昨日の読響につづいて、今日は、飯盛泰次郎&東京シティ・フィルのベートーヴェン・チクルス第2弾でオペラシティへ。
- ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
- ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 op.93
- ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 “田園”
昨日の読響につづいて、今日は、飯盛泰次郎&東京シティ・フィルのベートーヴェン・チクルス第2弾でオペラシティへ。
政局は社民党の政権離脱でいよいよ行方不明となりつつありますが、それはさておき、本日は、オペラシティで、東京シティ・フィルの創立35周年記念ベートーヴェン交響曲全曲シリーズの第1回を聴いて参りました。指揮は、飯守泰次郎氏。
10年前には、ベーレンタイラー新版による日本初のベートーヴェン交響曲ツィクルスをやった飯守泰次郎&東京シティ・フィルですが、今回、飯守さんが取り上げたのはI・マルケヴィチ版。同版については、飯守さん自身が書かれた解説が、同フィルのホームページに紹介されていますので、そちらをご覧ください。
?東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団?マルケヴィチ版の使用について
一言でいって、いわゆる古楽器的アプローチに対抗する、これぞ20世紀! という、いわゆる「大指揮者による名演」路線。ということで、久々に、これぞベートーヴェン!! という濃厚な演奏を堪能させていただきました。(^_^;)
昨日は、今期から新しく読響の常任指揮者になったシルヴァン・カンブルランの就任披露演奏会でした。
カンブルランはフランス人指揮者。なのに、プログラムはドイツもの3つ…。しかも、後半シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」は僕は初めて聴く作品。ということで、期待しつつ、小雨の中、サントリーホールへ。
オペラシティの会場で。昨年亡くなられた若杉弘氏が東フィルを振った演奏です。左が、ベートーヴェンの交響曲第7番とシューベルトの交響曲第7番「未完成」。右がブルックナー第9番。ブルックナーの方には、当日のリハーサルの様子も収められています。
ベートーヴェンは2006年4月23日の演奏(オーチャード)、シューベルトとブルックナーは2007年12月13日の演奏(オペラシティ)です。どちらも、実は直接演奏を聴いています。
あらためて、若杉さんのご冥福を祈りつつ…。
東京交響楽団第574回定期演奏会
シューマン:序曲,スケルツォとフィナーレ op.52
フィトキン:ピアノ協奏曲 'Ruse' (委嘱新作、日本初演)
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
指揮:大友直人/ピアノ:キャサリン・ストット/コンサートマスター:大谷康子
会場:サントリーホール/開演:2010年1月8日 午後7時〜
2010年最初のコンサートということで、普段は東響のコンサートは通ってないのですが、今回は1回券を買ってサントリーホールへ。
先日の都響「第九」で何となくもやもや感が残ったので、本日は、池袋まで出かけて当日券で、ゲルハルト・ボッセ指揮、東京シティ・フィルの「第九」を聴いてきました。プログラムは単純明快。(^_^;)
独唱は、ソプラノ釜洞祐子、アルト小原伸枝、テノール櫻田亮、バリトン萩原潤。合唱は東京シティ・フィル・コーア。
ボッセ氏は、1922年生まれの御年87歳。すっかり背中も曲がってしまっておられましたが、なかなかどうして。椅子にも座らず、決してテンポも崩れず、これぞ「第九」の王道をいく、という堂々たる演奏でした。(チラシのボッセ氏の写真はもうだいぶ前のもの?)
今月は、日フィルのあと、都響のコンサートに2回行ってきました。18日のサントリー定期、デプリーストの指揮でブルックナーの交響曲第7番。それに、昨日、久しぶりの上野・文化会館で「第九」の演奏会を聴いてきました。
12月になって、いよいよ「第九」の季節がやって来ました!!
