音楽が聴きたい…

庄司紗矢香:バッハ&レーガーサイモン・ラトル指揮シベリウス交響曲全曲集ネーメ・ヤルヴィ指揮チャイコフスキー交響曲全曲集

音楽が聴きたくて聴きたくて、それで、久しぶりに新宿のタワーレコードでCDをまとめ買いしてきました。

1枚目は、庄司紗耶香さんの新盤。バッハのパルティータ1番、2番とレーガーのプレリュード&フーガという取り合わせ。ジャケットの写真が、すっかり今どきのお嬢さんという感じになっていたのにびっくりしました。(^_^;)

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駅前の桜はこんな感じ

駅前のソメイヨシノは咲き始めた樹もあれば、まだこれからという樹もあって、結構ばらばらです(おそらく街灯に近い桜の木のほうが早く咲くのではないでしょうか)。その中で、いちばん咲いているのがこの1本↓。

夜のソメイヨシノ 1 (2011年3月31日撮影)

夜のソメイヨシノ 1 (2011年3月31日撮影)

もう少しクローズアップにすると、こんな感じ↓。かなり咲いてますね。

夜のソメイヨシノ 2 (2011年3月31日撮影)

夜のソメイヨシノ 2 (2011年3月31日撮影)

福島第1原発40km地点でIAEA基準を超える放射性物質

国際原子力機関IAEAが、福島県飯館村の土壌から、IAEA基準のおよそ2倍にあたる1平方メートルあたり2メガベクレルの放射線を観測したと発表。同村は一部が20〜30kmの屋内退避地域に含まれるが、放射線が観測されたのは福島第1原発から約40kmの地点だそうだ。

飯舘村でIAEA基準超える放射性物質、避難区域の拡大圧力も:Reuters
福島・飯舘村、IAEA避難基準超す数値:TBS News-i

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東京電力専門家チームが2007年に津波の影響を分析していた!!

ロイターが、福島原発事故に関連して、興味深い「特別リポート」を掲載。2007年に、東京電力の原発専門家チームが、実は、福島原発をモデルにして津波の発生と原発への影響を分析していたと指摘している。

特別リポート:地に落ちた安全神話―福島原発危機はなぜ起きたか:Reuters

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桜はしっかり咲いてます

陽光(2011年3月29日撮影)

陽光(2011年3月29日撮影)

東京でも昨日、ソメイヨシノの開花が宣言されました。それで、そういえば新宿御苑の桜はどうなってるんだろう? と思い出して、昨日、昼休みに散歩をかねて一回りしてきました。

さすがにソメイヨシノはまだでしたが、早咲きの陽光という桜があちこちで赤い花を開いていました。写真は、丸花壇の近くで咲いていた陽光。

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ウェブ上のチャリティ・コンサート

東京フィルの荒井英治さん(ヴァイオリン、ソロ・コンサートマスター)、青木高志さん(ヴァイオリン、コンサートマスター)、須田祥子さん(ヴィオラ)、渡邉辰紀さん(チェロ、首席チェロ奏者)が、「ウェブ上でのチャリティーコンサート」ということで、弦楽四重奏の演奏を公開して、募金の呼びかけをされています。

音楽家として今何ができるか。Charity concert on the web|東京フィル公式ブログ「オーケストラをゆく」

曲目は、モーツァルト(L.Kember編):クラリネット五重奏曲イ長調Kv.581より第2楽章。You Tubeでも視聴可能です。

仙台フィルハーモニーは、26日、仙台市内で第1回の「復興コンサート」を開催しました。

仙台フィル「復興コンサート」(朝日新聞)

仙台フィルハーモニー管弦楽団の「復興コンサート」が開かれた仙台市宮城野区・見瑞寺=26日(朝日新聞)

故郷に帰る日は―歌声重ね、思い重ね 仙台フィル演奏会:朝日新聞

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桜が咲きました(^^)v

桜が咲きました(2011年3月28日朝撮影)

桜が咲きました(2011年3月28日朝撮影)

大地震と津波、それに原発事故で、花見どころではありませんが、今朝、駅前のソメイヨシノが花を開かせていました。

たくさんある桜の木のなかで、花を開いたのはこの1本だけでしたが、季節は着実に春に向かっています。

日本の原発災害マニュアルはなぜ8〜10km圏の避難しか想定していなかったのか

原発事故のさい、どう対処するかというマニュアルがこれ↓。原子力安全委員会がさだめた「原子力施設等の防災対策について」です。

原子力施設等の防災対策について:原子力安全委員会(PDF:2.49 MB)

で、これを読んでいくと、原子力発電所の場合、「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)の「めやすの距離」として約8〜10kmという数字が上げられています(13〜14ページ)。

これにもとづいて、全国にある原発の地元自治体では、原発で事故が起こった場合、8〜10km圏で住民避難の計画をたてています。しかし、今回の福島原発の事故で、20km圏内は避難、20〜30km圏は屋内退避となっていて、はたしてそれで十分なのかどうかが問題になる事態に立ち至っています。それから考えると、8〜10kmというのはあまりに狭いというか、ささやかな想定です。しかし、マニュアルには、「技術的見地から十分な余裕を持たせ」たものだとされています。

