聖夜のハレルヤ?♪

ハ?レルヤ、ハ?レルヤ、ハレルヤ、ハレルヤ、ハレ?ル?ヤ?♪
っということで、クリスマス・イブの夜に、サントリーホールでバッハ・コレギウム・ジャパンのコンサート「メサイヤ」を聴いてきました。(^^;)

バッハ・コレギウム・ジャパンの演奏は、以前に、同じサントリーホールでバッハの「マタイ受難曲」を聴いたことがありますが、古楽器によるこぢんまりとした管弦楽と、これまた少人数の合唱で、チェンバロのような?透明感のある、カランとした感じの音が響きます。今日の「メサイヤ」は、ソプラノのスザンヌ・リディーンさんと、バスのヨッヘン・クプファーさんとが素晴らしかったです。

ところで、今日、メサイヤを聴きに行くと言ったら、知人が「イブにそんなの聴きに行ったら、カップルばっかりですよ」と言われました。でも
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昨日買ってきたもの

昨日、仕事帰りに、タワーレコードに寄って、CDを買ってきました。

  • Nikolausu Harnoncourt/Anton Bruckner:Symphony No.5/Wiener Philharmoniker/BMG 82876-60749-2
  • 鈴木雅明指揮:バッハ・コレギウム・ジャパン/ヘンデル:メサイア/録音:1996年12月/ROMANESCA KICC217-8

1枚目は、nikki_2:英語はまだまだ../ウォークマン/ブルックナー5番で情報をゲットしたアーノンクール:ブルックナー・チクルスの最新盤です。2004年6月の録音で、発売されたばかりです(国内盤は来年1月に発売予定)。リハーサルを録音したCDとの2枚組みです(タワーレコード価格、税込み2,405円)。ハース版、ノヴァーク版にさらに新しい「「アントン・ブルックナー批判的全集」版と、新しい“版”の研究成果を生かしたものらしいのですが、輸入盤なので僕には詳しいことはよく分かりません。ということで、パッと聴いた感じではどこが変わったのかよく分かりませんが、演奏は非常に透明感があって、僕はこういうの大好きです。

もう1枚は、実は24日に同じバッハ・コレギウム・ジャパンの「メサイア」を聴きに行く(サントリーホール)ので、その予習をかねて…ということで買ってきました。「メサイア」はCDで聴くのもふくめまったく初めてです。BCJは、以前に「マタイ受難曲」を聴いたことがありますが、音がきれいで感動したので、こんども楽しみです。

と言うことで、

【本日のBGM】鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパン/ヘンデル:メサイア/ROMANESCA KICC217-8

内田光子/シューベルト:ピアノ・ソナタ集、発売!

CDジャケット

内田光子さんのシューベルト:ピアノ・ソナタ・チクルスが8枚組みCD+ボーナスDVD付きで発売されます。

僕は、このシリーズで、初めてシューベルトのピアノ曲の思想性、奥深さみたいなものを感じました。

すでに全部持っているとはいえ、ボーナスDVDがほしい… (^^;)

【本日のBGM】Mitsuko Uchida/Franz Schubert Piano Sonata No.16 in A minor, D.845 & No.9 in B, D.575/1998/PHLIPS 289-462-596-2
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日フィル「第九」コンサート

今日は、サントリーホールで、日フィルの「第九」コンサートを聴いてきました。
指揮は日フィル正指揮者の沼尻竜典氏。休憩前に、合唱団のアカペラで、武満徹氏の「うた」3曲を歌うというちょっと趣向凝らしたプログラムでした。

  • 武満徹:混声合唱のための《うた》より「翼」
         MI・YO・TA(沼尻竜典/編曲)
         混声合唱のための《うた》より「小さな空」
     (休憩)
  • ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱」

前半は、東京音楽大学の合唱団によるアカペラということで、舞台の上は指揮の沼尻氏のみ。合唱団は舞台後ろのP席に陣取っているので、指揮台にのぼった沼尻氏とはちょっと距離があって、そこから沼尻氏がぐるぐると腕を振り回して指揮している様は、なかなか妙な構図でした。

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今日は日フィルの定期演奏会に

今日はサントリーホールで、日フィルの定期演奏会に行ってきました。今日の指揮は、僕の大好きな広上淳一さん。サービス精神旺盛な広上さんが、はたしてブルックナーのミサ曲をどんなふうに振るのか、楽しみに出かけてきました。

  • パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.6
  • ブルックナー:ミサ曲第3番 ヘ短調

ヴァイオリンのソロは弱冠20歳の米元響子さんでした。

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ナマ村治 初体験! (^^;)

今日は、読売日響のコンサートに村治佳織さんが登場されるということで、仕事のあと、当日券を求めに池袋西口へ…。(*^_^*)

村治さんは、休憩のあと、背中を紐できっちりと結い上げた真っ赤なドレスで、少し眺めの裾をひきながら颯爽と登場。座席は2階のバルコニー席LBだったので、演奏中は村治さんのお顔を正面から見ることはできませんでしたが、演奏を終えてにこやかに舞台を降りる姿を正面から拝見することができました。
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オペラ初体験

今日、新国立劇場で、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「エレクトラ」を見てきました。オペラ初体験です。p(T_T)q カンドーした〜 

前から2列目のほぼセンターの席で、ピットの指揮者は頭のてっぺんとときどき振り上げる指揮棒しか見えません。(^^;) しかし、舞台のソリストは表情までよく見えて、聴いて楽しむ、見て楽しむ、なるほどオペラは総合芸術だというのを納得しました。しかし、舞台の両袖に表示される字幕を見ると舞台が見えないし、舞台を見ると字幕が見えないし…。悩ましい? それに、字幕もかなり省略してるみたいで、台詞(ドイツ語)が分かったらもっと面白くなったんでしょうね。残念!