ということで、今日は、職場の先輩がやっているアマチュア合唱団の第九演奏会を聴くために、池袋に行ってきました。
指揮は小松長生氏。オケは日フィル。ソリストは、ソプラノ澤畑恵美さん、メゾ・ソプラノ菅有実子さん、テノール大槻孝志氏、バス・バリトン山下浩司氏。
13日、冷たい雨が残るなか、日フィルの定期演奏会でサントリーホールへ行ってきました。プログラムが渋い、あまりに渋すぎます。(^^;)
指揮はオーストリア生まれのマルティン・ジークハルト。
オケは第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンを対抗させ、コントラバスを左に置く古典配置で、弦は14-14-9?-8-6のやや小ぶり、管も倍管はなく、ホルンも2人だけという、きわめてオーソドックスな編成でした。
演奏も、それにたがわず渋いもの。しかし、細部まで明確に組み立てられていて、こんなに渋いベートーヴェンを聴いたのは初めてですが、とても良かったです。
昨日は、新日本フィルの定期演奏会へ。6月、7月の定演は諸般の事情で行けなかったので、久しぶりのすみだトリフォニーでした。
プログラムは、以下のとおり。最初はいったいどういう趣向があるかよくわかりませんでしたが、会場でアルミンクのプレトークを聞いてみると、ゲーテがその答えでした。(^^;)←事前にチラシなどほとんど見ない男
「エグモント」の全曲も珍しいですが、僕のお目当ては、2曲目の「メタモルフォーゼン」。
昨日は、オペラシティで、金聖響氏の振る東京シティ・フィルの定期演奏会を聞いてきました。プログラムは、ハイドンの44番にモーツァルトの40番、ベートーヴェンの4番と、まるで引き算でもしたみたいな組み合わせでした。(^^;)
ハイドン:交響曲第44番 ホ短調 Hob.I-44 「悲しみ」
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
(休憩)
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 op.60
全曲とも、第1バイオリンと第2バイオリンを左右に配置する古典配列で、ピリオド奏法で、金聖響氏のこだわりが存分に発揮された演奏会でした。また、ハイドンは8-8-6-5-3、モーツァルトは10-10-8-6-4、ベートーヴェンは12-12-10-8-6と、徐々にオケが大きくなって、まさに古典派の発展の歴史を聞いているかのようでした。
1月のコンサート。日フィルのラザレフ就任披露演奏会のことは書きましたが、他にもこんなコンサートに行きました。
1月20日 東京フロイデ合唱団「第9」演奏会
1月21日 藤川真弓ヴァイオリン・リサイタル
1月25日 東京フィルハーモニー交響楽団第763回オーチャード定期演奏会
1月27日 東京都交響楽団 第675回定期演奏会Bシリーズ
昨日は、仕事が思いがけず早く終わったので、「こりゃ、都響の定期に間に合うぞ」と喜んだのですが、さて鞄のなかを探ってみたら、チケットがない!!
え゛――――ー
ということで、冷や汗たらりんこん、目は点…状態でしたが、ダメ元で、そのままサントリーホールへ向かいました。ついたのは19時15分。すでに演奏会は始まっていますが、受付に歩み寄って、「あの?、すみません。定期の会員なんですけど、チケット忘れてきたんですが…」と恐る恐る申し出てみると、「はい、わかりました」と、その場で名簿をチェックしてすぐに代券を発行していただきました。おかげで、すでに始まっていた中村紘子さんによる「皇帝」の第1楽章と第2楽章の楽章間に、無事ホール内に滑り込むことができました。
感謝感激、雨あられ?♪ ヽ(^o^)丿
今日は、久しぶりに本来の職場に出勤。仕事が終わってから、久しぶりにコンサートを聴いてきました。東京フィルハーモニー交響楽団のサントリー定期演奏会。指揮は渡辺一正さん。
昨日は携帯のmicroSDカードだけでなく、いろいろと買い込んできました。その1つが、この2枚のCD。
左は、飯守泰次郎さんが東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を振ったベートーヴェンの交響曲全集。2002年に発売されたもので、新ベーレンライター版にもとづく全曲演奏としてすでに定盤ともいえるものです。
右は、昨年(2007年)のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した神尾真由子さんのデビューアルバムPRIMO。初めてのCDといいながら、チャイコフスキーやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲にしないところがユニークかも。
ということで、昨日、映画の帰りにタワレコで買ってきたものです。
水曜日、インバル&都響の第3弾として、サントリーホールで、第九演奏会を聴いてきました。プログラムは、
ソリストは、ソプラノ澤畑恵美、ソプラノ竹本節子、テノール福井敬、バリトン福島明也の各氏。合唱は二期会合唱団。
合唱団はP席ではなく、舞台の後ろに入れるかたちで、人数は少なめ。しかし、さすが二期会だけあって、声量は十分だし、歌詞も明瞭。ソリストも、しっかり中堅どころで固めて、安心して聴ける陣容でした。
今日から日フィル東京定期演奏会2007-08シーズンの開始。日フィルの定期は、これまでは連続木・金、同時刻、同一会場、同一プログラムの月2回公演でしたが、今シーズンから、金曜は夜、土曜は午後の月2回公演に変更。改修を終えたサントリーホールに戻って、新しいスタート!!
ということで、コバケンこと小林研一郎指揮で、前半はイタリア・オペラを中心とした歌曲(テノールは佐野成宏氏)。後半は、ベートーヴェンの交響曲第3番という欲張りなプログラムでした。