原爆投下をテーマにした岡本太郎氏の「明日の神話」が復元されました。縦5.5m×横30mの巨大壁画。来年7?8月に東京で公開されるとのこと、是非実物を見てみたいものです。
岡本太郎の壁画を復元 メキシコで放置された「明日の神話」(共同)
↓こっちが岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクトのオフィシャルホームページ。修復作業の様子なども詳しく紹介されています。
岡本太郎 – 明日の神話オフィシャルページ [Hobo Nikkan Itoi Shinbun Partnership]
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原爆投下をテーマにした岡本太郎氏の「明日の神話」が復元されました。縦5.5m×横30mの巨大壁画。来年7?8月に東京で公開されるとのこと、是非実物を見てみたいものです。
岡本太郎の壁画を復元 メキシコで放置された「明日の神話」(共同)
↓こっちが岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクトのオフィシャルホームページ。修復作業の様子なども詳しく紹介されています。
岡本太郎 – 明日の神話オフィシャルページ [Hobo Nikkan Itoi Shinbun Partnership]
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米軍再編にともない、自衛隊と米軍との一体化が一段と進むことになりそうですが、それにともない、米軍が、軍事情報が日本側から漏洩することを危惧。「軍事情報に関する一般的保全協定」(GSOMIA)を締結し、日本側に国内法整備を求める可能性が出てきました。
入り口は、米軍情報の機密保持で、したがって米軍の機密情報に触れる人間しか対象にならないかのような格好をとるかも知れませんが、実際には、何が米軍の機密情報か分からない以上、自衛隊にかんする情報でも、何でもかんでも機密とされる危険性大。協定を口実に、国内法として軍事機密保護法が制定されることになるかも…。
扶桑社が、来年度から使用される社会科教科書およびその市販本を回収することに。
経過はこう。
ということで、配達管理者なる男性(K保)は、明言はしなかったものの、配達担当者に連絡したかのような雰囲気をにおわせていたが、結論から言えば、配達担当者には何も指示が伝わっていなかったことが判明。要するに、配達管理者が、僕の再配達依頼を確認しなかったか、配達担当者に伝達し忘れたかのどちらかであることは確実。
何よりダメなのは、配達管理者と言いながら、再配達の依頼を確認したのかどうかも、配達担当者に伝えたのかどうかも、はっきりしないこと。じゃあ、あんたは一体何を管理してるんだ?と言いたくなるほど。ただ「すみません」「申し訳ありません」と繰り返すだけでした。
しかもさらにまずいのは、「5分後にもう一度電話します」と言っておきながら、電話してきたのが10分後だとか、「8時までに配達させます」と言っておきながら、配達に来たのは8時5分過ぎとか、少しずつ約束の時間に遅れたこと。なにも、こっちで、5分後に返事を寄こせ、8時までに配達しろ、と指定したわけではないのだから、できもしない時間の約束をするのは、ますます客をイライラさせることになります。
それから、トラブルで客から苦情の電話をもらったのだから、配達にやってきたとき、誤るとともに電話代として少しでももってくるぐらいの気がきかないんでしょうか? きょうび店屋物を頼んでも、気の利いた店なら10円もってくる時代です。そういったら、配達担当者が、「そこまで気がつきませんでした。今日は、私が支払います」と言ったのは偉いけれど、僕は、10円が惜しくて文句を言っているわけではないので、それはお断りました。配達担当者を虐めたい訳じゃないし、記録を見る限り配達担当者の落ち度じゃないのだから、彼が自腹を切る理由はありません。
実は、この配達業者については、前にもいちど同じトラブルがあったのです。そのときは、もう一度再配達時間を指定して、さすがに3度目はちゃんと持ってきましたが、こういうミスを繰り返しているようじゃ、配達業者としては失格です。
小泉首相の靖国参拝問題に関連して、アメリカの政府や議会から、日本の戦争を「自衛戦争」「アジア解放の戦争」とみなすいわゆる“靖国史観”にたいする批判が投げかけられていますが、なぜ米政府などが、日中韓の歴史問題に関心を示すのか? 昨日の読売新聞「地球を読む」に載ったアーミテージ前国務副長官の論評は、その背景を伺わせていると思います。
ここでは、アーミテージ氏がこの論評全体で言わんとしていることについてのコメントは省略しますが、氏は、歴史問題について、こう述べています。
