンサート」的なプログラムだなと思いつつ、東フィルの4月プログラム冊子に書かれていた広上さんのメッセージ(「盛りだくさんのプログラム、2日とも聴かれるのも一興かもしれませんよ!」)にひかれて聴いてきましたが、広上さんらしくすっきりした演奏で、甘ったるくならずに、それでもロマン派の魅力をたっぷり楽しませていただきました。(^_^)v

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共産党の志位委員長、米大使と初会談

なんと、日本共産党の志位和夫委員長が、21日、アメリカ大使館でルース駐日米大使と会談しました。共産党から見て、委員長が米大使と会談するのは初めてのことでしょうが、アメリカ側から見ても、まさか共産党の委員長と会談するとは思ってもいなかったでしょうね。(^_^;)

もちろん、普天間米軍基地の移設問題でも、核兵器の問題でも、立場は大きく違いますが、ルース大使が言うとおり、意見が違ってもお互い率直に意見を交換することが大事です。

訪米予定の志位氏と米大使初会談 核廃絶の重要性で一致:共同通信
ルース米大使「基地負担減らしたい」 共産委員長と会談:日本経済新聞
志位委員長と米大使が初会談:NHKニュース

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まだまだ新宿御苑は桜満開です

久しぶりの好天で、またまた昼休みに新宿御苑を一周してきました。

ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまいましたが、御苑のなかは八重桜が満開でした。実は、先週土曜日(東京で雪が降った日)に首相主催の「桜を見る会」が開かれ、例年なら、だいたいこのあたりが八重桜の見納めなのですが、今年は寒かったせいか、まだまだ満開が続いていました。(^_^)v

まず、こちらの赤いのが↓カンザン(関山)。

カンザン(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

カンザン(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

こっち↓はイチヨウ(一葉)。花は真っ白です。

イチヨウ(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

イチヨウ(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

ということで、御苑のなかはこんなになってます↓。

手前はカンザン、奥はイチヨウ(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

手前はカンザン、奥はイチヨウ(新宿御苑・桜園地、2010年4月21日昼撮影)

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鳩山内閣支持率 いったいどこまで下がり続けるか

歴代内閣の発足当初の支持率推移(毎日新聞2010年4月19日付)

歴代内閣の発足当初の支持率推移(毎日新聞2010年4月19日付)

鳩山内閣の支持率低下が止まりません。毎日新聞の世論調査では、支持33%にたいし不支持52%。先日の読売新聞の調査では、支持33%にたいし不支持56%と、ほぼ同じ傾向です。

民主党の支持率も、読売新聞の調査では31%から24%に、毎日新聞では28%から23%へと急落しています。おもしろいのは、だからといって自民党の支持率が回復していないことです。毎日新聞調査では16%から14%へ、読売新聞調査では20%から16%へと低下しています。その分、「支持政党なし」が拡大しており、毎日新聞調査では45%、読売新聞調査では50%に達しています。

読売新聞の調査では、沖縄・普天間米軍基地の県内・県外分散移転案について、評価しない49%。毎日新聞でも読売新聞でも、この問題が5月末までに決着しなかった場合には「退陣すべし」とする回答が、53%(毎日)、49%(読売)を占めています。本当にこの問題が鳩山内閣の死命を制する問題になるかも知れません。

毎日新聞世論調査:内閣支持率33% 不支持は初の5割超:毎日新聞
鳩山内閣:支持率急落33% 不支持、初の5割超――毎日新聞世論調査:毎日新聞
鳩山内閣支持率が急落33%…読売世論調査:読売新聞
「内閣・政党支持と関連問題」2010年4月電話全国世論調査:読売新聞

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米軍基地移設反対ー徳之島で1万5000人が集会

米軍基地移設反対集会で気勢を上げる参加者。(18日午後、鹿児島県徳之島町)=時事通信

米軍基地移設反対集会で気勢を上げる参加者。(18日午後、鹿児島県徳之島町)=時事通信

沖縄・普天間基地の移設先といわれている鹿児島・徳之島で、島民1万5000人が参加して、米軍基地移設反対の集会が開かれました。

徳之島 移設反対で大規模集会:NHKニュース
全島あげ「私たちの宝、守る」 徳之島で移設反対集会 1万5000人参加:西日本新聞

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昨日はイギリス、今日はアメリカ

都響第696回定期演奏会Bシリーズ東フィル第785回サントリー定期シリーズ

2日続けて、サントリーホールでコンサートを聴いてきました。

昨日は、都響の定期演奏会。ヴォーン・ウィリアムズにウォルトン、エルガーといずれもイングランド生まれの作曲家。指揮もイングランド出身のジェームズ・ジャッドということで、英国尽くしのプログラムでした。

  • ヴォーン・ウィリアムズ:「すずめばち」序曲
  • ウォルトン:ヴィオラ協奏曲 
  • エルガー:交響曲第1番 変イ長調 作品55

そして今日は、東フィルの定期演奏会。こちらは広上淳一氏の指揮で、アメリカ人作曲家の作品によるプログラム。

  • コープランド: 市民のためのファンファーレ
  • コープランド:エル・サロン・メヒコ
  • バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14
  • バーンスタイン:交響曲第1番「エレミヤ」

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次々と密約が明らかに 米兵裁判権を放棄

日米地位協定によって、公務中の在日米軍兵の犯罪については米軍が管轄するが、公務外の犯罪については、日本に裁判権があることになっています。にもかかわらず、実際には公務外であっても日本が裁判権を行使した事件はきわめて限られています(実際には公務外であっても、米兵側が「公務だ」と主張して日本側の裁判権を逃れるということを別にしても)。

