AIGに850億ドルの公的資金

経営危機に陥っていた米保険大手AIGに、850億ドルの公的資金が投入されることに。850億ドルの貸付は、2年間で返済されるらしい。今後は、公的管理のもとで、資産の切り売りが始まる。

リーマン・ブラザーズとの最大の違いは、AIGがクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)というかたちで、企業の貸付債権に一種の貸し倒れ保障を与えていたこと。そのAIGが破綻すると、逆に信用不安が拡大すると判断されたのだろう。

しかし問題は、これでアメリカの信用不安が解消するかどうかだ。信用不安が広がることを、とりあえずおさえたかもしれないが、信用不安そのものが解消したわけではない。

AIG:FRBと米連銀が約9兆円融資 公的管理下で再建(毎日新聞)
AIG:FRBがリストラ促す 日本国内子会社売却も(毎日新聞)
日本CDS指数がAIG救済で急低下、タイト化基調続かない可能性(ロイター)

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いつの間にか60万アクセスを超えていた…

ということで、気づいたら、61万アクセスとなっておりました。(^_^;)

1日約1,000アクセスとすると、10日ほど前に60万アクセスを超えた計算になります。50万アクセスを超えたのが5月19日。ということで、今回は3カ月半か4カ月で10万アクセスしていただきました。ありがとうございます。m(_’_)m

しかし、いつ60万を超えたんだろう… ?

最近読んだ本

戸谷由麻『東京裁判』(みすず書房)坪井善明『ヴェトナム新時代』(岩波新書)荒井信一『空爆の歴史』(岩波新書)

左から、戸谷由麻『東京裁判』(みすず書房)、坪井善明『ヴェトナム新時代』(岩波新書)、荒井信一『空爆の歴史』(岩波新書)。しばらく読み終わった本の感想を書き込むのをサボっていたので、3冊まとめて投稿します。(^_^;)

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