高関健さんがショスタコーヴィチを振るというので、横浜まで足を伸ばして、当日券で日フィル横浜定期演奏会を聴いてきました。
- ハイドン:交響曲第100番 ト長調 《軍隊》 Hov.I-100
- ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 op.93
弦が非常に鮮明な音を響かせていて、弱音部の微妙な表情が伝わってきました。さらにホルンをはじめとして金管の音が見事。フォルテシモの部分でも、かつての日フィルのようにともかく鳴り響かせるのではなく、こんな演奏ができるようになったんだと、あらためて日フィルの変化を実感しました。
とくに期待した第2楽章は4分ちょいという、私好みの速めのテンポで、10番のもつ独特の緊迫感を堪能させていただきました。