主な新興国通貨の下落率(「日経新聞」2008/10/18付朝刊)
今日の「日経新聞」に載っていたグラフ。
アイスランドが通貨クローナの下落で大変なことになっていることは、このブログでも紹介したけれど、実は、韓国のウォンも同じくらい下落しているようだ。はたして大丈夫だろうか…
10月5日に、東京・明治公園で開かれた青年大集会。翌日の「毎日新聞」や「東京新聞」が大きく報道したにもかかわらず、なぜか青年大集会を一切無視した「朝日新聞」。
ところが、今朝の「朝日新聞」を見たら、5面の片隅に「政策ウオッチ」という見出しで、青年大集会で報告された派遣や偽装請負の話が紹介されている。でも、何故いまごろ? しかも、「青年大集会」の名前もないし、日付も書かれていない…。
YouTubeにアップされている動画のなかには、日雇い派遣の実態やワーキングプア問題を取り上げたドキュメンタリーなどもある。その実態は、活字で読むよりも迫力がある。
NHKドキュメントにっぽんの現場(2008年2月7日放送)「出稼ぎアパートの冬 ?三河・自動車産業の町で?」
http://jp.youtube.com/watch?v=-aenxcK4Aks
http://jp.youtube.com/watch?v=r8_w04HdVAU
http://jp.youtube.com/watch?v=s38CA2qMwr0
世界の3分の2の国で所得格差が拡大し、その国の所得全体に占める賃金の比率が低下した。ILOの調査報告書による。
アメリカではCEO(最高経営責任者)が受け取った報酬が、平均的労働者の520倍にも達したらしい。(-_-;)
G8拡大首脳会議の開催に、米大統領も前向きな姿勢を示した。今朝(10/17付)の「日本経済新聞」には、日米両国は「やや慎重」と出ていたが、アメリカが開催に前向きになったとすると、日本だけが開催に消極的で孤立した格好。イギリス大使が、わざわざ記者会見して、「日本も積極的に参加すべきだ」と発言するのも異例。
G8首脳の緊急声明について、外務省は日本のイニシアティブを強調する。そこでは、新興国を含めた首脳会議への期待も語られている。にもかかわらず、なぜ日本はこんなに消極的なのか?
そう考えてみると、残っている可能性は、G8拡大首脳会議のタイミングの問題だろう。
年内にG8拡大首脳会議を 米大統領、金融危機対策で(共同通信)
「G8拡大は必要」=日本も議論に参加を?英大使(時事通信)
G8首脳会合「拡大案」浮上 新興国交え協調探る(NIKKEI NET)