やった〜〜〜 マルクス『資本論』の、各巻とも初版セットを手に入れました。ヽ(^o^)丿
といっても、1983年にマルクス没後100年で復刻されたリプリント版(Keip Verlag Frankfurt/Mein)ですが。海外の古書サイトで見つけて注文してから、約20日。ようやく届きました。
『資本論』の原語版というと、いま一般に流布しているのは、いわゆるWerke版。
しかし、前にも書いたことがありますが、Werke版『資本論』は、もともと普及版、民衆版とうたったもので、脚注などでマルクスが英語、フランス語などで引用したところが、ほとんど全部ドイツ語に訳されています ((もちろんWerke版でも、ドイツ語に訳された部分は、巻末に他言語の原文が載せられていて、ちゃんと原文を確認できるようになっているのですが。))。ほかにもいろいろ校訂・編集を加えたところもあって、ぜひ手元にマルクスが発行したままの『資本論』というものをもっておきたかったのす。
送料含め、152ドル71セント、1万4000円。『資本論』の値段としては、実にお手頃です。(^_^;)
あとは、やっぱり、マルクス生前最後のドイツ語版である第1部第2版ですね。海外の古書サイトを調べてみても、マイスナー版(エンゲルス編集の第4版を、マルクス没後も増刷・発行したもの)は時々見かけますが、第2版はまったく見つかりません。第2版を収めた新MEGAのII/6も手に入れたいのですが、こちらも出回りものがないようです。
GAKUさん。今晩は。
マルクスをやると、このような面白い研究も副産物として生まれるんですね。ヘーゲルと並んでマルクスに関するエントリーも読ませていただきます。今のところ私の力では消化する力が足りませんが、何べんも何べんも、記事と睨めっこしております。(^○^)