南京大虐殺の生き残り・夏淑琴さんが、「ニセモノ」と決めつけられたとして、東中野修道『「南京虐殺」の徹底検証』(展転社)を訴えた裁判で、最高裁は、被告の上告を棄却。東中野氏と展転社の敗訴が確定しました。おめでとうございます。ヽ(^o^)/
同書は、一審では、「学問研究の成果に値しない」と指摘されていました。その見方が最高裁でも認められたと言うことです。
南京虐殺本訴訟:生存者への賠償確定
[毎日新聞 2009年2月6日 東京朝刊]
1937年の南京虐殺に関する書籍で「偽の被害者」と指摘されたとして、生存者の夏淑琴さん(79)が、著者の東中野修道・亜細亜大教授と出版元の展転社(東京都)に賠償などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は5日、著者と同社の上告を棄却する決定を出した。計400万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。