なぜそうなるのか? 実は、地位協定では日本側が裁判権を持っていることになっていても、「日本側は裁判権を放棄する」とした日米密約が存在しているからだ、と、これまでも指摘されていました。その密約を裏付ける文書が外務省で見つかったのです。

「米兵裁判権を放棄」日米の秘密合意明らかに : 読売新聞

この「密約」は、いまも有効な「密約」です。文書が見つかった以上、断固廃棄しなければなりません。

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火を吐くような演奏

トスカニーニ指揮/ショスタコーヴィチ:交響曲第7番(1942年)/オーパス蔵

トスカニーニ指揮/ショスタコーヴィチ:交響曲第7番(1942年)/オーパス蔵

今日は、久しぶりにCDのやけ買いをしてしまいました。知人から、バーンスターンが60年代に振った昔のマーラー交響曲全集の新しいCD盤が出ていると聞いたので、それを探しに行っただけだったのですが、お目当てのものは見つからず、そのかわりに、いろいろと目についてしまったものがあって、ついついまとめ買いをしてしまいました。(^_^;)

その中の1枚が上のCD↑。

トスカニーニが1942年に、ショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」を西側で初めて振った演奏です。もちろんモノラルだし、今回のCD化で非常に音質がよくなったとライナーノーツには書かれていますが、そうはいってもLP時代以前の録音なので、現在のCDとは比較になりません。

にもかかわらず、演奏は新鮮で、生々しくて、しかも火を吐くような、強烈な印象が伝わってきます。

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ソメイヨシノ以外の桜いろいろ

桜の花びらが敷き詰められて(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

桜の花びらが敷き詰められて(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

新宿御苑は、すでにソメイヨシノは満開を過ぎて「落花盛ん」に。しかし、そのおかげで、桜園地はこんな状態↑でした。足下が桜の花びらで埋め尽くされて、まるで雪の上にでもいるかのような景色です。

そんななか、あちこちで咲き始めたのがこれ↓。イチヨウ(一葉)という八重桜です。来週あたりになれば、フゲンゾウ(普賢象)というもう一種類の八重桜といっしょに、苑内あちこちで咲き始めるはずです。

一葉(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

一葉(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

それから、今日初めて見つけたのが、これ↓。マツマエハヤザキ(松前早咲)という桜です。やはり桜園地で咲いていました。東京ではソメイヨシノより後に咲いていますが、松前(北海道)だと早咲きなのかもしれません。(^_^;)

松前早咲(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

松前早咲(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

花はこんな感じ↓。全体にピンク色の一重の花で、カワヅザクラ(河津桜)によく似ています。

松前早咲=アップ(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

松前早咲=アップ(新宿御苑・桜園地、2010年4月9日撮影)

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春爛漫…

久しぶりの好天で、昼休みになると同時に大急ぎで食事を済ませて、またまた新宿御苑に繰り出してきました。

満開のソメイヨシノ(新宿御苑、中央休憩所付近、2010年4月6日撮影)

満開のソメイヨシノ(新宿御苑、中央休憩所付近、2010年4月6日撮影)

ソメイヨシノは、すでに先週満開を迎えましたが、まだまだ苑内は大満開の真っ最中。風が吹くと、ハラハラと花びらが散って、文字どおり「春爛漫」。お客さんもいっぱい繰り出して、かなり混雑しておりました。

そんななかでも、ソメイヨシノだけでなく、遅咲きの桜が少しずつ咲き始めておりました。

↓これは、イチヨウ?だと思うのですが、名札がなかったのでよく分かりません。

イチヨウ?(新宿御苑、2010年4月6日撮影)

イチヨウ?(新宿御苑、2010年4月6日撮影)

花びらが少しだけピンク色の八重桜です。まだまだつぼみばかりですが、少しだけ開いていました。通りかかったお客さんが、そのつぼみを見て「リンゴみたい」と言ってましたが、確かにハナカイドウにもよく似てますね。リンゴも桜も、どちらもバラ科ですし。

こっち↓は、シロタエという八重桜。花弁が真っ白なのが特徴です。

シロタエ(新宿御苑、2010年4月6日撮影)

シロタエ(新宿御苑、2010年4月6日撮影)

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政府がついに「密約」であることを認めた!

共産党の志位和夫委員長の質問趣意書にたいして、政府は、「討論記録」は「文書自体は不公表とすることとして両政府の間で作成された合意文書」と回答(3月31日付)。

「不公表」とすることを目的とした「合意文書」というのは、要するに「密約」ということですね。

ちょうどその前日、不破哲三前議長が、米公開文書にもとづいて、安保条約改定交渉の第1日目から、アメリカ側は明確に核兵器積載艦船の寄港は事前協議の対象にならないと日本側に通告していたことを明らかにしました。これによって、外務省有識者委員会の「暗黙の了解」説(日米間に認識の相違があった)は根底から成り立たなくなっていました。同日、有識者委員会のメンバーの一人である春名幹男氏も「当初から密約の認識があった」とする「私見」を公表。もはや有識者委員会の「暗黙の了解」説は完全に破綻したといえます。

そこで、政府も、ついに「討論記録」は「密約」であったことを認めざるを得なくなった、というわけです。

「討議の記録」は合意文書、政府が見解 : 日経新聞Web版
核寄港密約:「米公文書2件裏づけ」共産・不破氏指摘 : 毎日新聞
「安保改定交渉当初から密約」共産・不破氏指摘 : 読売新聞
核搭載艦の寄港、通知文書発見 有識者委報告と食い違い : 朝日新聞
核搭載船寄港で密約示す新文書、共産前議長が発表 : 日経新聞Web版
共産・不破氏、核密約報告書を批判「誤った論だ」: MSN産経ニュース
日米核密約問題 共産・不破前議長がアメリカ側の新たな公文書を公開 : FNNニュース

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