「社会変革をめざした先輩 マルクス、エンゲルス」をアップしました

昨年9?10月に、「民青新聞」に連載した「社会変革をめざした先輩 マルクス、エンゲルス」(全3回)をアップしました。

「民青新聞」編集部から、『蟹工船』ブームや「派遣切り」などで「この世の中、ちょっとおかしいぞ」と声を上げ始めた若い世代の人たちに、「マルクスってどんな人?」というのを紹介してください、ということで依頼されて、締め切りに追われつつ書いたものです。

社会変革をめざした先輩 マルクス、エンゲルス – PukiWiki

不破哲三『古典への招待』紹介

不破さんの『古典への招待』(新日本出版社)の上巻と中巻について、雑誌『経済』に執筆した「読書ノート」をアップしました。それぞれ、同誌2008年6月号と2009年4月号に書いたものです。

『古典への招待』を読もうという方のご参考になればと思います。

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新刊紹介の原稿をアップしました

恩師・佐々木潤之介先生の遺著『江戸時代論』(吉川弘文館)と中村政則先生の『戦後史』(岩波新書)の紹介原稿をアップしました。

中村先生の『戦後史』について、前にコメントしたときは、とりあえず気になったところをあれこれ書きましたが、あらためて読み直してみて、全体的評価抜きでのつまみ食い的コメントはまったく正しくないと思いました。

同書で中村先生は、戦後史をみていく視点として、3つの軸を提起していると思います。「憲法」「アジア諸国との関係」「日米関係(というか、安保条約に代表される対米従属的関係)」の3つです。そのことは、とくに最終章で、9・11以後を「新しい戦争」の時代ととらえ、テロ特措法など自衛隊海外派兵がさらに進んだこと、それとの関連で憲法9条の改悪の動きが進行していること、そして小泉首相の靖国神社参拝問題にみられるようなアジア諸国との関係悪化にたいする批判として明確に提示されているのですが、こんど読み返してみて、実は、戦後の始まりのところから、そういう視点で書かれていることにようやく気がついたような次第です。

いまの時期に、憲法や対アジア関係、対米従属という問題を基軸にすえて著作をあらわされたというのは、やっぱり、さすが中村政則先生だと思います。中村先生、出来の悪い学生ですんませんでした。m(_’_)m

「僕の書いたもの」に原稿をアップしました

「僕の書いたもの」に、私の論文「資料と解説 “靖国史観”と日本の侵略戦争・植民地支配」をアップしました。『月刊学習』8月号に掲載されたものです。

日本の侵略戦争と植民地支配の歴史を簡単にまとめました。雑誌掲載のさいは史料を相当省略せざるを得なかったので、おいおい資料編をアップしたいと思います。