なんで、こんなことになっているのか? と思って、マニュアルを読んでみました。

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東京電力 5グループをさらに細分化

東京電力が、計画停電の運用を改善するということで、第1〜第5までの各グループ内をさらにA〜Eに細分化することを発表しました。

プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力

細分化された地域分けの詳細は、こちら↓から確認できます。

グループ別対象地域詳細(PDF 119KB)

今後は、「第1グループの一部で停電を実施する」という代わりに「第1グループのA、C、Dで停電を実施し、B、Eは実施しません」というように、よりきめ細かく発表されることになるようです。

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大震災、犠牲者1万人を超える

今回の大震災・津波で犠牲となった方が、確認されただけで1万人を超えたそうです。毎日、新聞で死者が1000人ずつ増えていくことに愕然とさせられます。

あらためて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべてのみなさんにお見舞い申し上げます。

大震災 死亡確認1万人超える:NHKニュース

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原子力安全委 20〜30km圏に「積極的自主避難」が望ましい

政府が、現在屋内退避となっている福島第1原発20〜30km圏についても、住民に「自主避難」を促しました。

枝野官房長官の発表だと、「必要な物資が届かず日常生活が困難になってきている」というのがその理由のように聞こえますが、原子力安全委員会発表では、「放射性物質の放出が収まる見通しが立っていない」 ((原子力安全委員会「緊急時モニタリング及び防護対策に関する助言について」(2011年3月25日発表、第19回原子力安全委員会第1号)では、次のように指摘されている。
 「今後なお、放射性物質の放出が継続すると考えざるを得ない状況を踏まえると、20〜30kmの屋内退避区域のうち、線量が比較的高いと考えられる区域に居住する住民については、積極的な自主的避難を促すことが望ましい」
 「線量が比較的高いと考えられる区域」とは、23日に原子力安全委員会が発表した「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の試算について」で、試算された被曝線量の高い地域のことと考えるのが妥当だろう。))ことが主たる理由になっています。

「ただちに健康に影響はない」「いまの水準程度なら大丈夫」という「安心理論」はもはや成り立たなくなってきた、ということです。「放射性物質の放出が収まる見通し」が立たない以上、30km以遠なら絶対安全だということもできない、ことになります。

30キロ圏内も自主避難促す:NHKニュース
“自主避難の促進望ましい”:NHKニュース
被ばくの水、放射性物質の濃度は1万倍:TBS News-i
“3号機原子炉 損傷の可能性”:NHKニュース
【放射能漏れ】原発・北西40キロ飯館村土壌からヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3000ベクレル 文科省:MSN産経ニュース
【放射能漏れ】汚染は数十年続く 避難範囲広がる恐れも指摘 仏原子力当局:MSN産経ニュース

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仙台フィルが被災地で復興コンサート

仙台フィルが6月までのコンサートを中止せざるを得なくなったことは、前にもご紹介しましたが、その仙台フィルが、被災者に直接音楽を届けようと、「復興コンサート」を始めるそうです。

まずは第1回のお知らせが、仙台フィルのホームページに掲載されていました。

ニュース:仙台フィルハーモニー管弦楽団

まだ音楽どころでは…という方もいらっしゃるでしょうが、音楽だからこそ伝わる気持ち、あるいは音楽だからこそ癒されるということもあります。仙台フィルのみなさん、応援しています。

涙なしには読めません

『議会と自治体』2011年4月号

『議会と自治体』2011年4月号

日本共産党の発行する『議会と自治体』4月号。

巻頭には、今回の大地震・津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の戸羽太市長と中里長門前市長の対談がおさめられている。

戸羽太候補は、今年2月の市長選挙で、民主党小沢一郎氏のお膝元で、見事に中里市政の継承を果たした。そのおよそ1ヶ月後に、今回の地震と津波で、陸前高田市は大きな被害を受けた。もちろん対談は、震災前の2月23日におこなわれたもの。借金を減らし財政の見通しを立てながら、市民の暮らしと営業に光を当ててきた2期8年の中里市政を受け継いで、「市民参加と協働のまちづくり」をすすめようという戸羽新市長の姿勢が伝わってくる。

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単位の話 ベクレル

福島第1原発を中心にして、露地物野菜などから、放射性物質(ヨウ素、セシウムなど)が検出され、出荷停止、摂取停止の措置がとられた。さらに、都内でも、1平方メートルあたり5300ベクレルのセシウム137、3万2千ベクレルのヨウ素131が検出されただけでなく、浄水場でも放射性ヨウ素131が1リットル当たり210ベクレル検出された。

いよいよ日々、食べる物、飲む物が放射能に汚染されるという事態になってしまったといえる。

このレベルで考えられる放射線の健康被害は、将来の発癌率が高まることだから、オイラのような50歳代以上は、ある意味、腹をくくって暮らしていくしかない。しかし、現在妊娠している方、そして小さなお子さんは、できるだけそうしたものを摂取しないですませられるように、細心の注意を望みたい。

