熱演ではあるが…

東京シティフィル第241回定期演奏会

昨日の読響につづいて、今日は、飯盛泰次郎&東京シティ・フィルのベートーヴェン・チクルス第2弾でオペラシティへ。

  • ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
  • ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
  • ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 “田園”

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ああ、これぞベートーヴェン!!

東京シティ・フィル創立35周年記念 ベートーヴェン交響曲全曲シリーズ

政局は社民党の政権離脱でいよいよ行方不明となりつつありますが、それはさておき、本日は、オペラシティで、東京シティ・フィルの創立35周年記念ベートーヴェン交響曲全曲シリーズの第1回を聴いて参りました。指揮は、飯守泰次郎氏。

  • ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲 op.72b
  • ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
  • ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

10年前には、ベーレンタイラー新版による日本初のベートーヴェン交響曲ツィクルスをやった飯守泰次郎&東京シティ・フィルですが、今回、飯守さんが取り上げたのはI・マルケヴィチ版。同版については、飯守さん自身が書かれた解説が、同フィルのホームページに紹介されていますので、そちらをご覧ください。

?東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団?マルケヴィチ版の使用について

一言でいって、いわゆる古楽器的アプローチに対抗する、これぞ20世紀! という、いわゆる「大指揮者による名演」路線。ということで、久々に、これぞベートーヴェン!! という濃厚な演奏を堪能させていただきました。(^_^;)

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読響 シルヴァン・カンブルラン常任指揮者就任演奏会

読売日響第492回定期演奏会(2010年4月26日)

読売日響第492回定期演奏会(2010年4月26日)

昨日は、今期から新しく読響の常任指揮者になったシルヴァン・カンブルランの就任披露演奏会でした。

  • ベートーヴェン:序曲〈コリオラン〉 op.62
  • マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調から “アダージョ”
  • シェーンベルク:交響詩〈ペレアスとメリザンド〉 op.5

カンブルランはフランス人指揮者。なのに、プログラムはドイツもの3つ…。しかも、後半シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」は僕は初めて聴く作品。ということで、期待しつつ、小雨の中、サントリーホールへ。

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本日のお買い物

若杉弘指揮/東京フィルハーモニー/ベートーヴェン:交響曲第7番、シューベルト:交響曲第7番「未完成」若杉弘指揮/東京フィルハーモニー/ブルックナー:交響曲第9番

オペラシティの会場で。昨年亡くなられた若杉弘氏が東フィルを振った演奏です。左が、ベートーヴェンの交響曲第7番とシューベルトの交響曲第7番「未完成」。右がブルックナー第9番。ブルックナーの方には、当日のリハーサルの様子も収められています。

ベートーヴェンは2006年4月23日の演奏(オーチャード)、シューベルトとブルックナーは2007年12月13日の演奏(オペラシティ)です。どちらも、実は直接演奏を聴いています。

あらためて、若杉さんのご冥福を祈りつつ…。

大友直人×東響×ベートーヴェン

東京交響楽団第574回定期演奏会プログラム

東京交響楽団第574回定期演奏会

 シューマン:序曲,スケルツォとフィナーレ op.52
 フィトキン:ピアノ協奏曲 'Ruse' (委嘱新作、日本初演)
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

指揮:大友直人/ピアノ:キャサリン・ストット/コンサートマスター:大谷康子
会場:サントリーホール/開演:2010年1月8日 午後7時〜

2010年最初のコンサートということで、普段は東響のコンサートは通ってないのですが、今回は1回券を買ってサントリーホールへ。

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ボッセ氏「第九」の王道をゆく

東京シティ・フィル第九特別演奏会

先日の都響「第九」で何となくもやもや感が残ったので、本日は、池袋まで出かけて当日券で、ゲルハルト・ボッセ指揮、東京シティ・フィルの「第九」を聴いてきました。プログラムは単純明快。(^_^;)

  • ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付き」 作品125

独唱は、ソプラノ釜洞祐子、アルト小原伸枝、テノール櫻田亮、バリトン萩原潤。合唱は東京シティ・フィル・コーア。

ボッセ氏は、1922年生まれの御年87歳。すっかり背中も曲がってしまっておられましたが、なかなかどうして。椅子にも座らず、決してテンポも崩れず、これぞ「第九」の王道をいく、という堂々たる演奏でした。(チラシのボッセ氏の写真はもうだいぶ前のもの?)

