東名高速で、東京ディズニーランドに向かう途中の高速バスがまたもや炎上。
炎上したのは、こんどもドイツ・ネオプラン社製。過去2度のJRバス炎上も同社のバスだった。もういい加減、同社のバスを走らせるのはやめたほうがいいのでは?
東名高速で、東京ディズニーランドに向かう途中の高速バスがまたもや炎上。
炎上したのは、こんどもドイツ・ネオプラン社製。過去2度のJRバス炎上も同社のバスだった。もういい加減、同社のバスを走らせるのはやめたほうがいいのでは?
読売新聞のウェブサイトには、JRバス関東と西日本JRバスが運行している格安深夜高速バス「青春メガドリーム号」が、今月18日から運行を休止する、というニュースが流れている。
大阪?東京の格安バス、休止へ 学生の就活にも影響(読売新聞)
しかし、JRバス関東と西日本JRバスのサイトをみると、18日から運行休止ではなく、「隔日運行になる」という告知が出ている。はたして、どちらが本当なのだろうか?
4月18日以降の青春メガドリームの運行について | ジェイアールバス関東
青春メガドリーム号の運行について | 西日本ジェイアールバス
東名高速で、JRバスの高速バスがエンジンから火を噴いて全焼。さいわいけが人などなかったそうだが、JR高速バスは昨年も高速を走行中に火を噴いて全焼している。どちらもドイツ・ネオプラン社製の2階建てバスだという。構造的な欠陥があることは明白だろう。
走行中の高速バスから出火 78人避難 静岡・東名高速(朝日新聞)
静岡県でバス全焼、けが人なし 東名高速、乗客77人避難(共同通信)
名神高速道路の上り線で炎上するバス=29日午前0時36分、大津市、白井弘幸さん撮影(朝日新聞2008年5月29日)
JR西日本の深夜高速バスが、5月28日の深夜に高速道路上で全焼した事件。今回は、乗客、運転手ともに無事だったが、くだんのバスは、かつてこのブログでも取り上げた片道4300円(最大割引3500円)という超格安バスだ。
その仕組みはきわめて単純。バスは2階建てで定員84人。1度の運行で2倍のお客さんを運べるのだから、料金半額になるのは当たり前といえば当たり前。しかし、事故になったときの危険も2倍になる訳で、くれぐれも安全第一でお願いしたい。
先日、大阪でスキーバスがコンクリート橋脚に衝突し、16歳のアルバイト添乗員が死亡したほか27人が死傷した事故がありましたが、今日の「毎日新聞」夕刊は、2000年の貸しバス事業の規制緩和がバス業界にどんなひずみを生み出したかを紹介しています。
記事によれば、貸し切りバス事業者は、99年は2336業者。それが2000年の規制緩和をはさんで、2004年度には3743業者と1.6倍に。その結果、過当競争となり、価格は長野〜大阪往復で20万円以下になり、運転手の年収も400万円を切るようになってきたといいます。白馬〜大阪往復を16万円で請け負い、人件費と燃料費を除くとバス会社には2万円も残らない、というケースもあるそうです。
こんな状態で、本当に安全が保障できるのか? 事故を起こすようなバス会社は、そのうち淘汰されるのかも知れませんが、それまでにいったいどれだけの事故が起きて、何人がなくなればよいというのでしょうか。「規制緩和」路線そのものを見直していくことが必要ではないでしょうか。
ジェイアールバス関東が、東京?大阪間片道4300円の夜行高速バスを走らせることに。前日までに窓口で切符を買えばさらに800円引きで片道3500円(閑散期)だということです。安っ!
安さの秘密は、全長15メートル、2階建てという大型バスを使うこと。それで定員を普通のバスの2倍の80人にして、運賃を一気に半額にしたということですが、その分、万一事故ったときには犠牲も倍になるということ。深夜高速バスだから、正直、恐い…。