首都圏、放射性降下物増える 東京で前日比10倍も:朝日新聞
都の水道水 放射性物質を検出:NHKニュース

ところで、これらのニュースに新しく登場した単位ベクレル。1秒間に1個の原子核が崩壊して放射線を放つと1ベクレル。だから、1平方メートルあたり5300ベクレルのセシウム137、3万2千ベクレルのヨウ素131を検出したというのは、1平方メートルのなかで1秒間にセシウム137の原子5,300個とヨウ素131の原子3万2,000個が崩壊しているということ。

ベクレル

ベクレル(becquerel, 記号: Bq)とは、放射能の量を表す単位で、SI組立単位の一つである。1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1ベクレルである。たとえば、370Bqの放射性セシウムは、毎秒ごとに370個の原子核が崩壊して放射線を発している。なお、放出する放射線の強さ(エネルギー)とは異なる。(Wikipedia日本語版、2011年3月23日)

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計画停電 5グループをさらに細分化するというが

東京電力が、計画停電について、現在の第1から第5までの5つのグループを、それぞれさらに5つに細分化して、停電の予定を発表することにした。

計画停電 5グループを細分化 NHKニュース

しかし、このブログで前に指摘したように、現在でも、東京電力は、各グループを変電所ごとに14〜18の系統に分けて、計画停電を実施している。市町村ごとにきっちり分けられないのは、市町村や丁目の境界をこえて電線が引かれているから。グループを細分化したからと言って、グループ分けが市町村ごとにすっきりするわけではない。

現在では、こちらのページ(「お住まいのエリアから計画停電グループを調べる」)から、自分の住んでいる地域が第何グループなのかを知ることができる。

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日本学術会議が緊急集会「今、われわれにできることは何か?」

日本学術会議が、18日、緊急集会「今、われわれにできることは何か?」を開きました。

脆弱なシステム、改善に向け行動 大震災受け日本学術会議声明:日本経済新聞
原発事故 鎮静へ総力/学術会議が緊急集会:しんぶん赤旗

日本学術会議は、「日本学術会議法」にもとづいて設置されている「わが国の科学者の内外に対する代表機関」(同第2条)であり、独立して職務をおこなう(第3条)とともに、「科学を行政に反映させる」ため、あるいは「科学を産業及び国民生活に浸透させる」ために必要なことを「政府に勧告する」権限を与えられています(第5条)。

日本学術会議の報告はこちら↓。

日本学術会議 緊急集会「今、われわれにできることは何か?」に関する緊急報告

そのなかでは、学術会議にふさわしく、さまざまな貴重な提案が指摘されています。

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僕たちに音楽を聴かせてください

東京では、コンサートが次々と中止、あるいは延期となっている。ミューザ川崎は、前に紹介したように、ホールの天井が落下して、当分使用不可能になった。安心して音楽に身をゆだねられる日が早く来てくれることを願わずにはいられない。

今日の「日本経済新聞」文化欄で、仙台フィルの正指揮者の山下一史氏が仙台市青葉区の青年文化センターで地震にあったときのことを書かれている。リハーサル直前だったが、楽団員・事務局のみなさん無事だったそうだ。

そのとき仙台は雪。山下氏が楽団員の車でホテルに向かう途中、「歩道は、雪の中、傘もささずに歩いて帰路につく人々の列が延々と続いていた」という文章が、直後の仙台市内の様子を伝えている。仙台フィルは、6月末までのすべての主催公演が中止になった。山下氏は「音楽の出番は必ず来る」と書かれている。その日が一日も早くおとずれんことを。

仙台フィルハーモニー管弦楽団

山形交響楽団は、11日、12日の公演は中止せざるをえなかったが、27日の「オーケストラの日2011」公演は「被災者応援コンサート」としておこなわれるそうだ。

山形交響楽団│Yamagata Symphony Orchestra

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巨大地震による原発事故にかんする吉井英勝議員の質問趣意書(3)

巨大地震にともなう原発事故の問題にかんする共産党・吉井英勝衆議院議員(比例・近畿ブロック)の質問の第3弾です。

こんどは、やはり2006年12月に、吉井議員が提出した質問趣意書(「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」)と、それにたいする安倍晋三内閣総理大臣の答弁書。

巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書

その全文は、インターネットで見てもらうとして、ここでは、質問と答弁とを組み合わせて、吉井議員が何を質問して、それにたいして、当時の安倍晋三自民党・公明党内閣がどう答えていたのかをわかりやすく再構成しました。

吉井議員の質問は、大きくは3つの柱からなっています。第1は、大規模地震時の原発のバックアップ電源について。第2は、沸騰遷移と核燃料棒の安全性について。第3は、データ偽造、虚偽報告の続出について。

まずは、第1の「大規模地震時の原発のバックアップ電源について」から。

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