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ブル7と第九 都響のコンサート

『月刊都響』2009年12月号

今月は、日フィルのあと、都響のコンサートに2回行ってきました。18日のサントリー定期、デプリーストの指揮でブルックナーの交響曲第7番。それに、昨日、久しぶりの上野・文化会館で「第九」の演奏会を聴いてきました。

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第九の季節がやって来た!!

東京フロイデ合唱団第12回演奏会(2009年12月7日)

12月になって、いよいよ「第九」の季節がやって来ました!!

ということで、今日は、職場の先輩がやっているアマチュア合唱団の第九演奏会を聴くために、池袋に行ってきました。

  • ブラームス:大学祝典序曲
  • ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125

指揮は小松長生氏。オケは日フィル。ソリストは、ソプラノ澤畑恵美さん、メゾ・ソプラノ菅有実子さん、テノール大槻孝志氏、バス・バリトン山下浩司氏。

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渋い、渋すぎる… 日フィル第615回東京定期演奏会

日本フィルハーモニー交響楽団第615回定期演奏会プログラム

13日、冷たい雨が残るなか、日フィルの定期演奏会でサントリーホールへ行ってきました。プログラムが渋い、あまりに渋すぎます。(^^;)

  • ベートーヴェン:序曲《コリオラン》 op.62
  • ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
  •    休憩
  • ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 《運命》 op.67

指揮はオーストリア生まれのマルティン・ジークハルト。

オケは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを対抗させ、コントラバスを左に置く古典配置で、弦は14-14-9?-8-6のやや小ぶり、管も倍管はなく、ホルンも2人だけという、きわめてオーソドックスな編成でした。

演奏も、それにたがわず渋いもの。しかし、細部まで明確に組み立てられていて、こんなに渋いベートーヴェンを聴いたのは初めてですが、とても良かったです。

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飯守泰次郎×東京シティフィル×ミサ・ソレムニス

東京シティフィルハーモニック管弦楽団第232回定期演奏会

8日は台風18号のおかげで、首都圏は午前中、交通機関(といってももっぱらJR東日本ですが)が大混乱しましたが、それも昼頃までには何とかおさまり、夕方から初台の東京オペラシティで、飯守泰次郎氏指揮の東京シティフィルのコンサートへ行ってきました。プログラムは、

  ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 作品123

ベートーヴェンが作曲した、この壮大なミサ曲。日フィルが2005年に演奏会をやっていますが、聴きに行った記憶がありません。(^^;) というわけで、生演奏で聞くのは初めて。

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久しぶりのトリフォニーで“変身”

新日本フィルハーモニー交響楽団第450回定期演奏会

昨日は、新日本フィルの定期演奏会へ。6月、7月の定演は諸般の事情で行けなかったので、久しぶりのすみだトリフォニーでした。

プログラムは、以下のとおり。最初はいったいどういう趣向があるかよくわかりませんでしたが、会場でアルミンクのプレトークを聞いてみると、ゲーテがその答えでした。(^^;)←事前にチラシなどほとんど見ない男

  • メンデルスゾーン:序曲「海の静けさと幸ある航海」 op.27
  • R・シュトラウス:メタモルフォーゼン
  • ベートーヴェン:付随音楽「エグモント」 op.84 (全曲)

「エグモント」の全曲も珍しいですが、僕のお目当ては、2曲目の「メタモルフォーゼン」。

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ピリオド奏法で 金聖響指揮東京シティフィル定期演奏会

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第231回定期演奏会

昨日は、オペラシティで、金聖響氏の振る東京シティ・フィルの定期演奏会を聞いてきました。プログラムは、ハイドンの44番にモーツァルトの40番、ベートーヴェンの4番と、まるで引き算でもしたみたいな組み合わせでした。(^^;)

 ハイドン:交響曲第44番 ホ短調 Hob.I-44 「悲しみ」
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
   (休憩)
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60

全曲とも、第1バイオリンと第2バイオリンを左右に配置する古典配列で、ピリオド奏法で、金聖響氏のこだわりが存分に発揮された演奏会でした。また、ハイドンは8-8-6-5-3、モーツァルトは10-10-8-6-4、ベートーヴェンは12-12-10-8-6と、徐々にオケが大きくなって、まさに古典派の発展の歴史を聞いているかのようでした。

