東京・国立市のマンション訴訟で、最高裁が判決。20メートル以上部分の撤去を求めていた住民側の訴えは退けられましたが、いわゆる景観利益については法的保護に値するとの初めての判断を示しました。 国立マンション訴訟、住民の景観… 続きを読む 景観利益は法的保護に値する
月: 2006年3月
日歯連1億円ヤミ献金事件で地裁判決
日本歯科医師連盟の1億円ヤミ献金事件で、東京地裁は、政治資金規正法違反(不記載)に問われた村岡元官房長官に無罪判決を下しました。 もちろん、これは1億円のヤミ献金がなかったということではありません。政治資金収支報告書に記… 続きを読む 日歯連1億円ヤミ献金事件で地裁判決
企業の余剰資金87兆円
日銀の資金循環統計による試算で、民間企業(金融を除く)の余剰資金が87兆3000億円になっていることが明らかに。 他方で、雇用者所得や家計の現金・預金は減少。かつては「大企業がもうかれば、やがて中小企業や家計も潤う」と言… 続きを読む 企業の余剰資金87兆円
高校教科書検定にかんする記事
29日、文部科学省が2007年度から使用される高校教科書の検定結果を発表。相変わらず、政府の立場を「書かせる」検定がおこなわれています。 教科書検定、文部省が難色 靖国訴訟の記述巡り(朝日新聞) 高校教科書検定:「日本の… 続きを読む 高校教科書検定にかんする記事
「つくる会」の奇々怪々(続々々々々)
会長・事務局長の「解任」騒動でゴタゴタの続く「新しい歴史教科書をつくる会」ですが、28日に理事会を開き、解任された八木秀次前会長を副会長に選出。「会長補佐」なる肩書きで超法規的復権を遂げていた藤岡信勝前副会長は、「会長補… 続きを読む 「つくる会」の奇々怪々(続々々々々)
久しぶりの星空
この間から出張で伊豆の山の中に来ています。 ばたばたと毎日忙しく、ちょっとお疲れモードですが、夜中に外へ出たら、東京ではお目にかかれないような満天の星。思わず見上げてしまいました。 やっぱり星空はいいですねえ〜 (*^_… 続きを読む 久しぶりの星空
今年の新入社員は「ブログ型」
社会経済生産性本部が、今年の新入社員を表わすキーワードは「ブログ型」と発表。 「ブログ型」と命名した理由は、「表面上は従順だがさまざまな思いを秘め、時にインターネット上の日記を通じ大胆な自己主張をする」ということなのです… 続きを読む 今年の新入社員は「ブログ型」
日中関係、国交正常化の原点とはなにか
小泉首相が、靖国参拝にたいする中・韓の抗議にたいし、「理解できない」として厳しく批判。 首相は、その理由として「戦没者に哀悼の念をささげるため」と相変わらず主張しているが、これは、靖国神社は、戦没者の追悼をおこなっている… 続きを読む 日中関係、国交正常化の原点とはなにか
米軍グアム移転経費の負担、78%が「納得できない」
沖縄の米海兵隊のグアム移転経費の75%の負担を求められている問題で、朝日新聞の世論調査では、78%が「納得できない」と回答。また、岩国などへの移転についても、「地元の同意を前提とすべき」との回答が63%にのぼりました。 … 続きを読む 米軍グアム移転経費の負担、78%が「納得できない」
今週の「九条の会」(3月26日まで)
各地の「九条の会」の動きを、インターネットを流れるニュースからピックアップして紹介しています。 9条の会小森東大教授が講演(新潟日報 3/26) 「世界へ発信を」九条の会が講演会(朝日新聞、マイタウン埼玉 3/23) 9… 続きを読む 今週の「九条の会」(3月26日まで)
いまの日本経済は「全体が底上げしている」と言えるのか?
日本経団連の奥田会長が、「格差社会」について、「全体が底上げしていれば、格差が拡大しても問題ない」と発言。 いまの日本、「全体が底上げしていれば」などと言えるのでしょうか? 「誤った印象論で構造改革を中断すべきない」と言… 続きを読む いまの日本経済は「全体が底上げしている」と言えるのか?
教科書採択の特殊指定廃止問題
教科書採択について、公取委が特殊指定廃止の方向を打ち出した問題について、関連記事をまとめてみました。 教科書採択について、通常の範囲内で接待を認めるなどということになれば、販売合戦が泥沼化し、混乱を助長するだけ。とくに、… 続きを読む 教科書採択の特殊指定廃止問題
所得格差の拡大、87%が実感
「東京新聞」19日付の世論調査によると、所得格差が「広がっている」「どちらかといえば広がっている」と感じる人が合計で87%を占めていることが明らかになりました。 「所得格差が拡大」87% 非正規雇用増で実感(中日新聞) … 続きを読む 所得格差の拡大、87%が実感
読んでいます 中公版・日本の歴史『開国と攘夷』
先日の歴史教科書シンポジウムの討論のときに、琉球大学教授の高嶋伸欣さんが、日本の対アジア観という大事な問題に関連して、小西四郎著『開国と攘夷』(中央公論社版日本の歴史<19>、親本は1966年刊)を紹介されて… 続きを読む 読んでいます 中公版・日本の歴史『開国と攘夷』
読み終えました。『マルクスの使いみち』
稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅『マルクスの使いみち』(太田出版)を、とりあえず読み終わりました。 いまでもマルクスは有効だと思っている僕の目から見ると、松尾匡>吉原直毅>稲葉振一郎 の順で、言われていることに納得。第2章で… 続きを読む 読み終えました。『マルクスの使いみち』
ついに匙を投げたブッシュ大統領
ブッシュ米大統領が記者会見で、イラク駐留米軍の完全撤退について「将来の(米国)大統領が決めること」と発言。 要するに、みずからの目論見が完全に破綻したことを認めざるをえなくなったということです。そして、イラク問題の解決を… 続きを読む ついに匙を投げたブッシュ大統領
桜咲く
東京でソメイヨシノが開花。ということで、桜の開花予想は、早めの予想を出していた気象庁に軍配。 桜前線の北上早そう 東京、横浜で桜開花(朝日新聞)
まだまだ続くWinnyによる情報流出
Winnyに感染するウイルスによるデータ流出事件が止まりません。国会議員の後援会リストの流出はともかく、その他は、全部、個人パソコンにデータを持ち込んだために起きた事件。問題はWinnyではなく、情報管理の原則を実際にや… 続きを読む まだまだ続くWinnyによる情報流出
稲葉振一郎ほか『マルクスの使いみち』
先日、コンサートの帰りに本屋で見つけたのが、稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅『マルクスの使いみち』(太田出版、本体1800円)。「人文系ヘタレ中流インテリのためのマルクス再入門」というコピーが気になって、ついつい買ってしまい… 続きを読む 稲葉振一郎ほか『マルクスの使いみち』
東京フィル第719回定期演奏会 シューベルト交響曲第4番、チャイコフスキー交響曲第6番他
3・19集会のあと、銀座パレードを我慢してぬけだしたのは、久しぶりの東京フィルハーモニーのコンサートにいくためでした。 プログラムは、以下の通り。 シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D.417 “悲劇的” ホフマイスタ… 続きを読む 東京フィル第719回定期演奏会 シューベルト交響曲第4番、チャイコフスキー交響曲第6番他