自民党は懲りずに新憲法制定を新綱領案にかかげるつもりらしい

まだ第一報的なものだけど、共同通信が要旨を流している。綱領に新憲法制定をかかげるだけでなく、自民党の新憲法草案の第2次案をつくるらしい。第1次案として条文まで公表し、任期中の憲法改正を掲げた安倍内閣が惨めに破産したにもかかわらず、懲りない面々である。

他方、新綱領にはもはや「小さな政府」という言葉は登場しないらしい。小泉改革の誤りは、自民党も否定できないということだ。

自民党:新綱領原案まとまる 新憲法制定など掲げ : 毎日新聞
自民新綱領原案の要旨 : 共同通信
自民党、市場主義から財政再建へ 新綱領原案 : 中国新聞
憲法改正、自民が「第2次草案」策定へ(読売新聞) – goo ニュース

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今週の「九条の会」(12月12日まで)

全国各地の草の根で活動している「九条の会」のニュースを、インターネットの中から拾い集めています。12月8日の対米英開戦日をはさんで、各地で取り組みがおこなわれました。過去のなかに消え去ってしまったニュースはお許しください。

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今週の「九条の会」(11月8日まで)

全国各地の草の根で活動する「九条の会」のニュースを、インターネットの海の中から拾い集めています。

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今週の「九条の会」(10月15日まで)

全国各地の草の根でがんばっている「九条の会」の活動を、インターネットのニュースの中から拾い集めました。

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明治憲法「不磨の大典」は実は見掛けだけ

歴史科学協議会の『歴史評論』2009年11月号で、名古屋大学の増田知子氏が「日本近代史における憲法研究の展開」という論文を書かれている。

憲法史研究の新動向などを取り上げた短い論文だが、そのなかで増田氏は、明治憲法(大日本帝国憲法)について「政治権力の規制という点では空疎な憲法」であり、「『不磨の大典』は装飾にすぎなかった」と指摘されている。

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今週の「九条の会」(9月30日まで)

全国各地の草の根でがんばる「九条の会」の活動を、インターネットのニュースの中から拾い集めました。総選挙ですっかり途絶えてしまいましたが、また再開します。

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これが「しんぶん赤旗」に載った野中広務氏のインタビュー

「しんぶん赤旗」2009年6月27日付

すでに、大阪の中村さんから「日刊スポーツ」での反響をコメントしていただきましたが、これがその「しんぶん赤旗」に載った元内閣官房長官・野中広務さんのインタビューです。

実際読んでみると、なかなか胸をうつものがあります。これが、選挙の時には京都で共産党攻撃の先頭に立ったこともあるあの人物の言葉かと思ったりもしますが、最後に、「蟹工船」ブームなどに触れて、若い人たちが動き始めていることに、日本が「平和な国としてやっていけるスタート台に立てるのではないかと思っています」という感想を述べておられるのが印象に残りました。

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今週の「九条の会」(6月22日まで)

全国各地の草の根で活動する地域の「九条の会」の様子を、インターネットを流れるニュース記事から拾い集めています。日付は新聞掲載日もしくはインターネット配信の日付です。

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今週の「九条の会」(5月31日まで)

遅くなりましたが、5月の全国各地の「九条の会」の活動の様子です。インターネットを流れるニュース記事から拾い集めました。

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今週の「九条の会」(5月4日まで)

全国各地の「九条の会」の草の根での活動を紹介するニュースを、インターネットのなかから拾い集めています。憲法記念日にあわせて、全国各地でさまざまな取り組みがおこなわれました。ここに集めたのは、ほんのその一部だと思います。

ノーベル賞の益川敏英さんは、3日に東京で開かれた憲法集会でも講演されましたが、その前日2日も京都で瀬戸内寂聴さんとともに講演されています。「九条の会」呼びかけ人で作家の大江健三郎氏は長野で、澤地久枝さんは栃木で講演。長野では、講演に先だって、高校生が大江さんと交流しています。うらやましいですねぇ。(^^;)

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憲法記念日 地方紙の社説を読む

憲法記念日の地方紙の社説を眺めてみました。愛媛新聞や信濃毎日新聞などが連続社説を掲載している。

愛媛新聞は、5/2付では「9条 いま捨てるのはもったいない」と題して、「9条の歴史は、政府による苦しい解釈と歪曲(わいきょく)の変遷である」と政府の動きを批判し、世界に「日本国憲法の9条精神を評価する動きが広がっている」ことに注目して、「憲法前文に掲げた『崇高な理想』こそ海外に伝え、『平和のうちに生存する権利』を追求していく努力」を呼びかけているのが注目される。河北新報は、北朝鮮のミサイル発射に触れながら、「憲法の前文(「平和のうちに生存する権利」)や9条に表される『平和的生存権』にこだわらないわけにはいかない」と述べている。

ほかにも、「派遣切り」の動きなどにふれて、「健康で文化的な」生活をおくる権利を定めた第25条の実現を求める社説が目立つ。

北海道新聞は、9条と25条に注目して、「人として生き、平和を守る手段としてこの憲法を活用したい」「貧困にむしばまれた社会を憲法の理念に沿って立て直すときだ」と訴えている。神奈川新聞は、小林多喜二の『蟹工船』にも触れながら、人権や豊かな生活の保障は、戦前来の労働者などのたたかいによってかちとられたものであるとしている。中国新聞は、「貧困の原因は社会の経済制度そのものの中にあり、手当ては国の責務―という姿勢が明快だ」と指摘している。高知新聞は「生存権の危機」は「特別な人」だけの問題ではない、と主張している。

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今週の「九条の会」(4月28日まで)

全国各地の草の根で活動している「九条の会」の活動を報道するニュースを、インターネットから拾い集めています。

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今週の「九条の会」(4月4日まで)

