派遣労働者の「クーリングオフ」は許さない!!

同じ仕事が続けて3年間派遣労働者に出されると、派遣先(派遣を受け入れいている企業)は派遣労働者にたいして直接雇用の申し入れをしなければなりません。これを「直接雇用申し入れ義務」といいます。これは、3年も続くような仕事は一時的・臨時的な仕事とはいえないから、派遣労働者に任せるのではなく、自分で社員を雇いなさい、ということから決められた当然のルールです。

もちろん、3年後に1日だけ派遣をやめて、翌日からまた派遣労働者を使ってもいいというのでは、まったく意味がありません。そこで、厚生労働省は、3年間派遣に任せた仕事をもう一度派遣に任せるには、3カ月+1日以上の間があいていなければならない、と決めました。

ところが、それを逆手にとって、悪質な「直接雇用申し入れ義務」逃れの手口があります。派遣で働いている労働者を、3カ月だけ、たとえば直接雇用(アルバイト)したり請負に切り替えたりして、3カ月+1日たったらまた元の派遣に戻す、というやり方です。これが派遣の「クーリングオフ」です。

しかし、こんなやり方を認めたら、やっぱり「直接雇用申し入れ義務」の意味がなくなってしまいます。そこで、厚生労働省もようやく指導することになったようです。

製造業派遣「正規雇用逃れ」への指導を強化 厚労省(朝日新聞)

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どうもご祝儀相場にはならなかったようで…

麻生内閣の発足を受けての世論調査。「朝日新聞」の調査では、内閣支持率は48%。さすがに福田内閣末期に比べれば高いけれども、新内閣発足時で比べれば、小泉→安倍→福田→麻生と下がりっぱなし。「毎日新聞」の調査でも、内閣発足時の支持率としては、福田内閣を12ポイントも下回る低調ぶり。

しかし、結果は総じて2面的。国民はまだ迷っているということだろうか。

麻生内閣支持48% 比例投票先、自民が民主上回る(朝日新聞)
麻生内閣:支持45% 前政権比12ポイント減(毎日新聞)
麻生内閣支持率48% 福田政権発足時下回る(共同通信)

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