都内の開通したばかりの地下鉄副都心線で、こんな中吊り広告が出ていたと教えていただきました。
「文学」カテゴリーアーカイブ
関西テレビ:スーパーニュースアンカー「蟹工船」特集
関西テレビ・スーパーニュースアンカー「なぜ今、売れる? 蟹工船」(6月6日放送)
先週の金曜日(6月6日)、関西テレビの夕方のニュース番組「スーパーニュースアンカー」で、「なぜ今、売れる? 蟹工船」と題して、『蟹工船』ブームが取り上げられました。関西ローカルでしたが、ようやく映像を見ることができました。
先日の「めざましテレビ」よりも、もうちょっと落ち着いた雰囲気で、なぜいま『蟹工船』が読まれるのか、大学生や派遣で働いていた女性に取材をしています。
『蟹工船』は神戸でも売れているらしい
「神戸新聞」でも『蟹工船』ブームが取り上げられました。僕もいったことのある三宮のジュンク堂書店でも『蟹工船』は売れているそうです。
その記事のなかで、新潮社から、2チャンネルに書き込まれたIT業界の悲惨な実態が出版される、という話が紹介されています。いったいどんな本になるんでしょうねぇ。
ブーム再来で、若者を中心によく売れている小林多喜二の「蟹工船」=7日午前、神戸市中央区、ジュンク堂書店三宮店(撮影・大森 武)=神戸新聞6/7付
「蟹工船」が若者に人気 広がる格差、名作に脚光(神戸新聞)
ブームの主役「プレカリアート」の悲惨な現実(ゲンダイネット)
天地人(東奥日報)
関西テレビニュースアンカーで「蟹工船」を紹介
小林多喜二の『蟹工船』が、関西テレビのスーパーニュースアンカーでも取り上げられるということは、前に紹介しましたが、関西ローカルのニュースだったので、東京では見れませんでした。
しかし、6/6に放送された番組の内容を、“緑の森を楽しく歩いた”のwinter-cosmonさんが詳しく紹介して下さっています。ありがとうございます。m(_’_)m
『蟹工船』は名古屋、京都方面でも売れているらしい
『蟹工船』は名古屋や京都の書店でも売れているらしい。「中日新聞」6月5日付夕刊が、名古屋、三重、岐阜などの書店の動きを紹介している。
売り上げを伸ばしている小林多喜二の小説「蟹工船」=5日午前、名古屋市中村区の三省堂書店名古屋高島屋店で(「中日新聞」6月5日付夕刊)
もがく貧困世代―「毎日新聞」記者の目が『蟹工船』取り上げる
「毎日新聞」4面の「記者の目」欄(6/3付)で、学芸部の鈴木英生記者が「もがく貧困世代の『蟹工船』ブーム」と題して、『蟹工船』ブームの背景を取り上げています。
関西方面でも『蟹工船』がテレビに登場するらしい
多喜二ライブラリー・ブログによると、今月6日、関西テレビのスーパーニュースアンカー(月?金、午後5?7時)で、『蟹工船』の特集が放送されるそうです。
多喜二ライブラリー・ブログ: 6/6関西テレビスーパーニュースで「蟹工船」特集
しかしローカルニュース枠ということで、残念ながら、こちらでは見れそうにありませ?ん (T^T)
ということで、どなたか番組を録画して見せていただけないでしょうか? ブログにアップしていただいても結構ですし、CD-Rに焼いて送って下さっても結構です(謝礼を差し上げることはできませんが、実費はお支払いします)。コメント、トラックバックなど、ご連絡をお待ちしています。
→個別のご相談が必要な場合は、Contactのページからメールをお送り下さい。
さて、今日の「東京新聞」こちら特報部の「週刊誌を読む」でも紹介されていましたが、作家の高橋源一郎氏が、『週刊現代』6月9日号で、『蟹工船』について書かれています。
高橋源一郎氏といえば、今年1月6日の「毎日新聞」で、雨宮処凜さんと対談し、そのなかで“『蟹工船』は、いま読んでもすごい”と最初に話題にされたお方。それが1つのきっかけとなって、いまの『蟹工船』ブームが始まりました。
『蟹工船』ついに20万部増刷
先日の「めざましテレビ」では今年になっての増刷部数が15万部といわれていた新潮文庫の『蟹工船』ですが、ついに20万部を突破しました。
蟹工船:今年20万部超す ワーキングプア問題で社会現象(毎日新聞)
書店の文庫コーナーで平積みされる「蟹工船」=東京都千代田区の三省堂書店神保町本店で2008年5月30日、長谷川直亮撮影(毎日新聞)
先日、新宿駅の南口コンコースの書店にも『蟹工船』が並べられているのを見つけました。狭い“駅ナカ”のお店で、さすがに平積みはされていませんでしたが、入り口近くの書架に何冊も並んで目立ってました。(^_^;)
J-WAVE「もしも、あなたが“蟹工船”を知らなかったら…」
東京のFM放送局J-WAVEでも、『蟹工船』が取り上げられました。夜8時から放送されているJAM The WORLDという番組のなかのCASE FILEというコーナー(9時25分?30分放送)。今週の月曜日(26日)から3回連続で、女子美大の島村輝教授がインタビューに答えています。
1回目、2回目と聞き逃してしまって残念に思っていたのですが、ちゃんと番組のホームページに、その要旨が紹介されていました。
『蟹工船』、ついにテレビに登場!!
