日韓関係がにわかに行き詰まってしまったことから、日本の外交についてつぶやきました。
「韓国」カテゴリーアーカイブ
大学授業料半額を求めて2万人が集会!!
大学の高学費に、ついに学生たちが立ち上がりました!!
といっても、これは韓国でのお話。「朝日新聞」は1万人と書いていますが、韓国「中央日報」によれば2万人だそうです(ただし、警察発表は5000人)。
ソウルで学生1万人集会 「学費半額に」訴える:朝日新聞
清渓広場に集まった2万人 「大学授業料を引き下げろ!」:中央日報
北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃は許されない!!
北朝鮮が韓国・延坪島にたいしておこなった砲撃。これまでに、韓国軍人2人、民間人2人の死亡、民間人を含む負傷者が出ている。
確かに北方限界線(NLL)は、停戦ラインとは違って、国連軍(米軍)が一方的に設定したもので、北朝鮮側は認めていないとはいえ、延坪島が韓国側に属することは北朝鮮も休戦協定で認めてきた。そこへ突然砲撃を加えるのは、韓国側の軍事演習を「挑発」だと言っても、とても正当化できるものではない。
北朝鮮の国内的な事情や「意図」についてあれこれ論評するむきもあるが、大事なことは、こうした攻撃が許されないことだということで国際社会が足並みをそろえること。そして、この事態を平和的に解決すること。そういう立場で日本も役割を果たせるかどうかだ。
今回の事態について、日本共産党の志位和夫委員長が談話を発表。
北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃について 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
北朝鮮に抗議するにせよ、国際社会にはたらきかけるにせよ、いずれにしても、日本政府が誰がどこから見ても北朝鮮の今回の砲撃は許されないという論立てをしっかりさせることが大切だ――志位委員長の談話を読み、あらためてそう思いました。
盧武鉉前大統領が自殺
韓国前大統領の盧武鉉氏が山歩き中に飛び降り死亡。
全斗煥、盧泰愚元大統領などのように、公判を受けることに絶えられなかったのでしょうか。盧武鉉政権がなし遂げようとしたもの、あるいは韓国の多くの人々が盧武鉉氏に期待したものを考えると、残念でなりません。
海外メディアはなぜ日本共産党に注目したか?
このブログでも、海外のメディアが日本共産党に注目している様子を紹介してきましたが、共産党の発行する雑誌『女性のひろば』6月号では、逆に、日本共産党を取材した海外メディアに「なぜ日本共産党を取材したのですか?」と取材する、というおもしろい企画をやっています。(^^;)
登場するのは、イギリスの公共放送BBC、スウェーデンの第3の日刊紙「シドスベンスカ・ダグブラデット」、韓国の新聞「ハンギョレ」の記者さんたち。どれも、どうして日本共産党に注目したのかよく分かります。
たとえばイギリスBBCの記者は、「イギリスでも格差と貧困の問題はあります。しかし、イギリスにはネットカフェ難民はいません」、「世界第2の経済大国で、共産党がこれほどがんばっているのは驚きです」と語っています。
このブログでも紹介したスウェーデン「シドスベンスカ・ダグブラデット」紙の記者は、こんなふうに語っています。
韓国紙が日本共産党・志位委員長にインタビュー
韓国の中央日報が、日本共産党の志位和夫委員長にインタビューをおこないました。
やっぱり注目点は、経済危機の中で日本共産党への入党者が増えていること。韓国は民主化が進んだとはいえ、共産党は存在しないし、共産主義といえば北朝鮮を思い浮かべるお国柄だろうから、なぜ日本で共産党入党者が増えているのか、不思議でしかたがないのではないでしょうか。同時に、韓国でも格差の拡大や世界的な金融危機の影響は深刻です。そのあたりにも、日本共産党に注目した理由もありそうです。