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1月のコンサートまとめ

1月のコンサート。日フィルのラザレフ就任披露演奏会のことは書きましたが、他にもこんなコンサートに行きました。

1月20日 東京フロイデ合唱団「第9」演奏会
1月21日 藤川真弓ヴァイオリン・リサイタル
1月25日 東京フィルハーモニー交響楽団第763回オーチャード定期演奏会
1月27日 東京都交響楽団 第675回定期演奏会Bシリーズ

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諦めかけていたのですが…

都響第671回定期演奏会(2008年11月19日)

  • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 「皇帝」 op.73
  •    休憩
  • マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」

昨日は、仕事が思いがけず早く終わったので、「こりゃ、都響の定期に間に合うぞ」と喜んだのですが、さて鞄のなかを探ってみたら、チケットがない!!

え゛――――ー

ということで、冷や汗たらりんこん、目は点…状態でしたが、ダメ元で、そのままサントリーホールへ向かいました。ついたのは19時15分。すでに演奏会は始まっていますが、受付に歩み寄って、「あの?、すみません。定期の会員なんですけど、チケット忘れてきたんですが…」と恐る恐る申し出てみると、「はい、わかりました」と、その場で名簿をチェックしてすぐに代券を発行していただきました。おかげで、すでに始まっていた中村紘子さんによる「皇帝」の第1楽章と第2楽章の楽章間に、無事ホール内に滑り込むことができました。

感謝感激、雨あられ?♪ ヽ(^o^)丿

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忙中“楽”あり

東京フィルハーモニー交響楽団第761回サントリー定期シリーズ

今日は、久しぶりに本来の職場に出勤。仕事が終わってから、久しぶりにコンサートを聴いてきました。東京フィルハーモニー交響楽団のサントリー定期演奏会。指揮は渡辺一正さん。

  • 武満 徹:弦楽のためのレクイエム
  • マルティヌー:弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲
  • ベルリオーズ:幻想交響曲 op.41

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昨日のお買い物

飯守泰次郎指揮ベートーヴェン交響曲全集(フォンテック)神尾真由子デビューアルバムPRIMO

昨日は携帯のmicroSDカードだけでなく、いろいろと買い込んできました。その1つが、この2枚のCD。

左は、飯守泰次郎さん東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を振ったベートーヴェンの交響曲全集。2002年に発売されたもので、新ベーレンライター版にもとづく全曲演奏としてすでに定盤ともいえるものです。

右は、昨年(2007年)のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した神尾真由子さんのデビューアルバムPRIMO。初めてのCDといいながら、チャイコフスキーやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲にしないところがユニークかも。

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爆裂 インバル&都響「第九」

東京都交響楽団 第九演奏会

水曜日、インバル&都響の第3弾として、サントリーホールで、第九演奏会を聴いてきました。プログラムは、

  • ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
  • ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」

ソリストは、ソプラノ澤畑恵美、ソプラノ竹本節子、テノール福井敬、バリトン福島明也の各氏。合唱は二期会合唱団。

合唱団はP席ではなく、舞台の後ろに入れるかたちで、人数は少なめ。しかし、さすが二期会だけあって、声量は十分だし、歌詞も明瞭。ソリストも、しっかり中堅どころで固めて、安心して聴ける陣容でした。

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燃えよケン!! 日フィル第593回東京定演

日本フィルハーモニー交響楽団第593回東京定期演奏会

今日から日フィル東京定期演奏会2007-08シーズンの開始。日フィルの定期は、これまでは連続木・金、同時刻、同一会場、同一プログラムの月2回公演でしたが、今シーズンから、金曜は夜、土曜は午後の月2回公演に変更。改修を終えたサントリーホールに戻って、新しいスタート!!

ということで、コバケンこと小林研一郎指揮で、前半はイタリア・オペラを中心とした歌曲(テノールは佐野成宏氏)。後半は、ベートーヴェンの交響曲第3番という欲張りなプログラムでした。

  • ヴェルディ:歌劇《ルイザ・ミラー》より「序曲」
  • ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より「人知れぬ涙」
  • マスネ:歌劇《ウェルテル》より「春風よ、なぜ私を目覚ますのか」
  • プッチーニ:菊の花
  • ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》より「今度の航海は無事だろうか」
  • プッチーニ:歌劇《トスカ》より「星は光ぬ」
  •   (休憩)
  • ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 《英雄》

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