アメリカ、新型核弾頭の開発着手

アメリカ政府が、新型核弾頭の開発に着手したと、米紙が報道。老朽化が進む既存の弾頭と置き換えるのが目的と説明されていますが、新たな核実験の懸念が広がっています。また、従来の「使える」小型化路線から「高信頼性」に転換し、大型化・重量化する、そのためミサイルの新規開発も必要になるとの指摘も出されています。

米国:新型核弾頭の開発に着手 米紙報じる(毎日新聞)
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韓国ドラマ「バリでの出来事」に出てきたグラムシ

以前、韓国ドラマにグラムシ「獄中ノート」が…で、韓国ドラマ「バリでの出来事」のなかに、グラムシ ((アントニオ・グラムシ(1891?1937) イタリアの政治家・思想家。1921年、イタリア共産党の結成に参加、24年、国会議員に当選。ファシスト党によって、26年11月に逮捕され、南イタリアのトゥーリ監獄に収監される。しかし獄中でもイタリア社会の分析や変革の展望などについて思索をめぐらし、30冊近いノートを執筆(これがいわゆる「獄中ノート」)。その後病気となり33年に病院に移されるが、さらに悪化。37年12月、病気釈放直後に死去。))の「獄中ノート」が登場したけど、「それを見つけた女性に対し、男性は『寝る前に読むとよく眠れる』というだけなのですが」と書きましたが、どうやら、そうではなかったようです。

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音楽のすばらしさ 「ベルリン・フィルと子どもたち」

ベルリン・フィルと?どもたちプ?グラム

不覚にも泣いてしまいました。なんで、こんな映画で涙が出てきたのか? われながら不思議です。(^^;)

僕は、タイトルから、ベルリン・フィルがどこかの子ども相手にオーケストラの練習をする、というNHK「ようこそ課外授業」的な映画を勝手に想像していました。しかし、実際に見て、全然違っていて、引き込まれてしまいました。まず登場する子どもたちが、本当にいろんな困難な条件におかれていること。そして、クラシックなんて一度も聞いたことがないし、ダンスをしたこともないという、その子どもたちが、ロイストン・マルドゥームによる練習を通して、少しずつ変わっていく様子が、サイモン・ラトルとベルリン・フィルの練習風景と片身代わりに登場しながら、映画はすすんでいきます。

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これは和解の映画 「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」

チケット

街娼が並び、それ目当ての男たちが行き来するパリの裏通り、そんなブルー通のアパートに暮らすユダヤ人の少年モモと、その向かいで小さな食料品店を営むトルコ人のイブラヒムとのお話。モモは父親と2人暮らしなのですが、この父親がいったい何の仕事をしているのかよく分からない。ともかく家に帰ってくると、使ってない部屋の灯りを消して回り、モモが音楽を楽しんでいるラジオを切り、楽しみというと本を読むことだけという陰気な親父で、二言目には兄のポポルと比較するのでモモは面白くない。そんなモモが毎日買い物をするのがイブラヒムの店。イブラヒムは、モモが時々商品を万引きしていることに気づいていたが、モモを叱るどころか、やさしく「盗みを続けるなら、うちの店でやってくれ」と言う…。

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韓国国防白書、北朝鮮を「主敵」とする表現を削除

韓国の国防白書から、北朝鮮を「主敵」とした表現を削除。

もともと、北朝鮮「主敵」論は、1994年の北朝鮮代表による「ソウルは火の海になる」発言いらいのもの。ハンナラ党などが「時期尚早」といってみても、あまり説得力はありません。

韓国国防白書、「北朝鮮は主敵」削除へ(読売新聞)
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趙紫陽氏の葬儀おこなわれる

中国共産党元総書記・趙紫陽氏の葬儀が、29日おこなわれました。新華社電は、天安門事件(89年)で「重大な過ちを犯した」と指摘するとともに、「共産党と人民に有益な貢献をした」と評価。葬儀には、賈慶林・中国人民政治協商会議主席ら高官が参列、曽慶紅国家副主席が臨終の際に指導部を代表して病院を見舞ったことも伝えました。

中国:趙紫陽氏葬儀、混乱を警戒し遺族らに手厚い配慮(毎日新聞)
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映画は最高! でも2度と見たくない…

SAW

今年4本目の映画。今日で公開終了ということで、ちょいと残業して、仕事帰りに吉祥寺バウスシアターのレイトショーで、「ソウ(SAW)」を見てきました。

目を覚ましたら、そこは、すっかり荒れ果てた、どこかの地下のバスルーム(?)らしいところ。部屋の真ん中に血まみれの死体が横たわり、それをはさんで対角線にアダムと医者のゴードンが足を鎖でつながれて閉じこめられている。

いったいなぜ? 誰が? 何のために?