ウォンが大幅下落
韓国ウォンも10年ぶりの安値
問題はアイスランドだけではなさそうです。お隣・韓国のウォンも、なかなかつらいところに来ているのかも知れません。
韓国民主化の出発点 「光州5・18」
ようやく見て参りました。昨日、映画の日に、シネカノン有楽町2丁目で。(今年6本目)
韓国の国民は「アメリカ言いなり」に甘んじてはいないようだ
韓国・ソウルで行われた米国産牛肉の輸入再開への抗議デモ=2008年6月5日撮影(AFP)
韓国では、2月に大統領に就任したばかりの李明博政権が窮地に立たされている。4月に、米国産牛肉の輸入自由化を認めたことにたいする抗議が続き、ソウルでは、中心部がデモ隊によって埋め尽くされている。当選直後には70%あった大統領の支持率も20%に急落。ついに、閣僚全員が辞意を表明するところにまで追い込まれる事態になった。
韓国、全閣僚が辞意表明 牛肉批判で関係閣僚更迭へ(MSN産経ニュース)
韓国大統領、改革推進で危機打開訴え ソウルでは2万人集会(AFPBB News)
韓国地方選、与党ハンナラ党が惨敗(AFPBB News)
韓国:大統領支持率20% 米国産牛肉輸入規制撤廃で急落(毎日新聞)
米第8軍司令部のハワイ移転、韓国国防部が確認
先日の、在韓米軍第8軍司令部のハワイ移転を、韓国国防部が確認したようだ。
司令部はハワイに移転させるが、在韓米軍自体は作戦能力を強化する、ということらしい。つまり、再編は、指揮命令系統、部隊編成・運用の方面に限られるのかも知れない。そうなると、いよいよもって在日米軍の司令部機能がどうなるか、あるいは日本に移ってくる米陸軍第1軍団司令部がどう指揮系統のもとで運用されるのか、が問われてくる。
在韓米軍司令部が2012年にハワイ移転?!
在韓米軍の司令部が2012年をメドにハワイに移転するらしい。
在日米軍基地の司令部もハワイに移転するという話があった。在日米軍基地の再編の中で立ち消えになった格好になっているが、アメリカは、本格的にハワイへの機能集中をはかっているのかも知れない。
在韓米軍司令部、2012年めどにハワイ移転…韓国紙報道(読売新聞)
米第8軍司令部、2012年ハワイに移転(韓国:中央日報)
米第8軍司令部、韓半島専担軍から北東アジア機動軍に(韓国:中央日報)
ユゴ 大統領有故
正月恒例?で、映画を見てきました。今年は、韓国・朴正熙大統領暗殺事件をとりあげた「ユゴ 大統領有故」。今年1本目。
第2期「日韓歴史共同研究」 第2回全体会合開かれる
第2期の日韓歴史共同研究が始まりました。といっても、全部のテーマでの合意にはいたらず。
しかし、第1回のときのように、韓国側が日韓の歴史認識を問う大きなテーマをとりあげたのに対して、日本側は、学会の個別報告みたいな小さなテーマばかり取り上げていたのでは、「共同研究」にならない。韓国側の問題提起を受け止めて、日本側として日韓の歴史をどう考えるのか、真正面からの議論を望みたい。
金大中事件、再調査ためらう日本政府
1973年の金大中事件について、韓国政府の「過去事件の真相究明委員会」が調査報告書を公表。委員長の安炳旭は、記者会見で、日本政府が再調査に圧力をかけていたことを批判。
事件は韓国のKCIAによる日本の主権侵害行為。本来なら、日本は、事件の真相解明を望んで当然なはず。それを嫌がるのは、2度にわたって「政治決着」と称して、主権侵害をうやむやにしてきたから。あらためて日本政府の姿勢と責任が問われる。
金大中事件 日本側、調査中止要請か 究明委員長「間接に圧力」(東京新聞)