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全国各地の「九条の会」の活動をピックアップしました。これ以外にも、各地で取り組みがあったと思いますが、とりあえずネットで流れているニュースから拾いました。
最近何かと話題の、GPPAC(「ジーパック」と読む。「武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ」の英語表記の頭文字)の世界提言「武力紛争予防のための世界行動提言」(今年7月、ニューヨーク国連本部において採択)ですが、GPPAC JAPAN事務局のホームページに日本語訳が公開されています(pdfファイル、388KB)。
このGPPAC世界提言の中で、日本国憲法第9条が「規範的・法的誓約が地域の安定を促進し信頼を増進させるための重要な役割を果たしている」例として取り上げられ、「アジア太平洋地域全体の集団的安全保障の土台となってきた」との評価を与えられたことは有名です(仮訳の20ページ参照)。
同時に、提言全体を読んでみると、NGOなどの取り組みを踏まえたものだけに、早期対応、紛争予防、和平プロセスへの公衆参加など、複合的なプロセスによって具体的にどう国際紛争・地域紛争の被害を少なくし、紛争を防止し、いち早い復興をすすめるか、非常に実践的で細やかな点にまで配慮の行き届いた方針が提起されています。
アメリカ政府による「人道支援」を口実にした軍事行動がおこなわれ、日本でも、あたかも紛争解決のためには軍事力による抑止が一番であるかのような議論(だからこそ、自衛隊を海外派兵させないと、日本は「貢献」できないんだという議論を含め)が、さも「専門家」のように流布されていますが、この提言を読むと、決してそうではないことがよく分かると思います。憲法9条の部分だけでなく、ぜひ一度全体に目を通してみてはどうでしょうか。
また、日本政府が、いまの何かといえば自衛隊の海外派兵、軍事一本やりの対応をやめて、世界のNGOと一緒になって、こういう多面的・重層的な紛争予防の活動に取り組むようになったら、どれほど世界の信頼を集めることになるでしょう。ぜひ、そういう日本政府を実現したいものです。
最近、すっかり読むのをサボっていた「マガジン九条」ですが、先週号から2回続けて「この人に聞いた」コーナーに翻訳家であり作家でもある松本侑子さんが登場。最初は、この人誰?なんて思いながら読み始めたのですが、う〜む、非常にしっかりしたご意見で、すっかり感心してしまいました。
とくに今週は、もし自民党改憲案のように、「自衛隊」が「自衛軍」に書き換えられたらどうなるか? ということを、リアルに考えてみようというお話。
たとえば「誰が自衛軍に入るのか?」。たんに徴兵制だというのでなく、志願制のもとでも、たとえばニートやフリーターなど、仕事や経済的に困っている青年が結局志願させられるのではないか。
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恩師・佐々木潤之介先生の遺著『江戸時代論』(吉川弘文館)と中村政則先生の『戦後史』(岩波新書)の紹介原稿をアップしました。
中村先生の『戦後史』について、前にコメントしたときは、とりあえず気になったところをあれこれ書きましたが、あらためて読み直してみて、全体的評価抜きでのつまみ食い的コメントはまったく正しくないと思いました。
同書で中村先生は、戦後史をみていく視点として、3つの軸を提起していると思います。「憲法」「アジア諸国との関係」「日米関係(というか、安保条約に代表される対米従属的関係)」の3つです。そのことは、とくに最終章で、9・11以後を「新しい戦争」の時代ととらえ、テロ特措法など自衛隊海外派兵がさらに進んだこと、それとの関連で憲法9条の改悪の動きが進行していること、そして小泉首相の靖国神社参拝問題にみられるようなアジア諸国との関係悪化にたいする批判として明確に提示されているのですが、こんど読み返してみて、実は、戦後の始まりのところから、そういう視点で書かれていることにようやく気がついたような次第です。
いまの時期に、憲法や対アジア関係、対米従属という問題を基軸にすえて著作をあらわされたというのは、やっぱり、さすが中村政則先生だと思います。中村先生、出来の悪い学生ですんませんでした。m(_’_)m
昼前に、通販で注文した布団が届きました。
これまで使っていた布団は、なんと大学進学の時に母親がつくってくれたもの。しっかりした綿100%の布団なので、ペタンコになることもなく、よくもまあ長持ちしたもんだと思いますが、さすがにもう限界。
ということで、通販で新しい布団を注文したのですが、う〜ん、やっぱり7000円じゃあ、ぺらぺらですねぇ?。(^_^;)
このチーズ
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こないだの日曜日も、今度の日曜日も仕事のため、今日、代休をいただきました。
なのに、もう目が覚めてます。やっぱ、習慣というのはオソロシイ…
昼間で寝てやろうと思ってたのになぁ?