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アルミンク&新日フィル、マーラー5番

昨日、久しぶりにすみだトリフォニーで新日本フィルハーモニーの定期演奏会を聴いてきました。プログラムは、

  • リーム:出発(1985年)
  • マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

指揮は、同管弦楽団音楽監督のクリスティアン・アルミンク。1971年生まれのアルミンクがマーラーの大曲をどう振るか、注目して聴きました。
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都響 プロムナードコンサート

来年4月から東京都交響楽団の常任指揮者にジェイムズ・デプリースト氏が就任するという話を、昨日初めて知り、今日そのデプリースト氏が指揮する都響のコンサートがあるというので、昨晩に続いてまたまたサントリーホールに出かけてきました。

といっても事前にチケットを入手できなかったので、当日券の窓口に並びました。そうしたら順番を待っているあいだに、「チケットが余っているので、よかったら買ってもらえませんか」と声をかけられ、1階前から6列目という席をゲットしました。最近は安くあげるために2階席、それも後ろの方ばかりだったので、舞台に近い席はひさびさ。オーケストラの音がストレートで聞こえ、なかなかいい席でした。

プログラムは、以下の通り。ロシア音楽シリーズです。ヴァイオリンのソリストは、川久保賜紀さんです。

  • グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 op.47
  • チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  • チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36

3曲とも、いわゆるロシア音楽らしく、ロマンティックな曲でした。川久保さんのヴァイオリンは、情熱的で力強い演奏でした。前から6列目だったので、川久保さんの弾くバイオリンの胴体のf字孔から、“ここから音が聞こえてますよ?”という感じで、ビンビン音が響いてきました。
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日本フィルハーモニー第564回定期演奏会

金曜日、日本フィルハーモニー交響楽団の第546回定期演奏会に行ってきました(サントリーホール)。
プログラムは、以下の通りです。指揮は、下野竜也さんでした。

  • 猿谷紀郎:潦(にわたずみ)の雫
  • シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
  • ウェーバー:劇音楽《トゥーランドット》作品37より 「中国風序曲」「行進曲」
  • ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

最近の日フィルは、弦の響きがよくなっていて、今日も、とくに2曲目のシューマンの交響曲第4番がなかなか聴かせる演奏でした。4曲目のヒンデミットは、僕の好きな作曲家ですが、“本歌取り”の元歌であるウェーバーのトゥーランドットからの曲と並べての演奏と、プログラムもなかなか趣向が凝らされていて、楽しませてもらいました。

指揮の下野さんは1969年生まれの若手。ちっちゃい身体をいっぱいに使った精力的な指揮振りで、好演でした。演奏終了後も、なかなか御本人が中央に出ようとせず、オケのパートをたたせるなどするばかりで、最後に楽団員から催促もされてようやく指揮台にのぼってお辞儀をされると、大きな拍手を集めていました。
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アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団:モーツァルト交響曲第38〜41番

アーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団:モーツァルト後期交響曲CDジャケット

昨日、タワーレコードでモーツァルトのCDを買ってきました。アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏でモーツァルトの交響曲第38番から第41番までの4曲を収めた2枚組みです。

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東フィル定期演奏会

一昨日(17日)、友人が仕事で行けなくなったというチケットをもらって、東京フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。指揮はマリン・ウォルソップというニューヨーク生まれの女性。2曲目の「来たれ!エマニュエル」は打楽器との協奏曲という変わり種です。

  • ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
  • ジェイムズ・マクミラン:来たれ!エマニュエル
  • ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

【演奏会情報】 指揮=マリン・ウォルソップ/パーカッション=コリン・カリー/サントリーホール

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オール・ポーランド・プログラム

今日から、日フィルの秋の定期演奏会が始まりました。第1回は、オール・ポーランド・プログラム。不勉強な僕はいずれも知らない作曲家ばかりです。

  • シマノフスキ:夜想曲とタランテラ
  • ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  • キラル:クシェサニ
  •  《休憩》
  • ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(I.序曲 II.夜の奇想曲とアリオーソ III.パッサカリア?トッカータ?コラール)

【演奏会情報】指揮:アントニ・ヴィット/ヴァイオリン:木野雅之/ゲスト・コンマス:後藤龍伸/サントリーホール
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チョン・ミョンフン指揮東フィル演奏会

今日は、オペラシティ・コンサートホールで、チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会を聴いてきました。プログラムは以下の通り。

  • ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第1、第2組曲
  • ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」ニ短調、作品47

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オーケストラ楽団員の給与

今日の「毎日新聞」の「当世給料事情 あなたの値段」という記事のなかに、オーケストラ楽団員の平均年収が紹介されていました。

一番高いのがN響で平均年収約1000万円、続くのが読響770万円、都響700万円で、日フィルは475万円東フィルは465万円となっています。NHKからの交付金が約30億円の年間収入の約半分を占めるN響の安定ぶりはダントツといえます。

しかし、楽器自分持ちで働く演奏家の年収が400万円台というのは、あまりにかわいそう。しかも平均400万円台といえば、新しく入団する演奏家の場合はいかほどか、ちょっと悲惨…。同記事では、「残念ながら楽団の質と年収の水準は比例する」という某コンマスの発言も紹介されていますが、日フィルや東フィルの演奏水準がN響の半分以下だとは思いません。がんばれ! 日本のオーケストラ!

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日フィルコンサート

今日は、友人から「仕事で行けなくなったので」とチケットを譲ってもらい、久びさに日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴いてきました。プログラムは以下の2曲です。

  • ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.58
  • シューベルト/交響曲第8番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」

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