フジテレビ系「めざましテレビ」で『蟹工船』が取り上げられました(2008年5月27日放送)
今朝のフジテレビ系「めざましテレビ」に、小林多喜二の『蟹工船』が登場。午前7時20分からの「ココ調」で、「80年前の小説『蟹工船』今ブームの理由」のタイトルで約7?8分間にわたって取り上げられました。
戸部洋子アナが『蟹工船』について紹介しました。
新聞では、全国主要紙を総なめにした『蟹工船』が、いよいよテレビにも進出です。(^_^;)
まだまだ続く『蟹工船』
何かと話題の小林多喜二『蟹工船』。まだまだ、メディアの企画は続いています。
新潮文庫の『蟹工船』が今年に入って5万7000部の増刷になったということは前に紹介しましたが、『週刊新潮』の記事によると、今月3万部の増刷をした後、さらに5万部の増刷を決めたようで、合計10万冊を超える大増刷になります。1996?2007年の12年間の総増刷部数が4万8000部だったのに、今年半年ですでにその2倍以上!! ホントにすごいブームです。
面白かったのは、これ↓。『週刊朝日』最新号(2008年6月6日号)に載った「週刊朝日“腐女子部”の『蟹工船』読書会@かに道楽」。『週刊朝日』編集部の20代?30代の女性4人が『蟹工船』をテーマに、かに道楽で読書会をやったという記事です。(^_^;)
出た?!! 万葉集の歌を書いた木簡
甲賀市・史跡紫香楽宮跡出土木簡 あさかやま面(左) なにはつ面(右) 〔産経新聞〕
滋賀県の紫香楽宮跡から出土した木簡に、万葉集の歌が書かれたことが判明。しかも、その木簡の年代は、どうやら万葉集が編纂されたとされる年よりも前だというのです。万葉集の編纂作業あるいは成立プロセスを示す現物資料になるんでしょうか? すごい、すごすぎる…。
万葉集成立前?に万葉集収録の歌を書いた木簡が出土(朝日新聞)
万葉集の木簡が初出土 紫香楽宮、難波津の歌も(MSN産経ニュース)
優雅な歌会「文化首都」示す 紫香楽宮・木簡和歌確認(京都新聞)
SF作家・今日泊亜蘭さん、死去
SF作家の今日泊亜蘭(きょうどまり・あらん)さんが、12日に亡くなられていたそうだ。
1957年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の結成に参加。代表作は、『光の塔』(1962年)、『最終戦争』(1974年)、『縹渺譚(へをべをたむ)』(1977年)、『宇宙兵物語』(1982年)、『我が月は緑』(上下、1991年、92年)など。現在は、いずれもハヤカワ文庫で入手可(のはず)。現在はいずれも品切れですが、古本屋を探せば手に入ると思います。
僕も、70年代にSFに興味を持ったころから、“この人の名前は何て読むのだろう?”と悩んだりもしましたが、ハヤカワ文庫や『SFマガジン』で愛読させていただきました。ご冥福をお祈りします。m(_’_)m
買ってきました!! 『蟹工船』
日経、毎日でも取り上げられました!!
うちに帰って夕刊を見たら、「日経新聞」と「毎日新聞」でも、『蟹工船』(小林多喜二著)が取り上げられていました。
「産経新聞」の記事にもあったように、『蟹工船』ブームは、「毎日新聞」1月9日付の高橋源一郎・雨宮処凜両氏の対談で取り上げたのが始まり。そこから、読売、朝日、産経、日経、毎日と取り上げて、全国紙を一巡したことになります。(^_^;)
こんどは産経新聞が『蟹工船』
読売新聞、朝日新聞に続いて、何とこんどは、あの『産経新聞』が文化欄で、小林多喜二『蟹工船』のブームを取り上げています。
朝日新聞にも『蟹工船』が登場!!
先日の読売新聞に続いて、今朝の朝日新聞でも、小林多喜二『蟹工船』が取り上げられています。上野駅や丸ノ内で売れているというのも、今のブームの特徴かも知れません。
ずらりと並んだ「蟹工船」=東京都千代田区の丸善丸の内本店、東川哲也撮影(朝日新聞)
読売1面トップに小林多喜二『蟹工船』が!!
本日付「読売新聞」夕刊の1面トップで、小林多喜二『蟹工船』が記事に!!
中味を呼んでみると、『蟹工船』ブームの紹介で、何をいまさらという感もします。それでも、あの読売新聞の1面トップに小林多喜二の『蟹工船』の記事が載る、というのは、やっぱりニュースでしょう。(^_^;)
記事によると、新潮文庫版の『蟹工船』が、今年だけで2万7000部の増刷になったそうです。近くの書店でも平積みになっていますが、赤と黒のこの力強いデザインが目立っています。
小林多喜二没後75年「多喜二祭」
もうすでに1週間以上たってしまいましたが、2月26日に、杉並公会堂で開かれた小林多喜二没後75年の多喜二祭に行ってきました。
第1部は、俳優の鈴木瑞穂さんが「蟹工船」の最後のところを朗読し、ピアニスト村上弦一郎氏がショパンの「革命」「英雄」などを演奏しました。多喜二没後75年の記念の集いで、マルクスらと同じ時代に生きたショパンの「革命」を聞くというのは、なかなか趣のあるものでした。
読み始めました。オルハン・パムク『雪』
2006年ノーベル文学賞を受賞したオルハン・パムクの『雪』です。
以前から、「トルコの小説って、珍しいなぁ…」と思って気にはなっていたのですが、ノーベル賞をとったということで、読んでみることにしました。(^_^;)←けっこうミーハー