全国各地の「九条の会」の活動の様子を伝えるニュース記事を、インターネットから拾い集めています。

「九条の会」呼びかけ人の奥平康弘さんのインタビューが、「毎日新聞」大坂版3月16日付夕刊に掲載されました。

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読売新聞がどうしても報じたくない事実 憲法9条改正反対はやっぱり過半数

読売新聞が毎年行なっている憲法「改正」世論調査。

昨年の調査で、「憲法を改正する方がよい」42.5%にたいし「改正しない方がよい」43.1%と、改正反対が上回ったことに衝撃を受けた読売新聞ですが、今回の調査では、「改正する方がよい」が51.6%となり、「再び改正賛成の世論が多数を占めた」ことに安堵したのか、見出しでも「憲法改正『賛成』52%」の文字が躍っています。

しかし、調査結果を詳細に読むと、憲法9条については改正反対がやっぱり過半数を占めていることが明らかになっています。9条第1項と第2項に分けた質問で、それぞれ、「改正の必要がある」と答えたのは第1項17.7%、第2項42.0%なのにたいし、「改正する必要はない」は第1項77.5%、第2項50.9%となっています。 ((この結果に触れた読売新聞の解説は以下のとおり。1項、2項どちらについても「改正の必要はない」が過半数を超えているのだが、そのことへの具体的な言及はどこにもない。
 「9条では『戦争を放棄すること』を定めた1項を改正する必要があると思う人は18%(昨年13%)、『必要ない』は78%(同82%)となっている。
 一方、『戦力を持たないこと』などを定めた2項は、改正の必要が『ある』42%(同37%)、『ない』51%(同55%)だった。改正の必要があるとの答えは初めて4割を超え、自衛隊の憲法上の位置付けを明確にすべきだとの世論の広がりを反映したものとみられる。」))

憲法改正「賛成」51.6%、再び多数占める…読売世論調査(読売新聞)

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今週の「九条の会」(3月15日まで)

全国各地で草の根で活動している「九条の会」の様子を伝えるニュースを、インターネットの中から拾い集めています.

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今週の「九条の会」(3月7日まで)

全国各地の草の根で活動している「九条の会」のニュースを、インターネットの中から拾い集めてみました。ずいぶんと間があいてしまいましたが、忘れずに続けたいと思います。

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ラザレフ降臨!!

日フィル・アレクサンドル・ラザレフ首席指揮者就任披露演奏会

今月の日フィルは、新首席指揮者アレクサンドル・ラザレフの就任披露演奏会。当日券を買って、池袋の東京芸術劇場で聞いてきました。

ラザレフは、定期演奏会では、プロコフィエフの交響曲をシリーズで演奏しますが、今日は、リストとチャイコフスキーというプログラムです。ピアノは小山実稚恵さん。

  • リスト:交響詩《プレリュード》
  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  •   休憩
  • チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調

ラザレフはご機嫌でのりのりの演奏。弦がきれいな音を響かせて、チャイコもチャーミングなだけでなく、非常にメリハリのきいた演奏でした。(^_^)v

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今週の「九条の会」(11月10日まで)

全国各地の草の根で活動している「九条の会」にかんするニュースをインターネットの中から拾い集めています。憲法公布の11月3日を中心に、各地で集いや講演会が開かれました。

平和フェスタin湖西:講演やパネルで平和を訴える憲法フェスタ――大津/滋賀(毎日新聞 11/9)
講演会:雨宮処凛さん、9日に秋田大手形キャンパスで/秋田(毎日新聞 11/7)
講演会:憲法9条守る事が平和の道筋を作る ネットワーク、中区で/広島(毎日新聞 11/6)
九条の会徳島:「9条を次世代へ」澤地久枝さん訴え――徳島でつどい/徳島(毎日新聞 11/4)
平和訴え 九条のつどい(朝日新聞 マイタウン徳島 11/4)
憲法9条を守ろう 苫小牧の市民団体が街頭集会(北海道新聞 11/4)
護憲の意義考える 土山・元長崎大学長と翻訳家の池田氏が対談(長崎新聞 11/4)
「9条守る責務重い」(朝日新聞 マイタウン長崎 11/4)
市民ら「迫力すごい」・・・旧三池鉱などを特別公開(読売新聞 11/4)
「憲法空洞化」に危機感(中国新聞 11/4)
9条守れ! 憲法集会に1000人超(京都民報 11/4)
バンクーバーで「平和をつなぐキルト」作り―ホワイトロックの主婦ら中心に(バンクーバー経済新聞 11/4)
平和憲法を力に(朝日新聞 マイタウン岐阜 11/4)
「九条の会・石川ネット」が県民集会(北陸朝日放送 11/3)
新テロ法延長許すな 9条乙訓ネット(京都民報 11/3)
新テロ特措法:7割が「反対」 JR沼津駅前で市民団体が投票/静岡(毎日新聞 11/2)
アメリカで9条守るたたかい 在米の薄井雅子さん(京都民報 10/30)

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今週の「九条の会」(10月28日まで)

全国各地の草の根で活動する「九条の会」にかんするニュースをインターネットの中から拾い集めています。

解散・総選挙ぶくみの状況が推移したため、イベントはやや少なめになったようです。

講演:憲法9条を世界に 英国出身・ワードさん、熊本で/熊本(毎日新聞 10/28)
「9条と私」それぞれに/平和憲法語る集い(朝日新聞 マイタウン大分 10/27)
池田香代子さん:「世界がもし100人の村だったら」著者、和歌山で講演/和歌山(毎日新聞 10/22)
守ろう九条 呉で邦楽と講演(中国新聞 10/11)
札幌学院大学「九条の会」設立総会(北海道新聞)

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