岩手県産業保険推進センターが長距離トラック運転手1377人を調査したところ、30.6%が月80時間以上の超過勤務、うち16.3%は月100時間以上の超過勤務であることが明らかになったという。
そして、超過勤務時間の長い人ほど、睡眠障害が多く、運転中に激しい眠気に襲われることがあるという。まあ、その結果自体は誰だって予想がつくけれど、輸送業界ではそれが常態化しているようです。
こんな状態で長距離トラックが走り回っているわけで、恐ろしくなります。
岩手県産業保険推進センターが長距離トラック運転手1377人を調査したところ、30.6%が月80時間以上の超過勤務、うち16.3%は月100時間以上の超過勤務であることが明らかになったという。
そして、超過勤務時間の長い人ほど、睡眠障害が多く、運転中に激しい眠気に襲われることがあるという。まあ、その結果自体は誰だって予想がつくけれど、輸送業界ではそれが常態化しているようです。
こんな状態で長距離トラックが走り回っているわけで、恐ろしくなります。
こんどは岡山県警。2002年頃に公用パソコンが故障したためにデータを自宅に持ち帰ったという。でもって、そのデータの消去を忘れたまま、最近になってWinnyを入れたらしい。
公用パソコンが壊れたからといって捜査資料や容疑者一覧、性犯罪被害者の住所一覧を自宅に持ち帰るか? しかも、それを消去するのを忘れていた、なんてことがありえるのか? 今回、データが流出してしまったので、そう言っているだけで、ホントは確信犯的なデータ持ち出しだったのではと思うのは僕だけでしょうか?
昨日の「朝日新聞」夕刊・文化欄で、免疫学者の多田富雄氏が、国立能楽堂で2月に上演された新作能「紅天女」の演劇評を書かれています。
「紅天女」は、漫画「ガラスの仮面」の二人のヒロインが主役を争う作中劇を能にしたもの。NHKのニュース番組でも数日前に紹介されていて、そこでは「分かりやすい」「親しみやすい」など好意的に取り上げられていましたが、この多田富雄氏の評は、なかなか手厳しい。
この新作能のメッセージは何だったのだろうか。アイ狂言の理屈っぽい重複した台詞に、地球環境問題とかいろいろあったが、言葉が空疎で訴えかけるものがなかった。
「能になりそうな題材」というだけで舞台を作るのでは志が低い。現代人に感銘を与える能をどう作るか。せっかく能の新しい観客が生まれる機会がこれではもったいない。
私はこの作品は見ていないし、「ガラスの仮面」も好きな作品ではありません。間狂言での台詞で地球環境問題云々のくだりは、テレビでも紹介されていましたが、梅の精とその木を切らねばならぬ仏師の悲恋というのが、なぜ地球環境問題になっていくのか、ちょっと強引だなぁと思いました。
さて、この作品の評価はどのように定まってゆくのでしょうか。
厚生労働省の調査によると、正社員が足りないとする企業が全体の30%に上ったとのこと。
へー、景気が良くなってんだ?、と喜んでいるだけではダメ。要するに、これまで正社員を減らしすぎてきたということ。また、「足りない」からといって、はたして企業がすぐに正社員を増やすかどうかは分かりません。企業は「即戦力」志向を強めており、限られた「即戦力」予備軍の中での採用拡大で終わってしまう可能性もあります。