本書は、田原総一朗氏が1998年7月から2000年10月まで、『SAPIO』に連載したもの。親本は2000年11月に小学館から出ています。御本人が「全くの素人として、5年にわたって、まるで迷路を歩くように、太平洋戦争勃発までの軌跡を辿りました」(文庫版あとがき)と書かれているように、いろいろな研究者に取材などもしながら、調べたり考えたりしながら書かれたもののようです(5年というのは、連載以前に何年か取材をしてきたということでしょう)。
目次は、こんな感じ。
第1章 富国強兵――「強兵」はいつから「富国」に優先されたか
第2章 和魂洋才――大和魂はそもそも「もののあはれを知る心」だった
第3章 自由民権――なぜ明治の日本から「自由」が消えていったか
第4章 帝国主義――「日清・日露戦争」「日韓併合」は「侵略」だったのか
第5章 昭和維新――暴走したのは本当に「軍」だけだったか
第6章 五族協和――「日本の軍事力でアジアを解放」は本気だった?
第7章 八紘一宇――日本を「大東亜戦争」に引きずり込んだのは誰か
たとえば第4章では、田原氏は、「伊藤博文は韓国を併合する意図はなかった」という想定で書いていますが、しかし、それを裏付ける資料は見つからないと書かざるをえなかったように、この想定は破綻していると言えます。
それでも、全体として、僕は、わりと真摯に歴史を調べ、書いたものだと思いました。ただ、独立を奪われた側、侵略を受けた側がどう思ったか、どう感じたかという問題がほとんど出てこず、したがって、先の戦争は、もっぱら日本はどうしてあんな無謀な戦争につっこんでしまったのか?という角度から取り上げあられることになっています。
しかし、その中でも、田原氏が、あの戦争は「失敗」だったことを明確にして、その立場で一貫されていることは、注目に値すると思います。
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構造計算偽造問題で、今日の毎日新聞夕刊が「耐震データ偽造 安全置き去りの民間委託」の特集記事を掲載しています。
10月の失業率が、3カ月ぶりに悪化したというニュース。政府は、一時的な自発的失業者の増加が原因だとしています。まあ、大きくみれば景気は回復傾向にあり、就業者や雇用者も増えています。
しかし問題は、そういうなかで正社員が前年同期比で32万人減と、3期連続で減少しているのに対し、非正規社員は87万人増、11期連続で増加しているということ。つまり、失業は減少傾向にあるとはいっても、増えているのは非正規雇用が中心だということです。はたして、これで本当に景気回復といってよいのでしょうか?
と思っていると、10月のサラリーマン世帯の消費支出が4カ月にプラスになったというニュース。ほほう、やっぱり景気がよくなっているのかとよく読んでみると、世帯主の定期収入は8カ月連続で減少、可処分所得も減少。ということで、本当にこれで国民レベルで景気が回復しているといってよいのだろうか?
10月の完全失業率、4.5% 3カ月ぶり悪化(朝日新聞)
10月のサラリーマン世帯消費支出、4カ月ぶりプラスに(朝日新聞)
今夜は、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)の「ベネズエラ革命と国際連帯」という講演会を聴いてきました。
講師は、駐日ベネズエラ大使のイシカワ・セイコウ氏。ご両親とも日本人で、御本人も外見はまるっきり日本人。といっても、講演はもちろんスペイン語でしたが。
まず驚いたのは、この大使が1972年生まれで、つい先日33歳になったばかりということ。なんという若さ! ベネズエラの大学卒業後、ハーバード大学の大学院でマーケティングなどを勉強し、マネージメントの会社に就職していたところを、2000年8月の大統領選挙でチャベス現大統領が60%の支持で再選されたあと、自らもベネズエラ革命に飛び込み、外交官となり、駐日経済・貿易参事官などを経て、今年8月から駐日大使になったという経歴。司会者の方が「革命をすすめている国ならではの息吹を感じる」と言われていましたが、まったくその通りです。
マンション構造計算書の偽造問題ですが、ついに個人の木造住宅でも構造図の偽造が発覚。
大事なことは、ここで自治体がチェックして偽造を発見したこと。行政が、実際に、こういう点検をやる能力を持っていたからこそ、問題が発見できたのです。
しかし、構造計算のチェックはすでに民営化されていて、たとえば大阪府では9割が民間でチェックされています。こういう事態があと何年か続いたら、構造確認する能力など、行政から消えてしまう可能性大です。そうなると、いざ事件が起こったときに、行政は問題を調べることもできません、ということになりかねません。
こういう基準チェックを民間にゆだねることが何故問題なのか、今度の事件はそのことを分かりやすく示していると思います。
あれだけ「自由化だ」「市場にゆだねよ」と言っておきながら、大企業が価格支配力を失ったとなれば、平気で「価格下落防止策を」と言い出す無節操。「具体的な話をしなければ談合にならぬ」とは、恐れ入りました。
要するに、自分たち大企業の利益さえ確保できればいいということでは? それこそ、最大の既得権益でしょう。
今週の「九条の会」関連の各地のニュースです。インターネットを流れるニュースの中から拾ってみました。