犯人がゴードンに宛てたメッセージは、“家族は預かった、助けたければ6時までにアダムを殺せ”と要求。やがてゴードンは、数カ月前に自分が容疑者にされた連続猟奇殺人事件を思い出す。“ジグソウ”と呼ばれる犯人を、タップ刑事は相棒のシン刑事とともに、追いかけていた…。

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李秀英名誉棄損裁判、最高裁で勝訴確定

南京虐殺事件の生き残りである李秀英さん(昨年12月没)が、出版社・展転社と著者・松村俊夫氏を名誉棄損で訴えた裁判で、最高裁が原告勝訴の二審判決を支持。原告勝訴が確定しました。

日本ではまだニュースが流れていないようなのですが、中国・人民網(日本語版)サイトにニュースが上がっています。

故・李秀英さん墓前で勝訴報告 南京で遺族ら(人民網日文版)

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平頂山事件の生存者李佩珍さん死去

平頂山事件の生き残り、李佩珍が死去。平頂山事件というのは、1932年9月16日、日本軍が、中国遼寧省中国撫順炭鉱に近い平頂山集落で住民約3000人を、抗日ゲリラに協力したとして虐殺した事件です。

李佩珍さん死去 「平頂山事件」生存者(共同通信)
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趙紫陽氏死去(続報)

趙紫陽氏の死去について、中国新華社は「趙紫陽同志」として報道しました。

趙紫陽同志逝世(新華社)

趙紫陽同志逝世

新華網北京1月17日電 趙紫陽同志長期患呼吸係統和心血管係統的多種疾病,多次住院治療,近日病情悪化,経搶救無効,于1月17日在北京逝世,終年85歳。

※これは新華社電を、日本で通用の漢字に置き換えたもの。原文は簡体字
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カネボウ化粧品、上海子会社で集団出勤拒否

カネボウ化粧品の上海の2つの子会社で、18日から中国人従業員が集団で職場放棄する事態が発生しました。

どうやら、上海カネボウ化粧品が中国国内での販売に必要な権利を取得しないまま、日本からの輸入化粧品を販売していたことが明らかになり、中国人幹部を更迭、また調査のために社員の机などを無断で調べたことに従業員が反発したもののようです。

上海カネボウ:人権侵害、と女性従業員ら一斉に出勤拒否(毎日新聞)

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ライス時期国務長官が上院で証言

ライス次期米国務長官が、上院外交委員会で証言。

イラク政策について「良い決断も、良くなかったかもしれない決断もした」とは、なんて無責任な! キューバ、ミャンマー、北朝鮮、イラン、ベラルーシ、ジンバブエの6カ国を「専制の前線」と名指し批判。ほんとアメリカって、懲りない国ですね。で、どうするつもり?

しかし、北朝鮮については、「攻撃したり侵略したりする意図はない」と明言しているし、6カ国協議についても再開の可能性を示唆しています。日経の記事にはないけれど、読売などは「『北朝鮮にも再開の意思はあると思う』と期待感を表明」と報道しています。
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韓国人元徴用工、逆転一部勝訴

第2次世界大戦中に、広島市の旧三菱重工業の工場に強制連行され、被爆したとして韓国人元徴用工40人が国と三菱重工業を訴えていた裁判の控訴審で、広島高裁は、国に賠償支払いを命じる判決を言い渡しました。

韓国人元徴用工が逆転勝訴 国に賠償命令(中国新聞)
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趙紫陽氏、死去

17日、天安門事件への対応で失脚した中国共産党元総書記・趙紫陽氏が死去。中国外務省は、再評価などおこなわないと発表しました。

しかし他方で、亡くなる直前に、曽慶紅・国家副主席が見舞いに訪れたという報道もあり、注目されます。

趙紫陽氏死去:再評価行わずと見解示す 中国外務省報道官(毎日新聞)
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デンマーク軍、1年?1年半以内にイラク撤退

デンマーク軍司令官が、今後1年?1年半以内でイラク派遣部隊は任務を完了するだろうとの見通しを語ったそうです。

1年?1年半以内といえば、自衛隊の派遣延長と同じかそれ以上ですが、しかし、どこぞの総理大臣のように「とりあえず延長」するのと、派遣期限に見通しをもって臨むのとでは大違いです。それに、どこかの総理大臣は、いつまで派遣を延長するかは、イラク政府ではなくアメリカ政府と相談して決めてるみたいだし。

デンマーク軍、12?18カ月以内にイラク撤退=国内紙( ロイター)
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