破綻の証明

米国防総省の諮問機関である米国防科学委員会が新しい提言を発表。そのなかで、米軍は戦闘本位になっていた、今後は復興のための計画立案と遂行能力を強化すべきだ、と指摘しているそうです。

復興のための軍隊って、何? それなら戦争しなければいいじゃないの? フセイン政権は倒せても、その後ドロ沼化するぞ、という意見は戦争前からあったはず。いまごろこんなことを言い出してもねえ…。もっと素直に、「見通しが甘かった」と言えばよいものを。

「戦闘本位」から「復興」に…米国防総省の諮問委提言(読売新聞)
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個別エントリーアーカイブのファイル名の付け方を変更

別にphp化する訳ではありませんが、個別エントリーアーカイブのファイル名の付け方を、MTのPHP化とページ分割 (CROSSBREED クロスブリード!)を参考に、エントリーの投稿日付をつかったものに変更しました。

すでに600を超えるエントリーがあって、あっちこっちにTBを送ったりしているので、とりあえず古いエントリーファイルもそのまま捨て置いてありますが、サーバー移転や、何かの理由でエントリーを再登録しないといけない、という場合に備えてみました。(^^;)
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改憲案作成自衛隊幹部、口頭注意のみ

24日、防衛庁は、自民党憲法調査会の中谷元・改憲案起草委員会座長の求めに応じて憲法改正案を作成・提出していた陸上自衛隊幹部にたいして口頭注意したことを発表。

「組織的な行為はなく、個人が休日などに作っただけ」「業務時間中に自衛隊のファックスを使ったのが悪いだけ」とのことですが、個人的な関与なしに組織的関与などありえません。二佐(昔で言えば中佐)のこのような政治的発言が許容されるならば、自衛隊員があっちこっちで政治的発言を始めても、それをダメだという歯止めがなくなります。

それに、休日などにやったことだから問題なし、というなら、東京・中央区で休日に選挙のビラ配りした社会保険庁職員を逮捕した事件はどうするの? 勤務時間外の自衛隊員のところへビラを配りに行くのをなぜ禁止するの? 全然理由が通りませんね。政権与党に賛成する政治的行為は許されるが、反対するのは犯罪だ、などという恣意的な基準は許されません。

防衛庁:憲法改正案作成の陸自幹部、口頭注意のみ(毎日新聞)
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「靴に恋して」

靴に恋して

月がとっても青かったから…という訳ではありませんが、今日は、吉祥寺で「靴に恋して」を見て帰ってきました。

高級靴店の店員のレイレ、娼館のオーナー・アデラ、知的な障害を持つアデラの娘ニキータ、亡くなった夫と前妻との間の子ども3人を育てるタクシー運転手のマリカルメン、高級官僚の妻のイザベル。レイレは5年間一緒に暮らしたクンとの間がうまくゆかず、アデラはニキータとの生活に疲れている。マリカルメンは、「あんたは他人」といって薬におぼれる娘に困惑し、イザベルは夫との愛情が冷めてしまってイライラする毎日…。そこに登場する男たち。

見事なのは、最初バラバラに見えた5人の女性のストーリーが、気がつくと、複雑に絡まり合って、引き絞られていくところ。トム・クルーズ主演の映画「マグノリア」(最後にカエルが降ってくる意味不明映画)みたいで、なんだかよく分からないままに感動しました。(^^;)
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