神奈川フィル&埼玉オペラ協会のオペラ「吟遊詩人〜イル・トロヴァトーレ」の横浜公演の音楽評が掲載されています。
……因縁復讐劇といえるヴェルディの傑作を、息つく間もないほどにくりひろげた。第一に歌い手たちが揃った。レオノーラ木下美穂子、マンリーコ松本薫平、ルーナ伯黒田博、アズチェーナ坂本朱、フェルランド新保堯司のほか脇にも中前美和子、吉田伸昭、笹倉直也、丸谷周平など勢いに乗る歌い手たちが、声と演唱を競い、それを現田茂夫指揮がオケともども巧みにドラマタイズさせた。……
(小山晃・評、「音楽の友」2005年4月号、153ページ)
横浜みなとみらいでのこの公演は、いわゆる演奏会形式。僕が見に行ったのは、3月6日の埼玉会館でのオペラ公演でした(僕の感想はこっち)。
友人の名前を、こういう音楽誌の中で読むのは、ちょっと不思議な感覚ですね。自分の論文が初めて雑誌に載ったときもちょっと興奮しましたが、それ以上に、年間の「回顧と展望」に自分の論文が取り上げられていたのを読んだときのワクワクした気分に似ているかも知れません。(^_^;)