再調査に日本側が難色と究明委=金大中事件報告書?韓国(時事通信)
金大中事件 日本も再調査を(NHKニュース)
読売新聞 日中韓共同世論調査
読売新聞が、日中韓3国で共同世論調査を実施。ただし、日本と韓国は個別面接調査だが、中国はインターネット調査。
南北首脳会談へ
韓国の盧武鉉大統領が訪朝して南北首脳会談がおこなわれることに。
アメリカ政府も「歓迎、支持」の談話を発表しており、アメリカと協議しながら首脳会談の交渉がすすめられたことが分かります。
竹島「密約」が明らかに
竹島(韓国名・独島)の領有をめぐって、日韓基本条約を締結する5カ月前に、日韓のあいだで「密約」があったことが明らかに。その内容は、以下の4つ。
- 竹島(独島)は今後、日韓両国ともに自国の領土と主張することを認め、同時にこれに反論することに異議を提起しない。
- 将来、漁業区域を設定する場合、両国が竹島(独島)を自国領土とする線を画定し、2線が重複する部分は共同水域とする。
- 現在韓国が占拠した現状を維持する。 しかし警備員を増強したり新しい施設の建築や増築はしない。
- 両国はこの合意をずっと守っていく。
安倍首相「強制の証拠はない」発言をめぐって
従軍慰安婦について、安倍首相の「強制の証拠はない」とする発言をめぐる動き。アメリカでは、日本政府が米下院の元従軍慰安婦決議案の採択阻止の動きと合わせて、「河野談話見直しの準備」と報道されています。世耕補佐官があわてて「河野談話を継承」と弁解。
韓国でいくら批判がでても無視するのに、アメリカで批判されると大あわてで弁解する。いかに自民党の政治家たちが韓国を軽視しているかという証拠。この問題を、あれこれの言い逃れですませようとするあたり、ますます日本政府の不見識を照明する結果に。
従軍慰安婦「強制の証拠ない」=河野談話の見直し否定せず?安倍首相(時事通信)
米下院の元慰安婦決議案 日本、通過阻止で首相まで総力ロビー(東亜日報)
河野談話見直し準備と報道 首相発言で米紙(東京新聞)
「首相は河野談話を継承」 慰安婦問題で世耕補佐官(Sankei WEB)
映像的にも楽しめる作品 「王の男」
天気予報では雨が降るかも知れないと言われていましたが、12月にオープンしたばかりの新宿ガーデンシネマで、韓国映画「王の男」を見てきました。(本年1本目)
【あらすじ】
16世紀初頭、漢陽にやってきた旅芸人チャンセンと相棒の女形コンギル。都で時の王ヨンサングンが、妓生上がりの官女と日夜遊び呆けている噂を聞きつけた2人は、芸人仲間と宮廷を皮肉った芝居を始める。興行は人気を博すものの、一座は侮辱罪で逮捕されてしまう。重臣に「王を笑わせることができれば、侮辱ではない」と反論したチャンセンたちは、死をかけて王の前で芸を披露する。彼らの芸は王を魅了することができるのか…。(goo映画より)
国王ヨンサングン(燕山君)は、朝鮮王朝第10代、韓国では誰もが知っている暴君だそうです(在位1494?1506年)。あまりの暴君ぶりに、臣下である重臣たちによって王位を追われ、国王への追号である「宗」を贈られず、国王の兄弟を表わす「君」号で呼ばれることになったほど。ちなみに、追放されたヨンサングンに代わって擁立されたのが、チャングムが仕える中宗(チュンジョン)だそうです。
事前の広告では、上の「あらすじ」に書かれたようなストーリーが紹介されていたので、当然僕も、はたして国王は笑うのか? と思ってみていました。でも映画が始まったら、2人はさっさと捕まってしまうし、さっさと国王の前に引き出されてしまうし、しかも芝居はガタガタ…。「え、 こんな早く話が展開して大丈夫なの??」と思ってしまったのですが、じつは、そこから後が面白かった!!
しかし、それは見てのお楽しみです。(^_^;)