木曜日、金曜日とコンサートを2連荘。
木曜日は、東フィルのオペラシティ定期。若杉弘さん指揮で、シューベルトの交響曲第8番「未完成」&ブルックナーの交響曲第9番というプログラム。金曜日は、上野の文化会館で、都響&インバルの第1弾、マーラー第7番を聴いてきました。
木曜日、金曜日とコンサートを2連荘。
木曜日は、東フィルのオペラシティ定期。若杉弘さん指揮で、シューベルトの交響曲第8番「未完成」&ブルックナーの交響曲第9番というプログラム。金曜日は、上野の文化会館で、都響&インバルの第1弾、マーラー第7番を聴いてきました。
豪勢なことに、土日と若杉弘&東京フィルを2日連続で堪能して参りました。(^_^;)
まず土曜日は、サントリーホールで第720回定期演奏会。プログラムは
今日は、渋谷オーチャードホールで、第721回定期演奏会。こちらは、職場の先輩から譲っていただいたもの。
若杉さんの指揮は、指揮台でぴんと背筋を伸ばされた姿勢そのままに、実に端正、すみずみまで神経の行き届いた演奏です。昨日のブルックナー7番も、ちょっとゆっくり目のスピードで始まり、最後までテンポを加速させることもなく、きっちり奏でてゆくという感じでした。東京フィルの弦も、透明度の高い音を響かせていて、僕好み。ブルックナーの、天上から降ってくるような音の響きを堪能させていただきました。
3・19集会のあと、銀座パレードを我慢してぬけだしたのは、久しぶりの東京フィルハーモニーのコンサートにいくためでした。
プログラムは、以下の通り。
指揮は、ヴィオラ奏者でもあるユーリー・バシュメット。1曲目が「悲劇的」で3曲目が「悲愴」と、ちょいと暗めのプログラムですが、2曲目では、指揮者のバシュメット自身がヴィオラ・ソロをするという、いわゆる“弾き振り”を楽しませていただきました。
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今日は、井上道義さんが振るということで、東京フィルハーモニーの定期演奏会(サントリーホール)に行ってきました。プログラムは、
前半は、仕事が押したために間に合わず聞けませんでした。めずらしい曲目なので聞きたかったんですけどね…。残念。
後半は、僕の大好きなブルックナーの最後の交響曲(第9番は未完だから)。井上さんの指揮は、力を内に込める?という感じで、派手さはないのですが、ぎゅうっと内実が詰まった感じでした。2階RB席ということで、バイオリンの音がストレートに飛んでくる感じで、ちょっと生々しくて最初は落ち着かなかったんですが、第3楽章になるとそんなのも気にならず、至福の音楽を楽しませていただきました。一転して第4楽章では、本当に力を内面にみなぎらせたという感じで、盛り上がりました。東フィルも、木管、金管ががんばって、力強い音を響かせていました。
一昨日(17日)、友人が仕事で行けなくなったというチケットをもらって、東京フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。指揮はマリン・ウォルソップというニューヨーク生まれの女性。2曲目の「来たれ!エマニュエル」は打楽器との協奏曲という変わり種です。
【演奏会情報】 指揮=マリン・ウォルソップ/パーカッション=コリン・カリー/サントリーホール
今日は、オペラシティ・コンサートホールで、チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会を聴いてきました。プログラムは以下の通り。
今日の「毎日新聞」の「当世給料事情 あなたの値段」という記事のなかに、オーケストラ楽団員の平均年収が紹介されていました。
一番高いのがN響で平均年収約1000万円、続くのが読響770万円、都響700万円で、日フィルは475万円、東フィルは465万円となっています。NHKからの交付金が約30億円の年間収入の約半分を占めるN響の安定ぶりはダントツといえます。
しかし、楽器自分持ちで働く演奏家の年収が400万円台というのは、あまりにかわいそう。しかも平均400万円台といえば、新しく入団する演奏家の場合はいかほどか、ちょっと悲惨…。同記事では、「残念ながら楽団の質と年収の水準は比例する」という某コンマスの発言も紹介されていますが、日フィルや東フィルの演奏水準がN響の半分以下だとは思いません。がんばれ! 日本のオーケストラ!